★イギリスGPリタイア マルク・マルケス「今回はリスクを冒す必要があった」
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事実上、チャンピオンシップ優勝は不可能になったと言えるマルケス選手。転んでもただでは起きないというか、フロント争いが出来たことをポジティブだと語っていますが、これからは2016年シーズンに向けてどういう車体作りをすれば良いのかという点に集中してレースが出来ると言えばそうなのかもしれません。
イギリスGPのマルケスのドライコンディションでのペースは誰も近づけないほどのペースであった。しかし雨となった決勝レースによってそれは意味がなくなってしまった。ホルヘ・ロレンゾが序盤のリードを築くが、マルケスとロッシがロレンゾをパス。マルケスとロッシは後続に6秒の差を付け走るも、マルケスが13周目に1コーナーで転倒。彼のレースとタイトル獲得のチャンスを終わらせてしまった。
とはいえ計算上は77ポイント差のマルケスにもチャンピオン獲得の可能性はある。両ヤマハファクトリーライダーが今後のレースでことごとく不運に見舞われればであるが。。ただ、今シーズン4度目のDNF(リタイヤ)にも関わらず、マルケスはフロントで優勝争いが出来たことを喜んでいる。残りラウンドは完全に失うものが無くなったマルケスにとては興味深いものになるだろう。
マルク・マルケス
「今回のイギリスGPの前からタイトル獲得は困難な状況でしたが、今となってはさらにさらに難しくなりましたね。でも今回のレースはリスクを冒す必要があったレースでもあるんです。レースはコントロール下にあったと思うのですが転倒してしまいました。ゼロポイントです。ただフロント争いがまた出来たということはポジティブな事だと思います。」