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★ヴァレンティーノ・ロッシ「レースが大好きだから走り続けている」

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10度目のタイトルも視野に入ってきたヴァレンティーノ・ロッシ選手のインタビュー記事をご紹介します。20年近いキャリアの中でのレースに対するアプローチはずっと変わらず「好きだから。」と語るロッシ選手。また同時に楽しめなくなった時点で辞めるとも語っています。そして今まで戦ってきたライバルの中での最強の選手はロレンゾ選手だと明言してもいます。

ヴァレンティーノ・ロッシ インタビュー

2015年のタイトルを獲得したとすると、ヴァレンティーノ・ロッシはMotoGPで最高の選手となるだろうか?おそらくそうなるだろう。しかしこうした9回のワールドタイトル、銀行にある資産などの成功に関わらず、36歳のファクトリーヤマハのライダーは彼自身「普通の男」だと語る。ロッシはチームメイトのホルヘ・ロレンゾを14ポイントリードした状態で日本GP開催の地、茂木へ向かう。

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「2015年のチャンピオンシップ後半戦についてどのように考えていますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ホルヘが強いから大変な戦いになるでしょう。彼のライディングは完璧に近いし、これからの4戦は複雑な戦いになるでしょうし。14ポイントのリードは多くはありません。ただ良い働きが出来れば競争力を持てると思います。」

 

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「アラゴンでは2位をかけてダニと抜きつ抜かれつで、結局6回彼を抜きました。リスクを取り過ぎたのでは?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「4ポイント多く稼ぐにはダニに勝つ必要があったんです。チャンピオンシップの事を頭に入れて走っていたのでリスクをかけすぎだったとは思いません。全ての持てるカードを使い、最終シケインでのオーバーテイクという普段使わないカードも使いました。あそこでは普通抜かないものなんですよ。ダニもそれに刺激を受けたみたいで抜かれてしまいましたけどね。日曜の彼は素晴らしく強いライディングでしたね!」

 

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「確かに素晴らしい走りでしたね。現在が最高のヴァレンティーノ・ロッシだと思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分のアプローチはここ20年近く変わっていません。アタックしてパスするチャンスがあればやるだけです。出来る限り最高の結果を求めているだけです。残りの4戦も同じ気持で挑みます。全て好きなトラックですしね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ インタビュー

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「自分を一言で表すとすると?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ヴァレンティーノ・ロッシ。ゼッケン46のレーシングライダーです。」

 

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「そしてあなたのバイクは?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分のバイクは。。。特別だね!」

 

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「自分自身であるために自分を否定しなければならない時はありましたか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ありません。ライダーであるためには多くの時間を体づくりに使わねばなりません。過去数年はここに非常に重点を置いていました。ジムで物凄い時間を使っていたんです。でもそれは問題じゃないんですよ。VR46の連中が自分をよく助けてくれますね。皆で一緒にトレーニングをするんですけど、彼らと一緒にトレーニングすることでモチベーションが湧きますね。若返らせてくれるというかね。彼らと一緒にトレーニングするのは本当に好きなんですよ。それで土曜日にはランチ(ロッシ選手の私設のトラック)で一緒に過ごして、これもまた重要なことですね。彼らはとても速いですから、毎回彼らに勝とうとする事自体が良いトレーニングになりますね。」

 

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「あなたの最初のGPである1996年からMotoGPはどのように変化したのでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

今は昔それほど気にしていなかったようなことに集中する必要があります。フロントで完走したいのであれば、良いライダーであるだけでは駄目なんです。素晴らしいアスリートである必要があるんですよ。過去はレースの中で最終ラップだけ頑張れば良かったんですが、今はハードにトレーニングして、100%ではない状態でトラックに出て行くのでは駄目なんです。自分もレースが無い日は毎日トレーニングしています。レースのリズムも上がっていますし、一周目から最終ラップまで集中し続けている必要があります。そのような高い集中力と正確性を要求される中では、肉体的なトレーニングはかかせません。」

 

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「あなたの父のグラジアーノは”今が最高のヴァレンティーノだと思う。昔の彼はここまでモチベーションを持っておらず、経験とは異なりスポーツマンという意味での成熟性も無かったと思う。私の考えではモチベーションのほうが経験よりも重要な意味合いを持つ。”と語っていましたが、彼の意見に同意しますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「良い結果を得るには色々なものごとの組みわせが必要です。経験もその一つです。そして経験は何かしらそういった出来事に遭遇した時に役に立つものです。経験によって速く走れるかどうかはわかりませんが、確かに自分を助けてくれていると思います。トラックに出た時のミスも少なくなりますし、これは年をとるということのポジティブな点ですよね(笑)でもモチベーションがやはりカギだと思います。トレーニングや年をとることによる経験よりもね。自分自身に「何故レースをしているんだろう?」と自問した時、僕の場合はレースが好きだから続けているんですよ。本当に大好きなんです。自分のバイクをセットアップしてトラックで走るのが大好きなんです。20年近く経った今でも、高いモチベーションを持っています。全てが関連しているんですよ。」

ヴァレンティーノ・ロッシ インタビュー

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「トップに君臨し続けるには、ライバルから学ぶことはどの程度重要ですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「自分はいつも自分に対してチャレンジを課しているし、ライバルから学ぶことも同時に重要です。どのライダーも自分のスタイルがありますから、自分自身で変えられないところに頼るしかないんです。対照的にバイクやタイヤは変更出来ますから、自分のスタイルに合わせることが重要です。ライダー自身が何を変えられるのか、どの程度順応出来るのかということについてはライダー次第ですね。」

 

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「マックス・ビアッジ、ケイシー・ストーナー、マルク・マルケス、ホルヘ・ロレンゾなど多くのライバルの中で誰が一番強いライバルでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ホルヘです。彼は肉体的にも精神的にもとても素晴らしいライダーなんです。彼が強い時に完璧なコンディションだと彼を負かすことは出来ません。彼は前よりも集中していて非常に進化しましたね。彼はバイクの最高のセットアップを速く見つけるようになりました。」

 

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「昔はライバルを挑発するようなこともしていましたが、最近ではTweetでホルヘにプレッシャーを与えているんでしょうか?ソーシャルネットワークもゲームの一部だと思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「そうは思いません。FacebookやTwitterは楽しむだけです。」

 

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「10回目のタイトルも視野に入って来ましたが、他にも夢があるんでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「今はMotoGPに全てを捧げています。いろんな事をやりたいんですが、ちょっと時間が無いんですよね。」

 

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「あなた自身の会社(VR46)で友人と一緒にいて、レースも彼らと戦っているわけですが、友情が常に先にくるものでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「友情はとても大事です。子供の頃からの友人と一緒にいると、自分が間違っている時はいつも間違っていると伝えてくれますし、彼らと最高の瞬間をわかちあうのは最高ですね。チームの中にも沢山友人がいますし、彼らと情熱をわかちあうのも大好きです。」

 

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「自分自身を普通の人間だと思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「もちろん。レースは自分にとっていつも楽しいものなんです。楽しめなくなった時点で辞めるでしょう。」

 

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「家にいる時な何をして過ごしますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「基本的には寝ているのが好きなんです。朝はずっと寝ていて昼に起きるんですよ。午後に2−3時間ジムでトレーニングをしてね。アカデミーの連中と一緒にトレーニングをして、週末はランチでトレーニング。トレーニングセッションの後は毎回レースをやっているんです。それから一緒に夕食です。レースについて話し合い、意見交換をするのには最高ですよ。アカデミーの連中と一緒に過ごすのは大好きですね。彼らは自分のモチベーションを高めてくれますし、若返らせてもくれます。」

 

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「将来は何をするつもりですか?ルーティーンになってしまうことを恐れているんでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ

「ルーティーンに陥ることは恐れていません。自分自身好きなことをやり続けるからです。MotoGPには自分の時間をほとんど注いでいますが、それが無くなった時は、また別のやりたい事に時間を注ぐでしょうね。」

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