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★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

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UK市場でBMWのどのバイクが、2015年の1月-6月で売れているのかという記事です。やはりGSがトップとなっていますが、新車もしっかりとランクインしています。2015年に最高の販売記録を更新したのも頷けます。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

 年を重ねるにつれ、BMWのR1200GSはイギリスのベストセラーの座を独占しており、一時は気まぐれでアドベンチャーバイクが売れているかと思われたが、今ではかつてのスポーツバイクのように大きな市場を形成している。しかしBMWはGSだけのブランドではない。他のモデル達も他のメーカーが羨むくらいに売れているのだ。我々は政府が公表している半年の登録台数から、どのモデルが売れているのかを調査した。内容は2015年の前期1月-6月のデータとなる。そのため1年のトータルの数値はここに出ている数値の約2倍になると思われる。しかし売れている車種の順番には特に変化はないと思われる。

10. F800GT (154台 1月−6月 2015年)

BMWはボクサーツインとS1000RRばかりが売れているようにも思えるが、忘れられやすいバイクのF800GTはあらゆる用途に使用できて、多くのユーザーに選ばれている。アドベンチャーバイクに注目が集まっているにも関わらず、F800GTがパラレルツインのバイクで唯一ランクインしているのは面白い。F800GSとF700GSはセールスではこの後方に控えており、F800GTにも、F800Rにも負けている。(リストを延長するとしたら、このバイクは11位に登場する)

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

9. S1000XR (164台 1月−6月 2015年)

S1000XRが成功しているかを判断するのに、この数字を使うのは時期が早すぎる。しかし164台という台数は2015年前半のみの数値で、つまり(※登場時期を考えると)単純に6月だけの数値と言える。これが単順にクチバシを加えて背が高くなっただけのバイクだと思うだろうか?いいや。XRはアドベンチャーである事を強調しているが非常に速いバイクであり、快適なオールラウンダーであると同時に、体が硬いライダーにとってのS1000RRなのだ。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

8. R1200R (190台 1月−6月 2015年)

2015年の新しいバイクと言えばR1200Rもあるが、今回の期間内で最初から購入可能だったバイクだ。そのため190台というのは、このバイクの人気をそのまま表していると言えよう。このバイクは試乗した中でも素晴らしい一台だった。しかしこのコンサバティブなルックスは、このバイクに相応しい人気を集める妨げになっているかもしれない。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

7. R1200RS (207台 1月−6月 2015年)

R1200Rのセールスは我々の予想よりも低かったが、もしかすると潜在的なR1200Rの購入者はRSバージョンに向かったりしたのだろう。S1000XRのようにR1200RSも1月-6月の間で購入可能になったのは1ヶ月のみだ。そう考えると207台の登録というのは大層な数字と言える。そしてこのバイクもまた素晴らしいオールラウンダーでツーリング、通勤なども自由にこなせるシンプルなレシピと言えるバイクだ。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

6. S1000R (411台 1月−6月 2015年)

R1200RSよりも1つだけ上の順位だが、このバイクは約2倍も売れている。正直に言ってこのマーケットで恐ろしく強力な馬力を持ったバイクを探しているのなら、これは最高の選択だ。いびつな見た目は万人向けでは無いが目立つバイクであり、S1000RRの素晴らしいエンジンと幅広で快適なポジションは多くのライダーに受け入れられるものだろう。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

5位. R1200RT (444台 1月−6月 2015年)

S1000RR以前の巨大で快適なツアラー、長距離走行、2人乗り用のBMWを覚えているだろうか?そうしたバイクを志向するライダーはまだおり、まだBMWを購入しているだろう。K1600GTは数が出るバイクでは無いかもしれないが、R1200RTは同じ事を1000ポンドも安く実現できる。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

4. R nineT (492台 1月−6月 2015年)

これには我々も驚いた。結局のところR nine Tは少しニッチなモデルニスモなるはずのバイクではなかったか?人々はレトロな見た目だけ、このバイクが提供する果たしなきカスタムには飽きたらないようだ。トライアンフは新型のボンネビルでこのマーケットの大きな存在となるだろう。Ducatiはこのマーケットにすでに参入しているが、BMWは新しくR nine Tスクランブラーでこれを嘲笑っているかのかのようだ。年間で見た時に我々はこの流れに飽きてしまうのか、まだ続くトレンドなのだろうか?

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

3. S1000RR (602台 1月−6月 2015年)

売上を継続するのは良いバイクを作り、常にアップデートを続けることだと言えるのであれば、S1000RRはまさにそうしたバイクだろう。2009年の登場以来、3世代とそれぞれバリエーションが存在した。レースでの成功がセールスに結びつくかは常に謎であるが、S1000RRはUK市場で最も売れたスーパーバイクである。日本のバイクは、比較すると少し調子が悪いようである。もし4気筒のバイクが欲しいのであれば、地元ディーラー、最新のガジェット、ギズモードなどがまず最初の選択となる。(※まずはここから情報を探すという事でしょうか?)日本メーカーはこのゲームに追いつく必要がある。2016年型のZX-10Rがこうした事を行なってくれることを期待しよう。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

2. R1200GS Adventure (656台 1月−6月 2015年)

さて、トップ2だ。そして両方共にR1200GSだ。登録によってGSは2つのモデルにわかれている。アドベンチャーとスタンダードという具合に。BMWのラインナップでは少なくともこれらをサブカテゴリで8つに分けており、3つのアドベンチャーと5つのノーマルGSという構成になっている。アドベンチャーはかつて高額でハイスペックなバージョンだったが、いまやベースバイク以上の存在ではない。1位のGSと販売数が接近しているのはそのためかもしれない。

★BMW 2015年上半期UK市場の登録台数トップ10

1. R1200GS (884台 1月−6月 2015年)

アドベンチャーは好調な売れ行きだが、やはりスタンダードなGSがBMWの中では最も売れたバイクとなった。ほとんどのライダーはオフロードに特化したバイクは必要としない。そしてスタンダードのGSはすでにいざという時にオフロードを走れそうな雰囲気を充分に醸し出している。これが本当の意味でのアドベンチャーバイクであるかどうかはあまり関係ない。そしてこれはこのタイプのバイクの中ではスタンダードなバイクであり、ライバル車両を買おうものなら、他のライダーからなぜGSを選ばなかったのかを執拗に聞かれることになるだろう。

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