気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★Ducati ダヴィデ・タルドッヅィ「ロレンゾにオファーは出していない」

Sponsored Link

色々な海外ニュースではDucatiがロレンゾ選手の獲得に動いているという噂が公然の事実というような感じになっていますが、トップライダーには当然興味があるとしながらも、Ducatiのダヴィデ・タルドッヅィがこれをばっさりと否定しています。

★Ducati ダヴィデ・タルドッヅィ「ロレンゾにオファーは出していない」

Ducatiのダヴィデ・タルドッヅィは、ロレンゾの2017年の契約についてオフォーをしているという噂を否定したが、どのチームもどの選手とも話をする事はあり得ると語った。2016年の終わりに10人のファクトリーライダーの契約は満了する。スズキのマーヴェリック・ビニャーレスは1年延長のオプションがあり、ロレンゾは現在の2年間に重ねてヤマハで契約を更新することを望んでいるが、彼がヤマハに移籍するという噂が存在する。しかしファクトリーチームのコーディネーターであるダヴィデ・タルドッヅィはCrash.netにこう語った。

ダヴィデ・タルドッヅィ

「早くから噂についてどうこうという事は話さないんです。ジャーナリストは書くのが仕事ですからね。あなたのことではないよ(笑)でもロレンゾに我々がオファーをしたというニュースは頭に来ました。というのもそれは誤りだからです。


タルドッヅィはDucatiのプライオリティは開幕までに、デスモセディチGPの戦闘力を可能な限り高めることだと語る。

ダヴィデ・タルドッヅィ

「今の段階では他のライダー達とは話はしていません。今はバイクを仕上げる事に時間をかけていて、ライダーに関するいかなる噂も歓迎しません。我々のライダーのラインナップには満足していますし、彼らが更に良いライダーになると思っています。マルケスやロレンゾなどに興味が無いという事はありません。彼らはトップライダーですから。将来的にはトップライダーの誰かがファクトリーシートに座っているかもしれません。繰り返しますが、我々のライダーには満足しています。ただ将来がどうなるかでしょうね。我々のライダーには残って欲しいですが、どのライダーも誰とも(※どのチームとも)話すわけですからね。これは普通の事です。この事実から目を逸らすことは愚かな事です。これは明らかな事ですが、我々も誰とも話していないという事も事実です。うちのライダーにも言っていることですが、うちのバイクのパフォーマンスを見せつけて欲しいと考えています。自分達にとってもライダーにとってもね。我々はこのバイクで何が出来るかをライダーに示し、彼らは自分の力で何が出来るかを我々に示す。話し合いはそこからでしょう。


実際ロレンゾはDucatiと関係が深い。ストーナーは、Ducatiが2009年にロレンゾと契約しようとしたという事がホンダへの移籍につながったと語っている。しかし2月のモヴィスターヤマハのプレゼンテーションの場で、ロレンゾは再度ヤマハに残りたいという気持ちを明らかにしている。ロレンゾは「過去二年間の経験から将来(の契約)がわかっていれば、少しだけですが良いライディングが出来るんです。常に頭の中にある事ではありませんが、無意識のうちにライディングに影響があるんです。しかし正直に言って急いではいません。数戦は待つことが出来るでしょう。来年の中盤までは待てると考えています。」と語っている。


カタールで契約についての進捗を尋ねられ、ロレンゾは「今のところ状況に変化はありませんね。」と語っている。

by Neil Morrison

www.crash.net