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★MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

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ニッキー・ヘイデン選手が遂にMotoGPからの引退を表明しました。来年はWSBKからの参戦となるようですが、ホンダのマシンに戦闘力があるのかどうなのかというのは謎ですね。。そしてプレスカンファレンスにおいてはロレンゾ選手、マルケス選手、イアンノーネ選手と怪我人だらけですが、どの選手も走行にはそこまで影響がないとのことです。

MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

ニック・ハリス

「それでは今回のプレスカンファレンスは少し内容を変更してニッキー・ヘイデン選手から行いたいと思います。ニッキーは2006年のMotoGPチャンピオンであり、208回の表彰台獲得、MotoGPクラスでは3回の優勝、ラグナセカでの素晴らしい走りなど数々の思い出があります。」

ニッキー・ヘイデン

「今年が自分にとってMotoGPの最後のシーズンになります。来年はホンダでテンケイトからWSBKに参戦する事になります。まぁ、それほどドラマティックな事ではありませんよ。」

ニック・ハリス
「新しいチャレンジをするには良いタイミングだという事ですかね。」
ニッキー・ヘイデン
「過去2年はつらい2年でした。ホンダのオープン機で高性能なMotoGPバイクと競い合って結果を出すという事は出来ませんでした。ずっとWSBKで走ってみたいとは思っていたんです。今回の話は良い機会だと思ったんです。確かに自分は年を取り過ぎているかもしれません。でも今でもこのスポーツを楽しんでいるし、これはフレッシュなチャレンジ、そして新しい機会だと思うんです。確かにMotoGPは恋しいですし、まだまだ多くの可能性があるとも感じています。素晴らしいチームと素晴らしい人達と仕事をする事が出来たと思います。でも何事もずっと続くことはありえませんから。それが人生ってものです。ホンダのマシンでスーパーバイクに参戦して楽しみたいと思いますよ。」

 

ニック・ハリス
「最高の瞬間というのはラグナセカでの勝利というところでしょうか?」
ニッキー・ヘイデン
「ラグナは1年目の後が良かったですね。確かにあの時は素晴らしかったですし、特別な時間でしたね。」

 

ニック・ハリス

「ここにいる全ての人々が、素晴らしいライダーとして、素晴らしい紳士としてのあなたが居なくなるのを恋しく思うでしょう。ニッキー本当にありがとうございました。」
ニッキー・ヘイデン
「どうもありがとう。」
※会場拍手喝采

MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

ニック・ハリス
「さてヴァレンティーノ、茂木戦ですが、あなたとニッキーは何度かチームメイトだったこともありますよね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうですね。MotoGPからニッキーがいなくなってしまうのは残念ですね。ニックも語っていたとおり、ニッキーは本当に素晴らしいライダーであると同時に素晴らしい人物でした。彼とは本当に良い思い出が沢山あって、彼と初めてあったのはホンダのテストで日本に来た時、東京駅でかな?彼には色々な事を質問したのを覚えていますね。彼のキャリアにおいて最高の瞬間の2006年の最終戦で彼に負けたのもあり、自分は常にニッキーの横にいたんですよね。ですから彼の事は本当に恋しくなるでしょうね。WSBKで彼がホンダから戦闘力の高いマシンで参戦できて、表彰台争いする姿を見たいと思います。」

 

ニック・ハリス
「さて話は今年のチャンピオンシップに戻って14ポイント差という状況ですが、いかがでしょうか。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「今年のチャンピオンシップは非常にタフですね。まだどちらにも可能性がありますし、残り4戦はとても厳しい戦いになるでしょう。全てがタイトで接近戦になるでしょう。茂木では自分のキャリアの中で2回しか勝利したことがありません。ただ去年も良いレースができましたし表彰台争いに絡む戦いも出来ています。通常ホルヘがこのトラックでは非常に強いんです。過去2年もね。ただ最大限の力でもって表彰台を獲得出来るようにしたいですね。アラゴンのように最後まで競い合って貴重なポイントを獲得したいと思います。」

 

ニック・ハリス

「茂木ではフィリップアイランドなどと異なり安定性とブレーキングという面が非常に重要になりますね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうですね。このトラックはブレーキングで要求される事が非常に多いんです。1周の中で強烈なブレーキングが必要なブレーキングポイントがいくつもあるんですよ。でも自分はこのトラックのレイアウトが好きですし、大好きなコーナーも多くあります。それにグリップ力がとても強いサーキットですから深いバンク角でコーナリングすることが出来ます。良いセッティングを出して深くまでブレーキング出来るバイクを作りたいと思います。」

 

MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

ニック・ハリス
「ヴァレンティーノありがとう。それではホルヘ・ロレンゾ、まず肩は特に腕を吊ったりはしていないようで大丈夫そうですね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「ええ。この前の土曜日に転倒してしまってね。手術が必要なくらい悪いと思っていたんだけど、レントゲンを撮ってみたらその必要は無いことがわかったんですよ。ですから本当にホッとしました。ただ肩を動かすと若干まだ痛いんですよ。ただここ数日でとても良くなっていて、毎日状態は良くなっていますよ。明日は更に良くなると思いますし、日曜には問題ないくらいに回復すると思います。ただ100%というわけではないので、日曜には100%に近い状態にはなると思います。」

 

ニック・ハリス
「ヴァレンティーノも語っていたように過去2年間は素晴らしい結果を残していますね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「テクニカルな話をすると、このトラックはハードブレーキングが必要で低速からの加速が必要なサーキットなので、ヤマハ向きとは言えないトラックだと思うんです。ただ過去2年は非常に良いセッティングを出すことが出来て、素晴らしいライディングをする事が出来ました。その事についてはとても誇りを持っていますし、今年のM1はとても戦闘力が高いので、このトラックでも良いレースが出来るとは思います。ただ、何が起きるかはわかりませんからね。」

 

MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

ニック・ハリス
「ホルヘ、ありがとう。それではマルク、同じ質問からですが、怪我の具合はどうでしょうか?」
マルク・マルケス
「自分の怪我もそこまで悪くないんですが、ホルヘの場合と違って骨が折れているんですよ。明日どうなるかですが、ブレーキングポイントでどのようなフィーリングになるか心配しています。バイクに乗るまではわかりませんが、とにかくベストを尽くすのみですね。」

 

ニック・ハリス
「あと4戦ですが、この4戦については少し変わった見方をしているのかなと思いますが。」
マルク・マルケス
「そうですね。自分の場合はシルバーストーンのあたりでチャンピオンシップの可能性は消えてしまっているわけですからね。アラゴンでは勝利出来る可能性があったのに、大きなミスを犯してしまいました。今回は怪我がありますからトップ5くらいがターゲットですね。体のコンディションの管理が重要になると思いますが、最終戦まで良いレースで追えることが出来るようにしたいと思います。」

 

MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

ニック・ハリス
「マルクありがとう。さてイアンノーネ、アラゴンでは素晴らしい4位獲得でしたが、あなたの肩の具合はいかがでしょう?」
アンドレア・イアンノーネ
「アラゴンでのパフォーマンスには満足しています。ダニやヴァレに挑みましたが、彼らは0.2〜0.3秒ほど速くて、追いつくのは不可能でした。ただ結果的に順位には満足しています。肩の具合は良くなっていて現在70%ほどですが、これはとても重要なことですね。このトラックでは強烈なブレーキングポイントがありますからね。」

 

ニック・ハリス
「茂木では素晴らしい結果を残していますよね。」
アンドレア・イアンノーネ
「ええ。ここは良い思い出があります。2009年と2011年は良いレースでした。2009年は125ccでスリックタイヤでポールスタート、でもトラックはウェットだったので他のライダー達はレインタイヤを履いていて、自分が終盤に良いペースになって勝利したんです。2011年はMoto2でマルクと戦ったレースで、自分のキャリアの中でも最高のレースでした。勿論マルクは強かったんですが、あれは良いレースでした。」

 

MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

ニック・ハリス
「アンドレア、ありがとう。それではダニ、あなたの場合は特に怪我などはないですよね?(笑)ここには大きな自信を持ってやってきているでしょうし、過去に素晴らしい結果も残していますね。」
ダニ・ペドロサ
「ええ。ここでのライディングはとても楽しいです。ただ、今年はヤマハが強いですから練習走行からハードに作業する必要があるでしょうね。楽しんで走れば走るほどパフォーマンスは上がりますし、多くのメッセージももらっていますから、今週も良いレースが出来ると良いですね。」

 

ニック・ハリス
「ここでは良い結果を残していますが。」
ダニ・ペドロサ
「確かにそうですが、解決しなければならない問題もありますので、いつも通りの作業を進めて良い状態で週末を迎えたいと思います。」

 

MotoGP2015 日本GP木曜プレスカンファレンス翻訳

ニック・ハリス
「ダニ、ありがとう。それではアレイシ、スズキにとっては大事なレースですね。3年ぶりに帰ってきました。」
アレイシ・エスパロガロ
「ええ、大事な週末になるでしょう。3年のブランクの後ですから、スズキの内部の重要人物達もレースを見に来るでしょう。良いパフォーマンスを彼らに見せたいですね。」

 

ニック・ハリス
「アラゴンでは素晴らしいレースでしたが、やはり3年ぶりのレースというのは大変でしょうね。」
アレイシ・エスパロガロ
「簡単なシーズンではありません。シーズン開幕はバイクの戦闘力は最初から高いと感じたんです。しかし、シーズンの中であまりバイクを進化させることが出来ていません。アップダウンもありましたし、自分自身も競争力が高いとは言えない状態でした。自分ももっともっと努力する必要があります。これからシーズンオフに向かうわけですが、その間にさらに競争力の高いバイクを作りたいと思いますし、来シーズンはさらに表彰台に近づきたいと考えています。」

ニック・ハリス

「アレイシありがとう。それではフロアからの質問をどうぞ。」

 

Q
「ホルヘの肩の具合が残りのレースにどの程度の影響を与えると思いますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分にとってはどうなのかは未知数ですし、おそらくホルヘ自身もわからないと思いますよ。明日の走行を待ってみないとわからないと思います。肩というのは通常生活で痛くても、ライディング中は痛まないなんてこともあるんです。ですから、彼が明日バイクに乗ってみないことには何とも言えないんじゃないですかね。ホルヘは昔鎖骨が折れた状態でも走っていたこともありますし、いずれにしても彼は強いと思います。」

 

Q
「2010年はホルヘと一騎打ちという戦いでしたが、今回もそのようなレースを望みますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「通常は自分達のレーススタイルというのはかなり違うんです。ホルヘが強い時は彼はスタートから一気にいなくなってしまうから追いつくのは無理なんです。2010年は良いレースでしたが、多くのオーバーテイクもありハードな戦いでした。同じことが今回も出来るかどうかはわかりません。」

 

Q
「日曜はまたしても雨になる可能性についてはどう考えますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分にとっても嬉しいかどうかはわかりませんね。基本的にどのライダーもドライが好きですし、やはりドライを希望しますね。ただ何が起こるかはわかりませんから。雨の中でも競争力があるかどうかはその時のセッティング次第ですね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「天候はコントロールできませんし、ヴァレも語っているように多くのライダーが通常ドライレースを希望するものですからね。ただその時のコンディションに適応しないといけませんし、その時のセッティングにもよります。セッティングによってはポールが獲得出来ることもありますし。これは色々なことによりますね。」

 

Q
「肩の怪我は雨の方が影響が少ないのかなどありますか?」
ホルヘ・ロレンゾ
「レースの後で語ると言いたいところだけど、基本的にはやはりドライを希望しますね。ドライのほうが転倒の可能性が低いですし、この状態で転倒するとなると怪我にとっては良くないでしょうね。ただこればかりはトラックに出てみないとわかりません。レインになれば速いということがあるかもしれませんし。」

 

Q
「今後レースが連続して続いていくことについてはどう考えていますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そういう事はバイクに乗っていない間は考えるものだけど、バイクに一度乗ってしまえばそういう事は考えないものですね。ただ、昔はこういう形でレースが続いていくものでしたから、多くのライダーがこういう状況には慣れていると思いますよ。それに今後の3つのトラックはどれも素晴らしいトラックですしね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「自分の場合も今いる上状況の中で最大限の力を発揮する事を意識しています。ただ自分の場合はレースが連続している事は好ましくて、そのほうが体、筋肉がレースに慣れている状況の中でレースが出来ますから。それに今後のレースについてはどのレースも同じ重要度だと考えていますね。」