★ヤマハリーニング・マルチ・ホイールMWT-9市販化か？

東京モーターサイクルショーでこの車両を現物で見た方も多いと思いますが、海外からの情報によるとこのバイクが市販化されるかも？ということです。ヤマハのTRICITYは実際に町で目にする機会が都内では多くなりましたが、通勤用には巨大な900ccの3輪をどういう層が買うのか？というのは疑問が残るところです。一般のライダーのニーズだけで考えると売れる気があまりしませんが、新たな層の獲得が出来る車両なのか否か。。

多くのモーターサイクリストにとってMWT-9は彼らの好みのモデルとは言えない。ホイールが多すぎるのだ。それに次のプレデターの映画に出てきそうな外観をしている。しかし限られたライダーにとってはヤマハMWT-9は風を感じる事が出来る車両なのだろう。リーニングマルチホイールというジャンルは日本のメーカーの中で盛り上がりを見せている。これは通常のモデルを求めていない層に向けたものと言え、イギリスのVisordownの情報によるとヤマハMWT-9は1年か2年以内に製造されるという見通しとのこと。

この流れはアメリカやヨーロッパのマーケットからによるもので、MWT-9はこれらのマーケットにバイクとは異なるライディングの体験を届けるという事になる。また、若いライダー達が求めているのは既存のマーケットに無い商品かもしれない。というアイディアからという部分もある。もしこのMWT-9がFZ-09と同じ3気筒エンジンを搭載するのであれば、この車両の乗り心地もスポーティーで信頼性の高いものとなるだろう。しかしマーケットはどのように反応するだろうか？時が語るだろうが、自分で乗ってみないことには何とも言えないという事は言えるだろう。