★セパンテスト1日目 アレイシ・エスパロガロ「全体的なフィーリングはとても良い。」
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11月のプライベートテストに参加出来なかったアレイシ選手の場合は、今回初のシームレスギアボックスのテストとなりました。新しいエンジンは全体的にパワーアップしているそうで期待出来ますが、気になるトップスピードは今のところ情報が出てきていないようです。とは言え、フィリップアイランドまでにシフトダウン側にも効くシームレスギアボックスが間に合うらしいというのは、素晴らしいニュースです。自社開発なんでしょうかね？
2015年シーズンの後にエクスタースズキは多くの新しいパーツを持ち込んできた。アレイシ・エスパロガロは近年のMotoGPチャンピオンシップにおいては必須とも言える新しいシームレスギアボックスを熱望していた。現在のシームレスギアボックスではシフトアップ側にのみ有効とはいえ、2週間後のフィリップアイランドテストまでにはスズキはシフトダウン側にも有効なシームレスギアボックスを用意出来ると自信を持っている。
エスパロガロとチームはまだファインチューニングを必要としながらも、新しいエンジンと共にシームレスギアボックスはGSX-RRがずっと必要としてきたものでもある。エスパロガロは2015年型の車体に新しいエンジンを搭載したバイクで2:02.539秒を記録。トップタイムのロレンゾから1.855秒遅れのタイムとなった。
アレイシ・エスパロガロ
「今日は忙しい日でした。ただまたチームと合流出来て新しいバイクでの作業を始めることが出来て嬉しいですね。冬休みは自分もハードにトレーニングしましたし、浜松も頑張ってくれていたのがわかっていたので、2日前にここに到着した時は本当に嬉しかったですね。それに彼らは新しいパーツを今回持ち込んで来れました。今日はまず作業を初めてみて、全体のポテンシャルが非常に高いと感じました。最初にシームレスギアボックスを試してみました。これは11月にテストに参加出来なかったのでずっと試したかったんですよ。まだ最終的な調整が必要ですけど、通常のトランスミッションから進化したという事は非常に大きいですね。新しいエンジンも気に入りました。全域に渡ってパワーが増した感じですし、これのおかげでライディングフィールが良くなりました。これはトラクションコントロール無しで走ってみて確認したんですが、新しいエンジンは非常に良いですね。ミシュランタイヤも試しましたが、彼らも11月から比べると大きな進化を遂げましたね。まだ数日テストすることが多いですけど、まだ色々と変更したりチューニングする箇所があります。まだまだ改善と向上の余地があるということは自信に繋がりますね。」
