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★MotoGP2016 カル・クラッチロー「今まで乗った中でホンダのバイクが一番難しい」

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ヤマハDucati、そしてホンダと全てのメーカーのバイクに乗ったことがあるクラッチロー選手。その中でもホンダのRC213Vは最も難しいバイクだということです。確かにクラッチロー選手が語るようにマルケス選手やペドロサ選手を見ていると、すぐにでも良い結果が出せそうな気がしてしまいます。ただ、ジャック・ミラー選手、スコット・レディング選手なども非常に苦戦し、レディング選手はDucatiに乗り換えてすぐに「乗りやすい!」と語っています。もう一人のホンダライダーであるティト・ラバト選手は果たしてホンダを乗りこなせるでしょうか。

★MotoGP2016 カル・クラッチロー「今まで乗った中でホンダのバイクが一番難しい」

カル・クラッチローはホンダの2015年型RC213Vが今まで乗った中で最もライディングが難しいバイクだったと語った。テック3ヤマハで年間ランキング5位で終えたクラッチローは2014年にDucatiに移籍し、昨年はLCRホンダから参戦した。彼のDucatiでのシーズンは1年のみとなり、LCRホンダでサテライト体制で参戦した彼はDucatiの時代よりも年間ランキングで5位上位となる8位で完走した。

カル・クラッチロー

自分が今まで乗った中で最も難しいMotoGPマシンだと思いますね。皆が思っているのとは完全に異なる野獣なんです。飛び乗ってすぐにマルケスやペドロサのように乗れると思う人もいると思いますけどね。でもマルケスは自然にあのバイクに乗れているライダーですし、彼はあのバイクにしか乗ったことが無いわけですからね。(※MotoGPクラスで)ダニはあのバイクに10年も乗っているわけだし。でも彼らは最終的にどの方向に向かうかは分かっているでしょう。時間の問題でしょう。彼らは何回もチャンピオンシップで優勝しているわけだし、彼らはずっと特別なライダーであったわけで、それが多くの問題を見えにくくしていると思いますね。(※管理人注 外から見た時にホンダのバイクに乗ればすぐに勝てるのだろうと思うということ。)でも2016年は本当に期待しているんですよ。ホンダには素晴らしいエンジニアが揃っているし、彼らは本当に賢い人達ですからね。ですから自分はライダーとして彼らを信じています。」


ファクトリーライダー達は昨年は2014年型のフレームに2015年のエンジンを載せて走行していた。マルケスは昨年に新しいECUがホンダに取ってプラスとならない事に気付いていたわけだがこうした問題はあれど、2015年はホンダでの2年目に関して良いベースが出来た年だったと語る。クラッチローは先週のセパンテストを最終日の3日に4位で終えている。

カル・クラッチロー

「明らかに今年の最初に関しては昨年と同じバイクで作業をしています。 彼らは動かそうと思う事は何でも動かす事が出来るんです。ですからそのギャップは非常に大きいですね。まぁこれはいつものことですけど。これから作業を始めようとしている時だと大変ですね。リヤのグリップがもう少し必要で、エンジンにパフォーマンスが強烈過ぎます。このせいで昨年よりリヤのグリップが少なくなっています。ホンダのバイクに乗るというのはまた新たな学びの年でした。そして2016年を迎えるにあたって良いベースの年となったと思います。」 www.autosport.com