★フィリップ・アイランドテスト2日目 ビニャーレス「非常に良いフィーリングを感じた。」

マーヴェリック・ビニャーレス選手が2日目のフィリップ・アイランドテストで強豪ライダー達を抑えてトップタイムを記録しました。これはビニャーレス選手自身にも大きな自信を与えたでしょうし、チームとしても今年の選手権の先行きについて大きな期待を抱かせてくれたことと思います。今年こそは表彰台を獲得して欲しいですねぇ。。

マーヴェリック・ビニャーレスは2日目のテストをリードし、2015年と比較して彼自身のベストラップを記録した。ビニャーレスはこの日1:29,131秒を記録して2度の世界タイトル保持者であるマルク・マルケスより0.161秒速いラップタイムを記録し、3度の世界タイトル保持者であるホルヘ・ロレンゾより0.2秒以上速いタイムを刻んだ。これは同時にチームメイトのアレイシ・エスパロガロよりも1秒以上速いタイムとなった。ビニャーレスがセッションのトップとなったのはこのラップだけではなく、彼のスピードは1日を通して発揮された。両ファクトリースズキライダーはシフトアップにのみ有効なシームレスギアボックスを使用いており、テストライダーの津田がフルシームレスギアボックスをテストしている。

マーヴェリック・ビニャーレス

「今日はGSX-RRで非常に良いフィーリングを感じました。ポジティブなフィーリングは昨日の天候の中にも関わらず感じていました。今日は2方向でテストを行いました。まずは最速ラップを記録するという方向。これは今日トップタイムを記録出来ましたね。もう一つは開発に関してのアプローチ。少しの改善ですが、周回ごとに大きくセッティングは変えずにコンスタントに進歩しているところです。このコンスタントな進化が最速タイムだけでなく、レースペースでも良いフィーリングを与えてくれています。もちろんトラックによるところも大きいです。フィリップアイランドではいつも自信を感じるんですよ。どのコンディションであってもこのトラックが好きですし、自分を表現することが出来ます。マシンが自分をサポートしてくれるのが嬉しいですね。競争力が高い状態に自分を持っていってくれますし、自分自身も自分の気持ちをチームに伝えるという面で成長していますし、チームも素晴らしい仕事をしてくれて、自分が頼んだ事に対して素晴らしい解決策を示してくれます。皆にとって学びのプロセスですが、今日の結果がやる気をさらにアップさせてくれました。」

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