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★BMW CESにてK1600GTL conceptを発表

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BMWの車のほうで使用されているレーザーライトという技術をバイク用に転用したものがコンセプトモデルとして登場しました。これはヘッドアップディスプレイ付きのヘルメットと同じく、1月6日〜9日にラスベガスで開催されるCES(Consumer Electronics Show)にて紹介されているものとなります。しかしハイビームの照射距離が600mって凄いですね。

★BMW CESにてK1600GTL conceptを発表

BMWモトラッドプレスリリース

視認すること、相手に認知されることはモーターサイクリングにおける安全性の面で中心的な原理の一つです。そのためBMWモトラッドではモーターサイクルのライトユニットについての最適化、開発を続けてきました。数年に渡る開発の中で、コーナリング時に役立つヘッドライト、LEDの日中用ライト、ダイナミックブレーキングライトなどの開発に繋がりました。なお、これらの開発はBMWの車とのシナジー効果によるものです。

★BMW CESにてK1600GTL conceptを発表

K1600GTLコンセプトに搭載されているBMWモトラッドレーザーライトは、BMWの車両部門からの技術によるものです。この革新的なレーザーテクノロジーは既にBMWの7シリーズ、i8で利用可能な技術で、BMWモトラッドはこの技術をモーターサイクルに適用させました。レーザーライトは明るく純白な光を生み出すだけでなく、600mものハイビームの照射距離を実現します。これは通常のライトに対して2倍の距離となります。結果として夜間走行の安全性は飛躍的に高まり、照射距離だけでなく、路面を正確に照らすという機能も高まっています。さらには、レーザーライトは非常に長い寿命を持っており、コンパクトで頑強な作りにより、メンテナンスフリーの構造を実現しています。

★BMW CESにてK1600GTL conceptを発表

BMWモトラッドレーザーライトはフィジビリティーテスト(実現可能性テスト)の為にK1600GTLコンセプトに搭載されており、BMWモトラッドはこのヘッドライトノ技術を一連のモデルで開発を続けています。現段階ではこの技術はモーターサイクルで使用するにはコストが高いという問題があります。しかしながら、モーターサイクルでの適用が進めばスケールの拡大とともに価格帯も下落方向に向かうものと考えられております。中長期的にはモーターサイクルでの実用が進むことが想像されます。

★BMW CESにてK1600GTL conceptを発表

By BMW Motorrad