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★ブルノGP 2020年までの開催についてドルナと合意

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MotoGPのサンクションフィーがいくらかかるのかという事についてはあまり表に出てこない情報だと思いますが、こうして具体的な数値を見ると交通アクセスの悪いサーキットでは動員が見込めず開催も厳しいというのも頷ける話ですね。兎にも角にもブルノがカレンダーに残ったのは嬉しいニュースです。

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ブルノGPの開催についての将来は、ようやく見通しがつくようになった。月曜日にドルナCEOのカルメロ・エスペレーターはブルノGP推進のために組織された委員会”Spolek pro GP ČR v Brno”とブルノGPの2016年から2020年の開催について契約に至った。

ブルノサーキット、公共事業機関が要求されていたサンクションフィーを支払えなかった事で、MotoGPのブルノGPの開催については過去数年危ぶまれてきた。

 

サーキットのオーナーであるカレル・エイブラハム・シニアとサーキットマネージャーであるイヴァナ・ウルマノヴァは、ブルノ市議会と南モラヴィアの代表であるマイケル・ハセックと権利を巡って争ってきた。ドルナは未払いのサンクションフィーが支払われない限り、ブルノを開催スケジュールから外すと警告。今回これ以上の問題を避けるために妥協案が取られた。

 

今後開催に関するプロモーションは “Spolek pro GP ČR v Brno”もしくはチェコグランプリ委員会と呼ばれる団体によって行われる。レースに向けての資金は南モラヴィア州から(約€740,000)とブルノ市議会から(€370,000)支払われる。残りの€2,500,000はチケットの売り上げからによるものとなる。また、チェコグランプリ委員会はサーキット利用料金として僅かに€1,000,000を支払う。

 

ドルナへ対する負債は、この非常に人気の高いサーキットでの開催の契約を延長するという事で着陸した。ブルノはMotoGPのレースの中でも最も観客動員数が多い。ファンはヨーロッパ各国からレースの観戦に訪れる。また、このレースは観客にとっても最も安く観戦が出来るレースであり、食べ物やビールなども良心的な価格で提供される。

 

またこのレースの歴史は非常に長く、サーキットを囲む公道で始めてレースが開催されたのが1965年。サーキットでレースが開催されなくなったのが1982年。新しいサーキットが完成した1987年にレースが再開されている。それ以来、WGP、MotoGP、WSBKのカレンダーに残っているサーキットなのだ。今回の合意によってWSBKもブルノで開催される望みがあるだろう。

 

ドイツのSpeedweekによると、サーキットのオーナーは息子のカレル・エイブラハム・ジュニアが2016年にミルウォーキーのBMWチームでWSBKに参戦することから、WSBKを再び開催することに興味を示しているという。

 

しかし、イベントの開催には資金的な問題が発生し、同様にブルノにサンクションフィーを支払う必要がある。サンクションフィーはWSBKのほうが安く、だいたい€200,000となる。

サンクションフィーについて

契約に関しては、Speedweekのサイト、チェコのサイトSilničnímotorky.czがMotoGPの開催費用に関して面白い考察をしている。通常サンクションフィーは合意によってドルナから請求される。しかし、非常に多くの資金が絡むことから、その全額が明らかにされる。また、この費用の拡大については合意がされていることから、チェコグランプリ委員会は2016年には€3,650,000、2020年には€4,600,000を支払う。

 

この費用はその他のヨーロッパのトラックが支払っている額と同様と言われ、そのほとんどが年間€4,000,000から€5,000,000を支払っているとされる。これはWSBKにかかる費用である€2,000,000と比較すると高額だ。しかしこれはバーニー・エクセルストーンがF1の開催費用として請求する€25,000,000と比較して5分の1に過ぎない。

 

下記は毎年ドルナに支払われるサンクションフィーであり、5年間での平均は€4,100,000となる。

 

年間のサンクションフィー

2016年 €3,650,000

2017年 €3,860,000

2018年 €4,100,000

2019年 €4,350,000

2020年 €4,600,000BY DAVID EMMETT

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www.asphaltandrubber.com