★Triumph(トライアンフ) 新型スラクストン/スラクストンRのスペックを公開
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日本でも根強い人気を誇るTriumphのスラクストンがリニューアルされたわけですが、スラクストンとスラクストンRのスペックが公開されましたのでご紹介します。エンジンは8バルブパラレルツインの1200ccエンジンを搭載していますが、先代が360度クランクを使用していたのに対して新型は270度クランクを搭載しているとのこと。そして何よりも大きな違いは水冷エンジンとなったということでしょう。新型エンジンは6,750回転で96馬力を発生し、先代よりも41%のパワーアップ、トルクは4,950回転で112Nmを発生し、先代よりも62%のパワーアップを果たしたそうです。
最初から上質な仕上げのサイレンサーが付いていますが、こちらはしっかりとEuro4の排ガス基準を満たしています。通常のスラクストンとスラクストンRのスペック上の大きな違いはサスペンションで、通常のスラクストンは前後にKYB(旧カヤバ)のサスペンションを装備するところ、スラクストンRはフロントにShowa製のビッグピストンフォーク、リヤにはオーリンズのフルアジャスタブルショックを装備しています。フロントブレーキに関してもスラクストンはNissinのキャリパーを装備するところ、スラクストンRはブレンボのモノブロックキャリパーをラジアルマウントとなっています。
シート高はスラクストンが805mmに対し、スラクストンRは810mmとなっています。車重はスラクストンが205.9kg、スラクストンRが203kgと僅かに軽量に仕上がっています。また2016年のバイクらしくABS、トラクションコントロール、ライドバイワイヤーのスロットル、ライディングモード(ロード/レイン/スポーツ)、前後LEDのライト、USBソケット、イモビライザーが装備されます。Triumphのその他のラインナップは別の記事でご紹介しています。 motomoto.hatenablog.com