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★ダニ・ペドロサ「辛い出来事の中から多くを学んだ。」

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Cycle Worldにレプソルホンダのダニ・ペドロサ選手のインタビューが掲載されていました。今シーズンは腕上がりの悪化のために右腕の再手術を行い、一時引退か?という話もあった後に、着実に結果を積み重ねてきているペドロサ選手。よく考えてみればペドロサ選手も非常に長いキャリアを持つライダーです。アラゴンのような素晴らしいバトルを今後とも見せて欲しいと思います。

ダニ・ペドロサ「辛い出来事の中から多くを学んだ。」

ダニ・ペドロサのストーリーは彼が4歳の誕生日の時に父親のアントニオから貰った特別なプレゼント、ポケットバイクから始まる。6歳になる前にはペドロサはミニバイクでレースを始める。最初は楽しみながら、そして徐々にプロフェッショナルとして。

ペドロサは彼自身最高のMotoGPシーズンはまだ訪れていないと語る。これがまだ獲得していない唯一のタイトルを獲得するためにレースを重ね、事故を重ね、手術を重ね、速くて精確なライダーである彼のメンタリティーだ。2001年125ccでの鈴鹿でのデビュー以来、15年に及ぶホンダでの彼のキャリアについて、今回インタビューをする事が出来た。

ダニ・ペドロサ「辛い出来事の中から多くを学んだ。」

Cycle World

「9/29で30歳になりましたが、自身とファンにアラゴンGP2位という素晴らしいしプレゼントを送ることが出来ましたね。」

ダニ・ペドロサ

「とても嬉しいですね。ヴァレンティーノと素晴らしいバトルが出来ましたし、彼の前で完走出来たことで最高の充実感を得ることが出来ました。彼はこうしたレースの中でのバトルではマスターと言える存在ですし、グリッドのどのライダーにも勝てる力がある選手ですし、自分自身こうしたバトルは弱点なんですよ。彼のエンジン音がすぐ後ろに聞こえましたし彼は真後ろにいましたね。残り5、6周の段階で彼はアタックを開始したんですが、彼に抜かれてもすぐに抜き返すことが出来ました。」

 

「速いペースで走りながらもラインを閉じながら走るのは非常に大変でした。彼は自分が予想していなかったライン、ブレーキングポイントでオーバーテイクを仕掛けて来ました。何度も順位を入れ替えながらでしたが、なんとかチェッカーフラッグまで彼を抑えることが出来ました。バイクを最後までしっかりとコントロール出来たので、満足しています。サーキットのレイアウトが左コーナーが多い作りでしたので、右腕の様子を見ながらではないレース展開になり助かりました。」

ダニ・ペドロサ「辛い出来事の中から多くを学んだ。」

Cycle World

「誕生日には何かしたい事があるんですか?」

ダニ・ペドロサ

「リラックスして友人と話したりして過ごしたいですね。この素晴らしいし日を家族や友人と過ごすというのが最高のプレゼントですね。」

 

Cycle World

「あなたは3つのワールドタイトルを獲得し、49勝、138回の表彰台獲得という記録があります。これらの長いキャリアから言えることは何でしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「自分が思っていたよりもすばらしい成功を収めることが出来ていると感じます。それにとても辛い出来事の中から学ぶこともありました。辛い事が起きた時にそれに対して怒るだけなのか、将来の為にそこから学ぶことが何かあるのか?と考える事などですね。多くのことがあり、多くの怪我もしました。ひどく落ち込む時もあれば、最高の気分の瞬間もありました。でも常にそこから学んでいるんです。」

 

Cycle World

「500cc2ストロークのマシンは経験が無いと思いますが、全ての種類のMotogGPマシンを経験されていますね。990cc、800cc、1000cc。これらの変遷について教えていただけますか?」

ダニ・ペドロサ

「990ccは大きなマシンで低回転でも多くのパワーがありました。電子制御は今よりも少なく、タイヤが大きな意味合いを持っていました。800ccのマシンからは電子制御が大きな意味合いを持ち、ブリヂストンがシングルタイヤサプライヤーとなったのもあり、ライディングスタイルは大きく変わりました。それまでよりもバイクをプッシュ出来るようになり、シャーシの造りも変わりました。タイヤの重要性は増していき、タイヤに合わせてバイクが造られるようになったのです。1000ccになりバイクは再び大きくなりパワーが上がりましたが、それは特に高回転にかけての話ですね。」

 

Cycle World

「あなたにとって最高のバイクはどのバイクでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「2012年の1000ccのRC213Vですね。(※この年ペドロサはワールドタイトルにおいて2位を獲得。)あのバイクにはとても良いフィーリングを感じていましたし、乗るのが楽しいバイクでした。エンジンもパワフルで肉体的にも多くを要求されるバイクでしたが。」

 

Cycle World

「最も乗るのが難しかったバイクは?」

ダニ・ペドロサ

「2009年と2010年のRC212Vですね。それと今年のRC213Vです。今年のはアグレッシブでコントロールが難しいんですよ。ブレーキングの最中にマシンを最適な位置に留めておくというのが難しくてプッシュするのがより難しいんです。今年のバイクはミスを許してくれません。今シーズンのマルクと自分を見ればわかってもらえると思いますけどね。ただバイクの開発を今シーズン行うことは出来ませんからね。今はポジティブな気分で来年に向けて備えることですね。」

 

Cycle World

「あなたが2001年にこの世界に身を投じてから、MotoGPはどのように変わったんでしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「より多くのお客さんに魅力をアピールして楽しんでもらえるという側面で大きく進歩しましたね。メディア、TV、SNS、スポンサーなどのおかげです。今やMotoGPは世界中で人気のスポーツになりました。」

 

Cycle World

「10年の中でニッキー・ヘイデン、アンドレア・ドヴィヅィオーソ、ケイシー・ストーナー、マルク・マルケスといった選手等とガレージを共にしました。彼らについていかがですか?」

ダニ・ペドロサ

「2006年にレプソルホンダに加わった時、チームメイトはニッキーでした。彼はとんでもない働き者で、朝の7:00から夜の9:00まで働き詰めなんですよ。常にバイクを良くしようとして、あと0.1秒を詰めようとしてね。ドヴィヅィオーソは物静かなライダーですね。彼の年齢からするととても落ち着いて成熟していますよね。ケイシーについては才能と情熱という2つの言葉で表現出来ると思います。マルケスは若くて楽しいヤツですよね。」

 

Cycle World

「あなたの強みな何でしょうか?」

ダニ・ペドロサ

「決断力ですね。何かをすると決めたら、そこに集中して全力を尽くします。結果が出なくてもとにかく頑張り続けることが出来ます。」

 

Cycle World

「そして弱点は?」

ダニ・ペドロサ

「せっかちなんですよね。」

Cycle World

「家にいるときは何をしていますか?」

ダニ・ペドロサ

「今はスイスに住んでいて、良い日というのは晴れた日に友人と湖畔で過ごすことですね。悪い日は冬の間ですね。雪の日に外でトレーニングしている時は嫌ですね。」

 

Cycle World

「バイクでのレースをしていなかったら何をしていたと思いますか?」

ダニ・ペドロサ

「わかりません。子供のころからバイクでレースをすることしか考えていないんです。12歳の頃にプロの自転車競技の選手になりたいと思ったことはありますね。でも13歳からはずっとバイクのことだけを考えて、毎年進化することだけを考えています。」

 

Cycle World

「キャリアで最高の瞬間は?」

ダニ・ペドロサ

「レースを始めた時、初めて日本に渡った時、最初の表彰台、最初のGPでの勝利、初めて家族が自分の姿をTVで見た時。自分がGPライダーになったのを両親が見てその喜ぶ顔を見た時など。最初の瞬間というのはいつでも最高ですよね。」

 

Cycle World

「将来の目標は?」

ダニ・ペドロサ

「今時点では正確にお伝えするのは難しいですね。でも何が自分をハッピーにさせてくれるかはわかっています。新しいことを学んで、それを他の人に伝えていくことです。若手の選手を教える?わからないですね。」

By Maria Guidotti

www.cycleworld.com