気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★ロッシ「ビニャーレスは将来的にMotoGPクラスで優勝出来る」

Sponsored Link

フィリップアイランドのFP2で3番手タイムを記録したマーヴェリック・ビニャーレス選手に対して、ロッシ選手が賛辞の言葉を送っています。日本でGSX-RRに加えた変更が効いたようですね。

★ロッシ「ビニャーレスは将来的にMotoGPクラスで優勝出来る」

ヴァレンティーノ・ロッシはマーヴェリック・ビニャーレスがFP2で3番手タイムを記録したことに対して、彼が将来的にMotoGPクラスで優勝できるライダーになるかもと語った。2014年の勝者であるビニャーレスは、いくつかの残念な週末の結果を置き去りにして、フィリップアイランドの初日にレース、予選に向けて素晴らしいペースでの走行を披露した。この走行はロッシに20歳のビニャーレスに対して賛辞の言葉を語らせた。

ヴァレンティーノ・ロッシ

「マーヴェリックは素晴らしい才能があると思います。彼の後について走ってみてわかるんだけど、非常に良い走行をしているんです。彼は将来強くなるでしょうね。最初のセッションというのはいつも難しいものなんですよ。特にスズキのバイクは長いことMotoGPに参戦していなかったわけですし。将来ビニャーレスは優勝出来るライダーになるでしょうね。」

 

さらにビニャーレスはソフトのリヤタイヤを使用して自身の最高タイムを記録。トラック路面がタイヤにとって攻撃性が高いフィリップアイランドにおいて、ビニャーレスはユーズドタイヤで1:30前半を記録してみせたのだ。マルケスのベストタイムから僅かに0.135秒遅れというタイムの中、ビニャーレスは自身のGSX-RRに日本で加えた変更の手応えを感じている。

マーヴェリック・ビニャーレス

「いい気分ですね。チームも他のレースよりも良く動いてくれています。それにバイクが素晴らしいですね。100%の力でプッシュすることが出来ます。多くのレースでプッシュ出来ないと感じることがあったんです。ヴァレンシア、ブルノだけがベストで走れたトラックでした。まだ金曜ですのでハードに頑張り続けねばなりません。日本でバイクに変更を加えてここに持ち込んだんです。日本で大きく進歩出来て、さらにこのトラックでもまた大きなステップがありました。このトラックは自分達のバイクに合っているんですよ。ラウンドしたコーナーですからバイクをプッシュ出来るんです。良い仕事をしたと思いますね。リズムは良いです。これは少し驚きでもあってビックリするくらい良いんですよ。15周走ったタイヤでも1:30前半で走行出来るんです。」

 

セクタータイムを見ると、ビニャーレスはセクター1で良いタイムを刻んでいる。ここにはドゥーハン・コーナーやサザン・ループなどが含まれるセクターだが、スムースにスロットルを当ててやるスキルが必要とされる区間だ。どこでライバルに比べてより攻められるのかを聞くと、彼はバイクのコーナーでの自由自在さを語ってくれた。

 

「コーナーでの自由度が高いんです。セクター1の中には2個の非常に難しいタイトコーナーがあるんですが、このバイクだと最高に気持ち良いですね。まだやるべき作業はあります。サスペンションの調整、エレクトロニクス、ライディングスタイルの改善も出来ると思っているんです。」

www.crash.net