★2016年型ホンダRC213V ギャラリー

2016年型RC213Vが公開されました。相変わらずカチッとした作りをしているのが写真からも見て取れますが、ペドロサ選手の車体はステムナットの「侍」マークがカッコ良いですね。トップブリッジのホンダバッジ右下のボルトはハンドルクランプの位置固定用ボルトなのかなと推測しますが、セパハンの位置決めにこうしたガイドがあると、市販車でも整備時間が短縮されそうですね。（※間違っていたら教えて下さいホンダさん。。）

2016年型のホンダRC213Vがインドネシアで発表された。今年マルケスとペドロサがMotoGPの舞台で戦うバイクの全貌が明らかになったわけだ。2015年のホンダのシーズンの後RC213Vの開発については多くの話があった。2016年型のRC213Vは2015年型よりは扱いやすい性格になる予定だったがどうやらそうでもないようだ。ホンダの90度V4エンジンは未だに恐ろしいパワーを発揮するが、2016年型は統一エレクトロニクスを使用するためにその調教は難しい。これがHRCを悩ませている原因だ。

MotoGPファンは2015年型のRC213Vがいかにライダーにとって難しいバイクであったか理解しているだろう。マルク・マルケスはシーズン中に2014年型のシャーシに戻し、このハイブリッドバイクで良い結果を残し始めた。こうした物事にも関わらず、ホンダはこの1000ccエンジンはさらなるエンジンパワーを発揮しながらユーザーフレンドリーな性格を持っていると語る。こうした内容は試してみないとわからないだろう。しかしレプソルホンダのバイクがかつてのようにトラックを支配するという事は期待出来ないだろう。

2016年型 Honda RC213V主要諸元

• 全長：2,052mm
  
• 全幅：645mm
  
• 全高：1,110mm
  
• ホイールベース：1,435mm
  
• ロードクリアランス：115mm
  
• 車重：FIMレギュレーションに従う
  
• エンジン型式：水冷4ストローク DOHC4バルブV型4気筒
  
• 排気量：1,000cc
  
• 馬力：180 KW以上
  
• フレーム：アルミニウムツインスパー
  
• ホイール：前後17inch
  
• 燃料容量：22L www.asphaltandrubber.com