★アプリリア RSV4 R-FW Misanoを発表
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なんかこの形は見覚えあるなと思ったら、今シーズンMotoGPで走っていたアプリリアのMotoGPバイクとほぼ同じなんだそうです。MotoGPマシンを公道走行可能なようにして販売するのではなく、そもそものレーシングバイクとして販売するというあたり、アプリリアらしいですね。しかしライトが付いているということは、一応公道でも走れるということなんでしょうか?
アプリリア・ファクトリーワークスプログラムは2015年のEICMAでの最も素晴らしい発表であることは間違いないだろう。(※2016年型のRSV4 RFは230馬力を発生し、レーシングデパートメントのサービスが受けられるらしい)なぜなら230馬力のRSV4はWSBKを戦うバイクとほぼ同じものなのだ。そして、それはほぼMotoGPのバイクとも同じなのだ。
アプリリアはファクトリーワークスプログラムについては少し曖昧な言い方をしていた。しかし、今日の発表でその内容が明らかになった。RSV4スーパーバイクは4つのグレードで用意される。アプリリアは通常のサーキット走行愛好家、アマチュアレーサーの夢を叶えるモデルを生産しているわけだが、とてもつもない馬力を誇るバイクについての情報は少なく、幅広い顧客に対してレーシング部門のサービスが受けられことに関して情報は少ない。
アプリリアレーシングディレクター ロマーノ・アルベシアーノ
「EICMAで発表したRSV4は速いだけではなく、本当のレースバイクを所有したいファンに対してアプリリアレーシングが提供するある種の機会となります。アプリリア・レーシング部門には、市販車両として歴史に残る勝利数を誇るバイクとなったRSV4のノウハウが蓄積されています。SSTKチャンピオンシップでの勝利により、我々のSBKでの獲得タイトル数は7となりました。今、この経験を私達のバイクでレースをしたいと考えるライダーに解放しようと考えています。チャンピオンシップに参加したいライダー、レーストラックでアプリリアのレースバイクに乗りたいと考えるライダーにね。いくつかのグレードを用意します。SSTKバージョン(FIMスーパーストック1000用のモデル)から最高峰のグレードまで、すべてが最高のスーパーバイクなのです。」
アプリリアから4つのグレードの違いについての発表はない。しかし価格はけして安くはなく、グレードごとの価格差は大きいだろう。ここで紹介している”Misano”は、「アプリリアの2015年のMotoGP参戦バイクとはカウルが異なるくらいで、ほぼ同じバイクである」とのことだ。