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★Ducatiダヴィデ・タルドッツィ「ファクトリーライダーだけと仕事をしているわけではない。」

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早くから準備をしていれば早めに物事に対応出来るのは当たり前の話ですが、Ducatiが2016年の統一ソフトウェアに向けてオープンクラスのチームにもきちんとした体制でサポートをしてきた結果が、ヘレステストから実り始めていると言えるかもしれません。今の段階で開幕戦の戦力を判断するのは時期尚早ですが、来年こそはDucatiは数勝出来そうな気がしますね。

★Ducatiダヴィデ・タルドッツィ「ファクトリーライダーだけと仕事をしているわけではない。」

ダヴィデ・タルドッツィはヘレスでのプライベートチームの中、2016年からのルールの変更を頭にいれて4チームのDucatiを擁してMotoGPに参加するということ、そして新加入のスコット・レディングについての賛辞などを語り、Ducatiが2016年を迎えミシュランのタイヤとMagneti Marelliのエレクトロニクスに対応するにあたり、いかに4チーム8人のライダーからのフィードバックを聞いていたかについても語った。

ファクトリーライダーのアンドレア・イアンノーネ、ドヴィヅィオーソにPramac、Aspar、Avintiaの4チームはヘレスの最終日に一同に会した。彼らの新しいエレクトロニクスに関するフィードバックは上々で、HRCとは対照的であった。序盤なので判断は難しいがラップタイムも好調で、 金曜日の最速タイムを記録したのはスコット・レディングであり、チームメイトのダニロ・ペトルーチも戦闘力の高さを伺わせた。

ダヴィデ・タルドッツィ

「我々のバイクは上手くやっていますね。サテライトチームは素晴らしい仕事をしましたし、新しいソフトウェアは既に良い感じですね。まだステップバイステップで向上させていきますがね。次回のウインターテストでさらなる向上を図ります。サテライトチームからの報告は実に素晴らしいものでした。これは我々が皆を正しい形でサポート出来ているということでもありますから。ここにはラップレコードを記録するために来たわけではありません。仕事をしにきたんです。特にイアンノーネは良い仕事が出来たんじゃないでしょうか。彼は新しいタイヤを試した時に”今はタイムは気にしていません”と語っていましたが、当然私達が気にかけているのは仕事をする事ですから嬉しかったですね。」

 

レディングやAsparのユージン・ラバティはホンダの攻撃的なバイクで過ごした後にDucatiを操縦した事に関するフィードバックを、エンジニアリングの天才であるジジ・ダッリーニャに語った。タルドッツィDucatiは全てのチームに対して親しみを込めたアプローチと情報の提供を行うメーカーだと語る。

 

「数人のライダーと同時に仕事をしています。我々はファクトリーライダーとだけ仕事をしているわけではありません。ソフトウェアの性能向上を図る時はこれは全てのライダーに還元されるものです。ファクトリーチーム以外のライダーがフィードバックを寄こしてくれるとしたら、それは大歓迎ですし、それに今回最速タイムを出したライダーが誰だったかということですよ!」

 

ホンダは2015年に彼らのオープンクラスのバイクに対してのソフトウェア開発を行わなかったが、DucatiはAvintiaとエレクトロニクスそしてハードウェアに関して、統一ソフトウェアに変更となることを見据えて1年間一緒に取り組んできた。ヘレスでの5日間のテストを通じてDucatiはライバルに対してアドバンテージがあることを示した。しかしタルドッツィはヤマハやHRCのライダーのレベルを考えると、カタールには競争力のある状態で彼らがやってくるであろうと考えている。

 

「これからテストを3日であるとか9日であるとか消化した段階で、ヤマハやホンダは追いついてくると思います。どちらも素晴らしいライダーを揃えていますし、現時点でアドバンテージがあるとは思っていません。ソフトウェアのレベルをファクトリー製のものに近づける事が出来ればレースはさらに楽になると思いますし、未だにファクトリー製のソフトウェアを使用すればもう少し良い仕事が出来るだろうという思いはあります。まだレベルを上げていく必要がありますね。」

 

Ducatiにとってポジティブな内容の1つはレディングがGP15のパワーデリバリー特性をすぐに気に入ったことだろう。22歳のレディングはミシュランタイヤに慣れている最中ではあるが、既に速いタイムを出しており、マシンの上で快適そうで限界を掴みやすいと感じているようだ。

 

「スコットのタイムは嬉しいですね。彼は良いバイク、家族を見つけることが出来たようです。これは嬉しいことです。彼はようやく彼のレベルに相応しいバイクを手に入れたということでしょう。来年は彼からあまり多くを期待し過ぎるのは難しいと思いますが、2015年の結果よりは良い結果を出せるという事を期待しています。Ducatiを操縦するライダーは全てDucatiのライダーです。スコットはDucatiと直接契約もありますし、Pramacではありますが彼は我々のライダーなんです。2人のファクトリーライダーはおりますが、他のライダーも当然サポートの対象となります。」

 

「スコットは我々のライダーであると同時に、ジジもいつも「皆で働くんだ。」と言っています。Ducatiはこういう気風なんですよ。全てのライダーがこれは良いことだと感じていますし、我々も自信を持っています。ライダーには必要なものを提供しますしね。ただ、ラバティの怪我は残念でした。彼は悪くないタイムで1:40.4くらいで走行していたんですが、転倒の怪我で結婚式に腕にギブスをはめたまま出席する羽目になってしまいました。とにかくユージンは我々が信頼しているライダーなんです。ジジは彼とアプリリアでワールドスーパーバイク時代に一緒にやっているんです。ジジはいつもユージンはなぜかチャンピオンシップを逃していると語っていました。これはまぁバイクの問題が大きいですよね。我々は彼が2015年よりも良い結果を残すと考えています。我々の1つの望みはこうした苦戦していたライダーが我々のバイクを使用して良い結果を残すことなんです。これはある意味勝利ですよね。

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