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★ホンダからV4エンジン用モノコックフレームとスーパーチャージャーエンジンが登場か?

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やたらと前置きが長い記事なんですが、簡単にご紹介しますと、ホンダが米国特許商標庁にV4エンジン用のモノコックフレームとスーパーチャージャーエンジンを登録したよというニュースです。CBR1000Rのリニューアルの放置具合が、V型4気筒のモノコックフレームバイクとなって新登場するのであればファンとしては喜ばしいニュースかなと。あとは気になるのはスーパーチャージャーエンジンをどのようなモデルに搭載するのか?という点ですね。恐らく今年のEICMA以降に何かしら動きが出てくるのかなと予想しております。

ホンダからV4エンジン用モノコックフレームとスーパーチャージャーエンジンが登場か?

金融危機がホンダCBRのエンジニアリング部門の開発スピードを鈍らせたとは感じないだろうか?2008年にCBR1000RR、2009年にCBR600RRへの大きな変更があって以降どちらのモデルも大きな変更を受けていない。(CBR1000RRにSPバージョンというものがあるが。。)その代わりにホンダはCBRのラインナップをパフォーマンスを下げ、手に入りやすくしたCBR300RR、CBR500RRやCBR650Fなどに広げる方向をとっている。

また、ホンダのラインナップ全体を眺めると、ホンダはNC700XやCTX700N、NM4、CB300F、CB500F、CB500Xなど、さらにはGoldWingF6B、CTX1300、CB110、Gromなどラインナップ全体を広げることに忙しいように思える。景気後退以降スーパースポーツモデルのアップデートを先送りにしているのはホンダだけではない。ヤマハは2008年以降YZF-R6に大きな変更を加えていないし、スズキのGSX-R1000は2009年以降、GSX-R600は2011年以降大きな変更がない。ただ、カワサキは2013年にニンジャ636を、トライアンフは675Rを2013年にアップデートし、MVアグスタはF3を2013年に発表している。

 

エレクトロニクスに関してはカワサキとヤマハはアーリーアダプターだ。ホンダはあまり電子制御を装備しないし、スズキは最近になってV-stromなどにトラクションコントロールを搭載したという状況だ。アプリリアのRSV4、Tuono、Caponord、BMW S1000RR、Ducatiパニガーレ、ムルティストラーダ、ディアベル、MVアグスタなどはサスペンション、エンジンブレーキ、スロットル感度、クイックシフターなども含めて電子化されている。カワサキのZX-10R、ヤマハのYZF-R1とR1Mは欧州勢と歩調を合わせて進化している。またカワサキのH2などは最新技術の塊と言えるだろう。ホンダは技術的な部分に関してはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を多くのモデルに展開することに忙しい。

 

さて、この流れは変わるのだろうか?アフリカツインは2016年モデルとして6段階のコントロールを持ったDCTトランスミッションを装備し、オフロードライディングモードのon/offも可能となっている。アドベンチャーツーリングセグメントのモデルに新型モデルが登場するのはおよそ6年ぶりくらいではなかろうか?そして昨今発表されたライトウェイトスーパースポーツコンセプトやNeowing、EV-Cubなどのコンセプトモデルはきっと面白いモデルになるだろう。

 

しかしそれよりも興味深いのはホンダが最近U.S.P.T.O. (アメリカ米国特許商標庁 )に登録した内容だろう。一つはV型4気筒エンジン用にデザインされたモノコックシャーシ、そしてもう一つはなんとスーパーチャージドエンジンだ!このような事が実現すると誰が思っただろうか?しかしホンダのパテントとカワサキH2の内容には確かな違いが存在する。80年台の日本の4メーカーはターボエンジンのバイクをラインナップしていたが、今度はそれがスーパーチャージャーという形で実現しそうだ。ホンダのパテント内容によると「スーパーチャージャーはエンジンのシリンダーアッセンブリー後方にマウントされ、ドライブプーリーはスーパーチャージャーのドライブシャフトにマウントされており、ドライブプーリーはスーパーチャージャーのインプットシャフトにマウントされます。」とのことだ。

ホンダからV4エンジン用モノコックフレームとスーパーチャージャーエンジンが登場か?

もう一つの内容としてはモノコックシャーシだが、これはDucatiのものと似ているような気もするがホンダのそれはV4エンジンに最適化されており、さらにサスペンションのマウントもプロリンク方式となっている。ホンダのものはDucatiのコピーキャットと言われる可能性もあるが、既に存在しているデザインを取り込み昇華し自分の物にしていくやり方は、ホンダ、そして日本のメーカーが得意とすることだしこれからも続けていくところだろう。(※これは日本人の感覚からするとなるほどと思うと同時に、少しムカッとしますね。)


ホンダのパテント内容によると、「エンジンとフレームをしっかりと結合させることで作業性、生産性が向上します。ホロー構造のメインフレームがヘッドパイプがリヤ方向に伸びており、大きく合いたフレーム前方の空間はインテーク用のエアーの導入を助けます。」とのことだ。

 

Ducatiはモノコックシャーシに変更して以来、スーパーバイクで勝利していない。であるからしてこれがホンダの向かう方向性では無いと思われる。だが、もしホンダがVTR1000でDucatiを打ち負かした過去のように同じ事が起きるとしたら?ホンダのリッタースポーツバイクは長いこと登場していない。我々は2016年もしくは2017年にV型4気筒、モノコックシャーシのCBRを拝むことになるのだろうか?多少でも良いのでRC213V-Sの技術内容が盛り込まれる事を願おう。少なくとも今回の内容から考えるに、ホンダは将来的にもう少し手に入りやすいRC-213V-Sのようなスポーツバイクを開発しているのではないかと想像することが出来る。

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