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★カワサキ ZX-10Rのステアリングダンパーマウンティングボルトのリコールを報告

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カワサキの2016年型ZX-10Rにリコールです。内容はステアリングダンパーのマウンティングボルトの締め付けトルクが過大なため、使用を続けるとマウンティングボルトが破損するというもの。マウンティングボルトが破損する締め付けトルクって一体どれくらいなんだ?という気がしますが、ボルトの受けのほうは大丈夫なんでしょうか。。

★カワサキ 2016年型ZX-10Rのステアリングダンパーマウンティングボルトのリコールを報告

カワサキは、2016年型ZX-10Rのステアリングダンパーのマウンティングボルトがきつく締め付けられすぎているという事でリコールを届け出た。米国高速道路交通安全事業団(National Highway Traffic Safety Administration)によると、組み立ての最中にマウンティングボルトが規定のトルク以上で締め付けられている事が原因で、結果としてボルトが破損し、ステアリングダンパーブラケットの緩みなどから転倒の危険性が高まるという。

この問題はヨーロッパのディーラーによって1月に報告されていたもの。カワサキはその後アッセンブリーを調査し、マウンティングボルトがオーバートルクで締め付けられていることを発見した。剛性試験の中で、過大なトルクによって使用中にボルトが破損(破断)する事がわかったもの。2015年の10月28日から2016年1月18日に製造されたZX-10Rモデルがリコール対象となりアメリカで対象台数は805台に登る。この時期以降に製造されたモデルは適正トルクでマウンティングボルトが組み付けられている。カワサキのディーラーは対象となる車両のステアリングダンパーブラケットのマウンティングボルトの交換を順次行なう。


By Dennis Chung

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