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★ヤマハ 2015年型YZF-R1に関するリコール情報

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2015年型のYZF-R1、YZF-R1Mにリコールとの情報です。ギアホイール、ピニオンの強度不足が原因のようですが、非常に負荷の高いシフト操作となると進入スライドとかをすると危ないということなんでしょうか。リコール対象車両の車体番号はまだ発表されていないようです。

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もし2015年型のヤマハYZF-R1もしくはYZF-R1Mのオーナーであるなら、このバイクのギアボックスに関するリコールの対象となるかもしれない。このリコールは限定された台数にのみ影響するリコールであるが、ギアボックス内のパーツの強度不足により、負荷の非常に高いシフト操作でトランスミッションが固着し、転倒に繋がる可能性があるというもの。

ソースよると負荷の非常に高いシフト操作、不適切なシフト操作によって該当パーツ(2速ギアホイール、ピニオン)が破損するという。これは部品自体の強度不足、ギヤの歯へのストレス集中によるもの。2速ギヤホイールの問題に加えて、3速ギア、4速ギアも変形もしくは破損の恐れがある。これも原因としてはハードな使用方法、そして部品自体の強度不足によるもの。

 

この不具合を修正するため、ヤマハは”ファクトリー・モディフィケーションキャンペーン”と銘打ったキャンペーンを対象のR1向けに提供する。これは該当のYZF-R1、YZF-R1Mのギアアッセンブリーを対策が施されたギアホイールが含まれたものに交換するというもの。ヤマハは、このリコール内容、該当車両のVIN(車体識別番号)の発表を今週内に行うと予想されている。このリコールに関する対策は12月半ばに実施される見通し。

 

過去にはこうしたメーカーのリコールで、ファクトリーの技術者が不具合のあるエンジンを組み直した例、問題のあるエンジンを対策品に交換した例などがあるが、後者のほうが近年現実的な解決策と言える。

http://www.asphaltandrubber.com/recall/2015-yamaha-yzf-r1-transmission-gearbox-recall/