★MotoGP2016 Ducati デスモセディチGP/デスモ16GPを公開
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Ducatiが2016年型のMotoGPプロトタイプマシン、Ducati デスモセディチGP/デスモ16GPを公開しました。名前が今までのGP15を引き継いでGP16になるかと思いきや少し変わったわけですが、何よりも目につくのはカウルと同色にカラーリングされたウイングレットでしょう。今年からレギュレーションでウイングレットの先端を尖らせておくことが出来なくなったために、よりいっそう航空機のようなシルエットになりました。ウイングレットの危険性については別の記事でもご紹介していますが、2017年からレギュレーションでウイングレットが廃止になるというのが本当であれば、Ducatiとしては2017年型マシンの開発は、また大変になるでしょうね。手元は以前ご紹介したMagneti Marell製のコントロールユニットを搭載しているようです。
Ducatiが2016年型のデスモセディチGP、デスモ16GPと呼ばれるマシンを公開した。Ducatiはファクトリー体制で、アンドレア・ドヴィヅィオーソ、アンドレア・イアンノーネという体制で今年のMotoGPチャンピオンシップに挑む。名前が変化したように、デスモ16GPは昨年のデスモセディチGP15からの進化モデルである。エアロダイナミクスの変化については少しの変化のみが見受けられる。大きな外観上の変化はナマズの髭のようにカウルから突き出した4本のエアロダイナミクスを向上させるための羽根だろう。
アクラポヴィッチのエキゾーストシステムは少し変化しており、下側にマウントされたエキゾーストは16GPのカウル下に上手く隠れている。大きな変化としては当然17インチホイールがあり、当然ミシュランタイヤを履いている。統一エレクトロニクスパッケージもデスモ16のECUの中に組み込まれているものだ。2016年のDucati デスモセディチGPには、今年ことDucatiにMotoGPでの優勝をもたらすマシンとして期待が持たれている。強大なパワー、シャープなハンドリングなど全てが揃っているとは言え、Ducatiコルセがカタールの前にやるべき作業は多いことだろう。
