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★Aspar 2016年はDucatiで参戦の予定

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Asparの状況と来年のオープンクラスについての検証記事をご紹介します。Asparは来年はDucatiを使用しヘルナンデス/ラバティの2選手で参戦するようですが、ヘイデン選手の行方、2017年からの各メーカー最低でもサテライトバイクを2台というルールから考えて、どのチームがどのメーカーのバイクを使用するのか?またサテライト各チームのカラーリングなども気になるところです。

Aspar 2016年はDucatiで参戦の予定

アラゴンは3つのクラスの選手とマネージャー達にとって忙しいレースだった。太平洋ラウンドに向かう前の契約交渉の優先度が高かった。とは言え、いくつかの契約に関しては合意が得られたが、全てのチームがアラゴンを発つ前に全てが決まったわけではなかった。

しかし殆どの締りの無い契約の話はMotoGPクラスの絡んだもので、その中でもアスパーに関しては疑問が残る。アスパーのオリジナルプランとしてはジャック・ミラーを彼のチームと共に迎え入れるというものだったが、いくつもの障害が重なり実現しなかった。大きな要因としては資金だ。ミラーをチームに入れるためにアスパーはある程度の資金を支払うつもりはあるだろうが、それよりも高くつくのはホンダを去ることだ。

 

オープンクラスのホンダを走らせた事があるチームからすると、それはガッカリするような性能だったようだ。2014年のRCV1000Rは馬力が足らなすぎ、ファクトリーバイクとストレートで勝負にならなかった。この状況を打開する為に、ホンダはオープンクラスのチームでも購入出来るファクトリーRC213Vの廉価版のRC213V-RSを用意した。しかしこのバイクにはシームレスギアボックスが付いておらず、スペックエレクトロニクスで走らせる作りとなっていた。このバイクも競争力があるとは言えない作りであった。ニッキー・ヘイデンは「このバイクはシームレスギアボックスで走らせる作りになっているんだ。それなしには良い走りは出来ない。」と先週語っていた。

 

AsparはスポンサーとしてDriveM7を今シーズン初めに失っており、彼ら自身ホンダのマシンを走らせ続けるのは不可能だと気づいたようだ。競争力の無いバイクの割にこのバイクを走らせるのは非常に高くつき、Asparもホンダに変わるバイクを探していた。AsparはDucatiとアラゴンで話し合いの場を持ち、情報によると話し合いは合意に達したようだ。チャバティによるとAsparはDucatiに2016年のバイクの提供を依頼し、DucatiはGP14.2とシャーシエンジニア、データエンジニアを1人ずつという条件を1パッケージとして提示。Asparはそのパッケージを2人のライダーに欲しいと要求したようだ。

 

その2人のライダーとは誰だろうか?今日のAsparの発表によると1人はヨニー・ヘルナンデス。詳細の発表は無いが、ヘルナンデスは過去2年に渡りDucatiでレースを行い、Ducatiからのサポートも厚い選手であるので、AsparとDucatiの合意があったことは確実だろう。もう1つのシートはユージン・ラバティのものだと考えられる。ただ、彼自身Asparで走る契約を2016年まで持っているわけだが、さらに結果を出していくことが必要だろう。ラバティは練習走行や予選での結果は良いのだが、スポンサーとしてはレースでの結果を求めるわけだ。そういう意味では、ラバティはアラゴンでオープンクラスのライダーとしてトップで完走しており、これは彼の今後について大きな意味を持つだろう。

 

AsparのGino Borsoiによるとチームにとってスポンサーシップは引き続きチームの課題であるとのこと。彼らはスポンサーについてはシーズン開始から話し合いを行っているものの、決勝での今一つな結果のために難航しているようだ。とは言え、彼らは2016年の参戦についてはタイトルスポンサーがついた状態で迎えられると考えており、Borsoiに言わせると「5つのファクトリーが参戦しており10台のバイクがいる状況で、どのみち我々はそれ以降の順位となる。」とのことだ。もしAsparがDucati機で参戦するとなった場合、2016年のグリッドは8台のDucatiが並ぶことになる。しかし2017年からのルールでは1つのメーカーのバイクはファクトリーの2台を入れて6台に制限されるため、2017年にはいずれかのサテライトチームがDucati機の使用を諦めるということになる。

 

2017年ルールでは全てのファクトリーが最低でも2台のサテライトバイクを提供するとなっているため、Ducatiを諦めるサテライトチームにとっては、オプションは豊富にある状況だ。スズキのサテライトバイクはとても魅力的であるだろうし、もしアプリリアのRS-GPの戦闘力が来年高ければ、アプリリアという手もある。Asparがホンダを離れることで来年のグリッド上のホンダは5台となる。2台のレプソルホンダとカル・クラッチローのLCRに次いで、MarcVDSもホンダを使用する。スコット・レディングがプラマックDucatiに移動することでMarcVDSにはシートが1つ空くが、このシートはティト・ラバトのものだ。

日曜のレースの後に彼がホンダRC213Vを月曜のテストで乗るということを尋ねられて、ラバトはチームのプレスオフィサーを探して、何と言ったら良いのかわからないという表情をしていた。彼は「2014年のMoto2チャンピオンシップ優勝のプレゼントとして」と最終的に述べてジャーナリストの笑いを誘ったわけだが、これはレディングがチームを去ると決めた時点で決定されていた事だったのだろう。

BY DAVID EMMETT

www.asphaltandrubber.com