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★MotoGP2016 マルケス、ペドロサ新型エンジンについて語る

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ホンダの2015年型エンジンはアグレッシブ過ぎるとしてシーズン中盤以降もマルケス選手が苦しんでいる姿が度々見受けられましたが、2016年型はアグレッシブさは少しはマシになったんでしょうか。タイヤもエレクトロニクスも今年からガラッと変わるわけですから、セッティング出すのは本当に大変でしょうね。。
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ホンダのマルク・マルケスとダニ・ペドロサは2016年型のエンジンに対して複雑な思いを持っているようだ。

2015型エンジンのアグレッシブなパワーデリバリーはシーズン前半のマルケスのミスの主な要因だと言える。ホンダはスペインGPの開催地であるヘレスで、アプリリア、Ducatiとともに来年からの統合ソフトウェアに焦点を当ててテストを行なっている。これに関しては両ライダーとも昨年のホンダ自前のソフトウェアに比べて劣るという旨の発言をしている。

 

マルク・マルケス

 

「今日はMagneti Marelliのソフトウェアと新型エンジンに集中してテストを行いました。確実に言えるのは2015年型エンジン、2016年型エンジンに対して異なるマッピングが必要だということです。2016年型は完全に性格が異なりますので、2016年型のエンジンに集中する必要があります。」
 
「昨年のエンジンはトップエンドでもっとアグレッシブで、来年のエンジンは低回転でさらにパワーがあります。ただ、まだ最適なトルクの伝達の仕方がわからずにいますので丁度良いバランスを見つける必要があります。」
 
「新しいエレクトロニクスで何かを変更するのにはより時間がかかるのでボックスにいる時間が長くなってしまっています。ただ、現時点ではこのソフトウェアの全てを発揮できているとは到底言えません。今日はタイヤに関してはそこまで作業が出来ておらず、フロントタイヤは未だに性格を理解するのが難しいです。でもミシュランが努力しているのもわかっていますから。」
 
 
ペドロサは2つのエンジンの性格が異なるという事がいくつかの疑問点のもとになっていると語る。
 

ダニ・ペドロサ

「まだ明確な方向性は決まっていません。懸命に作業しているところでミスを犯したくないんです。新しいエンジンに関してはまだポジティブな点とネガティブな点が混在しています。時間をしっかりと使って来年に最適なものを選びたいですね。」
 
「ヴァレンシアから比べると新しいエレクトロニクスに関しては前進しています。ヴァレンシアでも何もかも、もがいている状態でしたが、現状はだいぶスムーズになりました。とは言えさらに経験を積む必要があります。ラップタイムは全般的にあまり良くありません。昨日とほぼ同じですがトラックなのかタイヤなのか原因はわかりません。」