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★MotoGP2016 ヴァレンティーノ・ロッシ「あと数年はヤマハで走るつもり」

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今シーズン限りで引退か?とも言われているロッシ選手ですが、インタビューの中であと数年はヤマハで走ると明言しています。39歳になったら4輪でル・マン24時間耐久やダカールラリーに出たいと語っていますので、本人の意向としては2017年と2018年の2年契約をしたいという事でしょう。ただ、これも本人がいつも語っているように序盤の6戦ほど走った段階で十分な戦闘力があれば。。ということだと思います。いずれにしてもプレシーズンのテストでは高い戦闘力を発揮しているロッシ選手ですので、開幕戦も表彰台には間違いなく絡んでくるのでなないかと。

★MotoGP2016 ヴァレンティーノ・ロッシ「あと数年はヤマハで走るつもり」

ヴァレンティーノ・ロッシは39歳の時点でMotoGPを引退すると語ったが、それまでは引き続きワールドタイトルを狙っていくとしている。ロッシは昨シーズンに、あと僅かなところで10度目の世界タイトルを獲得するチャンスを逃した。しかしロッシは3/20から始まる新たなシーズンに向けて集中しており、さらに自身の素晴らしいキャリアを終える前に2年間現役を続ける考えだ。


Q

「毎朝起きてミラーを眺めて、自分自身に何と語るのでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「どのように毎朝起きるのかが大事だね。起きて最初の30分間は何も考えずに、自分を見つめなおすようにしています。」


Q

「ディエゴ・マラドーナ、カール・ルイス、モハメド・アリ、アイルトン・セナ、マイケル・ジョーダン、ウサイン・ボルト、ロジャー・フェデラーに例えられる事もありますが、それはどのような感じですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「大いなる栄誉です。彼らを若いことから眺めていて、自分も彼らの域に達したんだと考えます。他の偉大なスターと比較されるのは嬉しいですね。」


Q

「若さを維持しているという事が素晴らしいと思いますが、誰かのように年齢を重ねていると思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分が若くみえる秘訣は2つの事柄から来ていると思います。1つは遺伝的なもので、もう1つは自分がしていることだね。自分は良く走るし、今でも若いライダーと良く話すんだ。でもリタイアしたら年は取るでしょうね。」


Q

「あなたがDucatiでレースをしていた時、お母さんのステファニアさんは、ブラッド・ピットをあなた役にして映画化を希望していましたね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ええ。今バリー・シーンの映画を作ろうとしてますよね。自分も見たいと思っているんですよ。もしブラッド・ピットが出るなら、彼は素晴らしい俳優だから良い映画になるでしょう。でも彼は自分役にはハンサム過ぎるから他の誰かのほうがいいかな。」


Q

「ルイス・ハミルトンはロス・アンジェルスに旅してパーティーを渡り歩いています。他のスター達はモンテカルロ、デュバイなどを訪れていますが、あなたはタヴッリアに留まっています。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「それは自分がこの場所に愛着を感じているからだろうね。自分は一緒に育った本当の意味での友達がいるからラッキーだと思います。彼らを信頼してますし。時にはハミルトンのように旅して回りたいという気もするんです。スーパーボウルを見たりリオのカーニバルを見たり。でも実際のところ自分はここでハッピーなので他の事はあまりしたくないんですよね。」


Q

「ウッチョ、アルビといった友人無くしては、あなたは同じヴァレンティーノでは無いということでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「そうでしょうね。彼らは自分のセーフティーネットなんです。それに彼らは素晴らしいサポートをしてくれますから。」


Q

「VR46は今や大きな企業で、90人もの従業員がいます。あなた自身素晴らしいビジネスマンだと考えたことはありますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「2007年に自分の人生は変わったんです。自分はそれを理解してロンドンには残らないと決めたんです。でも税の問題は振り返ってみれば良い事だったね。町のために何かが出来て、そこから色々なアイディアが出てくるというのは良いアイディアだと思ったんです。今は満足していますし、自分の人生は最高です。素晴らしいビジネスマンになるよりもね。素晴らしい人に恵まれているなと思います。」


Q

「タヴッリアに足りないのは、あなたの博物館ですね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「作ろうという話はしているんです。多くの展示物がありますからね。でも、まだもう少しかかりそうです。」


Q

「あなたに対して間違った事をした人物に対する意見を、あなたは絶対に変えないと言われていますが。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ええ。自分は冷徹なんですよ。」


Q

「という事は、あなたがマルク・マルケスと関係を再構築するという事はないということですね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ええ。ああいう事があった以上、もとの関係には戻れないでしょう。でも恐らくトラック上ではあと数年はライバルであることは変わらないでしょうから、互いに尊敬は忘れてはいけません。これが重要なことです。」


Q

「彼の能力を過大評価していた?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「それ以上でもそれ以下でもないですね。マルケスのトリックにまんまとかかったというわけで。彼は本当に自分を裏切ったんです。彼は自分のファンだと言っていたけど、それは嘘だったんだよ。彼の事を信じかけて良きライバルだと思い始めていたんだけど、結局それは全て嘘だったわけさ。アッセンで彼は自分を負かした時だけ友達面をするってことに気付いたんだよ。」


Q

「アラン・プロストやセナの写真をTwitterで良く投稿していますが、どちらがお気に入りの選手なんでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「セナがレースをしていた間は彼の事は好きじゃなかったんだ。自分はその時はナイジェル・マンセルを応援していたんだ。で、彼がフェラーリに加入した時にプロストを応援したんだ。でもセナが鈴鹿で1990年にした事は本当に好きなんだ。彼はそれまで懸命に働いていて、自分がなすべき事をしたんだ。彼は度胸があることを見せたんだよ。」


Q

「もしF1に参加していたら、今と同じ人間であったと思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「そうでしょうね。ただF1に参加しなかった事は後悔していません。それまでの素晴らしい夢と言えるものですが、きっと難しかったでしょう。MoGPを離れる気はありませんよ。自分は正しい決断をしたと思います。」


Q

「もう一度レースをして欲しいと思うライダーは誰でしょう?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「やはりケヴィン・シュワンツかな。自分のお気に入りのライダーなんだ。でもジャコモ・アゴスティーニやマイク・ヘイルウッドとレースがしてみたいとも思いますね。」


Q

「昨年と比べて、新しいシーズンを迎えるにあたってどのように感じますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「同じ感じだね。テストは良い形で進んで、昨シーズンの開幕戦は自分のキャリアの中でも最高のレースになりました。同じ事を繰り返すのは難しいですが、最低でも表彰台を獲得したいですね。」


Q

「ペナルティシステムが変更となりました。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「何がどう変わったかまだあまり把握していないんだ。自分がペナルティを食らう事は無いという人もいるけど、そんな事はないよね。マレーシアでペナルティを受けていたほうが、ヴァレンシアでチャンスを潰されるよりは良かっただろうね。」


Q

「ホルヘ・ロレンゾが倒すべき相手となりますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「彼とマルケスでしょう。今の段階ではロレンゾのほうがそうだと言えます。」


Q

「今後の契約を更新するつもりですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「5戦か6戦してみてからだけど、あと数年はヤマハで走ってみようと考えています。その頃には白髪も生えているだろうから十分かな。39歳になったら4輪のレース、ル・マン24時間耐久だとか、ダカールラリーに参加したいと考えています。」


Q

「自分のMotoGPチームを作ろうという事を考えたことは?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「あまり興味はないですね。Moto2やMoto3でやるほうが面白いでしょう。若い選手の成長を助けたいんですよ。」


Q

「家ではどのような感じで過ごすのでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分では料理が出来ないのでね。いつか料理を習いたいと思っているんですよ。小綺麗にすると思いますよ。」


Q

「なぜリンダと付き合っているのでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「化学反応のようなものなんです。彼女は自分より若くて似たような世界で働いています。自分達は常に一緒にいなくても大丈夫なんですよ。」


Q

「昨年セバスチャン・ヴェッテルがマレーシアで勝利し、あなたはカタールで勝利しました。来週の日曜にはお互いレースしていることになりますね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「もしヴェッテルが勝てば良い兆しでしょうね。でもスタートは良くても最後は残念な結果になるように物事は変わりますから。出来ればスタートが悪くて良い形で完走したいですね。」

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