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気になるバイクニュース。

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★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

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BuellのXBシリーズは燃料をフレームに、オイルをスイングアームに搭載し、超ショートホイールベースが特徴の個性の強いバイクですが、ここまでカスタムされたバイクはあまりみません。さすがにスーパーバイクで活躍するエンジニアが創りだすだけあって、全体的にカチッとした造りです。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

デビット・サンチェスは忙しい男だ。彼の最新のBottpowerのプロジェクトの取材の際はレースシーズンの終わりを待たねばならなかった。

彼は経験を積んだレースエンジニアであり、欧州のスーパーバイクチャンピオンシップで活躍している。しかしサーキットを飛び回る以外のオフシーズンには欧州でも最もレベルの高いカスタムショップを取りまとめている人物でもある。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

今回紹介する車両はBOTTのXC1だ。これは人気の出た前作のXR1と同様にBuellのXBシリーズをベースとする。なぜベースバイクにBuellを選択したのかについて、デビットは「Bottpowerで制作するバイクに自分のレースの経験を盛り込みたいんだ。だからBottpowerは旧車をベースとするという習慣には乗らない。現代的なバイクをベースにしたほうが快適だし、CADデザインや有限要素解析、データ分析といった手法も取り入れたいと思っているんだ。」と語る。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

XBシリーズに詳しければBuellのアイデンティとも言える燃料入りのツインスパーアルミフレームを採用していない事がわかるだろう。驚くべきことにこのバイクは(※Bott製の)キットパーツを組み合わせるという方向から制作されているので、Bottpowerはあらゆるパーツをユーザーに販売することが出来る。もちろんユーザーは希望するオプションやプロジェクトに合わせてこれらのパーツを選択出来る。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

これらのパーツは切ったり溶接したりという作業なしに組み付ける事が出来る。Motogadgetのスピードメーターからのケーブルでさえ、Buellのオリジナルの配線にそのまま組み付ける事が出来るようになっているのだ。もちろんサンチェスと彼のクルーはあなたのためにオーダーで喜んでバイクを制作してくれるだろう。なお、今回撮影に使用されている初期ロットは既にベルギーのオーナーの元に発送されたところだ。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

ベースとなっているのは2008年型のBuell XB12SSでホイール、サスペンション、スイングアーム、ブレーキなどはオリジナルだ。ツインスパーフレームは取り払われているので、全てはエンジンをストレスメンバーとするスチール製のバックボーンフレームに搭載されている。(※ちなみにチタン製のオプションも存在する)なおジオメトリーに変更は加えられておらず、彼は「このバイクのジオメトリーはしっかりと機能している。とてもアジャイルで乗るのが楽しいバイクだね。変更する必要はどこにもないよ。」と語る。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

燃料タンクを兼ねるオリジナルのフレームは取り払われているので燃料は通常のタンクに入っており、2つの予備タンクの片方には燃料ポンプが搭載されている。オランダの工業デザイナーであるHugo van WaaijenがタンクとシートをCADでデザインしており軽量に仕上がっている。なお、これらのレンディングからモールドが刻まれ、最終的な完成品はカーボンファイバー製となる。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

シートはボルトオンのサブフレームに取り付けられる。内部にはリチウムイオンバッテリーを搭載する。フロントフェンダー、ヘッドライト、テールライト、フットペグ、三叉などはBottpower製のパーツとなる。完成品キットにはISR製マスターシリンダー、レバー、スイッチが含まれる。Ducabike製のクリップオンハンドル、Rizoma製のパーツがところどころに使用されている。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

XC1にはMotogadget製のキーレスイグニッションも装着されている。「このバイクは現代的なカフェレーサーだと思っているんだ。だから現代的なパーツをと思ってね。」

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

その他に目を引くのはエアインテークの位置だ。純正のインテークと新しいフレームとの組み合わせとなるため、Bottpowerはスロットルボディの位置を変更し、サイドマウントのインテークとK&Nのフィルターを組み合わせている。チタニウム製のヘッダーパイプ、Torque Hammer製のサイレンサー、マッピングを改めたECUにより馬力は10馬力アップしており、95馬力を発生する。重量自体はオリジナルから20kg減となっている。

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

これでも十分でないユーザーの為にBottは1250ccキットに取り掛かっており、内訳としてはポート加工されたヘッド、マップ切り替え可能なエンジン、カーボン製レース用ホイールなどが含まれる

★Buellベースのカスタムバイク Bottpower XC1

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