★フィリップ・アイランドテスト3日目 イアンノーネ「バイクのフィーリングは向上している。」
Sponsored Link
セパンではストーナー選手に、フィリップアイランドではことごとくサテライトライダーにタイムで負けてしまったDucatiファクトリーライダーの2人ですが、現在はタイムではなくセッティングを詰めているところだそうです。なお、デスモセディチが搭載している巨大なウイングレットについては、来年からレギュレーションで禁止される事が噂されています。
アンドレア・イアンノーネは彼自身のフィリップ・アイランドでのテストの内容に満足しているとしながら、彼の最終的なタイムについては満足していないと語る。彼の順位は最終的なタイムで10位タイムという状態だった。彼は2015年にフィリップアイランドで4つ巴の素晴らしいバトルを展開したが、新型のDucatiのデスモセディチのセッティングに関して前進したと考えている。しかしリヤのトラクション不足により、1分30秒台で3周以上のコンスタントな周回を重ねることが出来なかったが、初戦カタールに向けてバイクに対する理解が深まったことに関しては満足しているという。
アンドレア・イアンノーネ
「今日はGP16でセッティングと新たな解決策の作業を続けました。バイクに対するフィーリングは少しだけ良くなりました。こうした結果は嬉しいものですが、結果に完全に満足しているわけではありません。新しいバイクに関して理解をする事は非常に重要ですし、妥協も必要です。今は非常に難しい局面です。バイクに関してやる事が大量にありますから。そして最後のセッションのセッティングはバイクのラップタイムにがフォーカスしていない状態でした。カタールは非常に重要なテストになるでしょう。これは開幕前の最後のテストになります。自分達にとっては最初から楽な展開になることを願っています。ただ最善を尽くそうと思っていますし、バイクを良くしたいと思っています。」
テストの最終日に、イアンノーネはセパンで抱えていたトランスミッションの問題が解決され、シャーシの改善に目を向けることが出来たと語る。金曜には13人のライダーが転倒したが、イアンノーネはそうした問題とは無縁だった。彼はミシュランのフロントタイヤは大きくステップアップを果たしたと感じている。
Where are you my friend ??? #ducati #motogp #dainesecrew #agvrider #pramac #maniac #ai29
Posted by Andrea Iannone on Thursday, February 18, 2016
（※昨年レース中に激突したカモメを懐かしむジョークを飛ばすイアンノーネ選手。 「友よ、どこにいってしまったんだ？」）
「現時点の優先順位はエレクトロニクスではなくてシャーシです。そういう意味でバイクのフィーリングを向上することが出来ました。素晴らしいチームとともにいるという事は非常に嬉しいことです。実にう落ちついています。タイヤは悪くないですね。テストごとに良くなっています。特にセパンではそう感じました。ミシュランは新たなコンパウンドのフロントタイヤを持込ましたが、これもまた進化しています。これは非常に重要なことです。ミシュランは非常に素晴らしい作業をしていると思いますね。」
by Neil Morriso
