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★MotoGP2015イギリスGP 木曜プレスカンファレンス翻訳

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だいぶ遅くなりましたが、木曜のプレスカンファレンス翻訳をお届けします。ブラッドリー・スミス選手が語っているファクトリーチームとのバイク自体の戦力差というのはかなり大きいんでしょうね。。ホンダは開発のフィードバックのためにLCRにもファクトリーバイクを提供していますが、スミス選手も来年はようやくといったところですね。

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ニック・ハリス
「チームメイトのヴァレンティーノと同じポイントで迎えるシルバーストーンは特別でしょうね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「自分にもヴァレンティーノにもヤマハにとっても良いシチュエーションですね。長年こういった状況を夢見てきましたが、ついにホンダに対してアドバンテージを確保する事が出来ました。ただマルケスは完全にチャンピオンシップからいなくなったわけではありませんし、いくつかのレースで勝つこともあるでしょう。ですからこれからは全てのセッション、決勝でプッシュして出来る限り多くのポイントを獲得することを目指したいと思います。アルゼンチン戦の後は29ポイントのビハインドだった状態から巻き返しに成功したことはとても誇らしいことです。ここからまた別のチャンピオンシップが始まると言えます。」

 

ニック・ハリス
「少しだけ自分のほうが良い状況にあると思いますか?というのも良いとは言えないシーズンスタートから巻き返してきたわけですし。」
ホルヘ・ロレンゾ
「そうは思いません。ポイントを挽回出来たラウンドは自分がヴァレよりも多くのポイントを獲得出来たというだけです。毎レース、毎年状況は異なりますしね。ここでは過去に3回勝利していますし、そういった状況を繰り返したいとも思います。最初の練習走行から良い感触を得るということが重要で、そうでない場合レースは厳しい展開になるでしょう。」

 

ニック・ハリス
「記録を見る限りこのトラックは好きなんでしょうか?勝利も過去3回ありますし、マルクとの素晴らしいバトルもありました。」
ホルヘ・ロレンゾ
「それはよくわかりません。自分のライディングスタイルにサーキットの作りが合っているのかもしれませんね。シケインも多いですし流れるような作りですし。ただ初めてワールドタイトルを獲得した年にこのサーキットを初めて走った時から2位に数秒も差を付けて優勝出来ましたし、2013年には再び優勝し昨年は2位でしたから、自分にあっているんでしょう。」

 

ニック・ハリス
「ヴァレンティーノとは今は良いチームメイトですが、今の状況は辛いでしょうね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「昔の出来事は既に過ぎた事で今は良い関係性にありますね。今は再びこうして走ることが出来ていて考えうる最高のバイクが手元にあります。今は再びまた異なる大事なものの為に戦うわけですが、もしレース中に何かしらのバトルがあれば関係性は変わるかもしれませんが、2人ともベストを尽くして戦う準備が出来ています。」

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ニック・ハリス
「ホルヘとこうして同じポイントでレースを迎えるというのは驚くような展開ですね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「11戦戦ってきて同点なんだから驚くべきような出来事ですね。同時にここまでポイントを獲得出来たというのも嬉しいことですが、ホルヘは今までに自分よりも多く勝利してここまでポイントを獲得しているわけです。自分にしてもここまでの前半戦を振り返って結果には満足しています。これからは更に素晴らしいバトルも増えるでしょうから、どんどんと状況は難しくなっていきます。夏休みまでは自分のアドバンテージが13ポイントと大きかったわけですが、夏休み明けはホルヘは非常に強い状態で帰ってきました。ブルノでの素晴らしい走り、インディでも最終ラップにマルケスとバトルがあった2位の素晴らしい走りがありました。ですから自分も今後集中して良い走りをしていく必要があります。」

「多くのトラックは好きなんですけど、シルバーストーンは難しいトラックですね。シルバーストーンがカレンダーに加わった年はムジェロでの怪我のために走行が出来ませんでした。Ducati時代はとても難しい状況でしたしね。ヤマハに戻ってからの昨年の表彰台はとても嬉しかったです。とにかく過去数シーズンはマルクとホルヘの素晴らしい走りについていくことが出来ませんでした。今週はなんとか彼らと戦えるようにしたいですね。」

 

ニック・ハリス
「(※昨年から数えて)15戦連続の表彰台獲得ですね。もし勝てなければ、またそこからバトルが始まるわけですね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうですね。去年のこともありますが、今年はずっと表彰台に立ち続けていますね。そういった事もあって自分よりも勝利数が多いホルヘとポイントで並んでいるんでしょう。ただバトルがどんどん接近戦になってきていますので、トップ2台の前にではなく、トップ3台の前にいなければならないような状況です。マルケスはポイントで離れた位置にいますが、彼が前のレースで見せたように勝てる可能性を常に持っているということは忘れてはいけないでしょう。」

 

ニック・ハリス

「バトルを楽しんでいるように思えますね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「バトルは楽しいですね。ターゲットはチャンピオンシップ優勝ですから。昨年はランキング2位でしたが、一度もチャンピオンシップをかけて争うようなポジションにはいませんでした。常にマルケスが前にいましたから2位をかけて争うのとでは事情が異なります。ですから今年は最後まで優勝争いに絡んでいきたいと思いますね。」

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ニック・ハリス
「さてマルク、失うものは何もない状況ですね。」
マルク・マルケス
「前にも話したように常に100%の力で走るしかないですね。ただブルノのようにいつも苦戦するサーキットでも2位で完走が出来ましたし、昨年のシルバーストーンは良いレースが出来ました。今年は天候とバンピーなトラックに注意が必要ですね。今回もヤマハの2人、そしてダニと良いバトルがしたいですね。」

 

ニック・ハリス
「125cc、MotoGPでの優勝もありますし、好きなトラックなのでしょうか?」
マルク・マルケス
「2010に125ccで走って以来好きなトラックです。それ以降Moto2で2013年と2014年と走りましたが相性が良いですね。今回も優勝をかけてホルヘやヴァレンティーノとバトルが出来るかもしれません。」

 

ニック・ハリス
「貴方自身からするとチャンピオンシップの可能性はなくなったいう事を何度か話していますが、ヤマハの2人からするとあなたが獲得出来るポイントはまだかなり多いという認識です。」
マルク・マルケス
「いや、可能性はまだあると思いますよ。確かに2人とは25ポイントの差がありますが、大事なことは自分がバイクを操縦して良い感触を得られてきているということですので、優勝をかけて争っていくつもりです。」

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ニック・ハリス
「ワールド・チャンピオンシップ4位と素晴らしい結果を残していますね。」
アンドレア・イアンノーネ
「ええ。今のところ素晴らしいチャンピオンシップですね。昨年から比べると良い走行が出来ていると思いますが、今の4位という順位をキープしていきたいと考えています。ブラッドリーが近づいているので難しい戦いになるかなとは思いますがね。もちろん残り7戦も全力で走りますし、MotoGPクラスでの最高順位を更新したいと思っています。」

 

ニック・ハリス
「シルバーストーンはどうでしょうか?」
アンドレア・イアンノーネ
「自分には難しいトラックですね。ただ昨年はドヴィヅィオーソとともに良い位置で走行が出来ていましたので、GP15であれば更に良い結果が望めると考えています。」

 

ニック・ハリス
「GP15は今年3位を3回獲得と素晴らしいデビューイヤーを迎えていますが、ホンダやヤマハがパフォーマンスを向上させる中で大変でしょうね。」
アンドレア・イアンノーネ
「前半戦は確かに自分達に良い状況でしたが、ムジェロ、アッセン、バルセロナ、ザクセンリンクなどの後は困難なレースが続いています。なぜかわかりませんがレースでバイクのフィーリングが悪いんです。前回ブルノでは前を走るライダー達に接近出来ましたし今回も期待しています。」

ニック・ハリス
「ブリティッシュウェザーはどうでしょうか?」
アンドレア・イアンノーネ
「大好きですよ(笑)」

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ニック・ハリス
「ランキング5位、ここでも何度か表彰台を獲得していますが、今週は契約更新という良いニュースがありましたね。」
ブラッドリー・スミス
「テック3との契約更新という良いニュースがありました。更新までにはいくつかのトピックがありましたが、ホームGP開催の前にレースに集中出来る環境が整ったことは嬉しいですね。」

 

ニック・ハリス
「今年は良い位置で走行していますし常に結果を向上させていますね。」
ブラッドリー・スミス
「今年の目標は細かいディテールまで意識して走ることなんですが、自分の右に座っている選手たちは皆自分たちのバイクの細かい部分にも目を配り、けして自分達のパフォーマンスに満足していないという事があります。勝利したとしてもいつもマシンの弱点を探したりね。それが自分がこれからも続けていかねばならない事だと思います。たとえバイクにハッピーだったとしてもね。現状ではトップのライダーから20秒遅れという状況です。特にブルノでは酷い状況でした。2台のDucatiとダニは遥か彼方に行ってしまいましたからね。現在ランキング5位をダニとイアンノーネと争っている状況ですので、こういった差を縮めなければなりません。どこを改善すれば良いのかはハッキリとわかっていますので、ファンの力を借りて前に進みたいですね。」

 

ニック・ハリス
「ファクトリーバイクを手に入れた後、天候などといった状況があると思いますが。」
ブラッドリー・スミス
「今、自分がコントロール出来るのは自分のパフォーマンスだけですので、チームとともに今出来ることを全力でやるだけです。」

 

Q
「MotoGPライダーに質問ですが、ダニー・ケントはMotoGPに来年ステップアップする可能性もありますが、MotoGPとMoto2のどちらを彼に進めますか?」
ホルヘ・ロレンゾ
「自分のこれから数年のキャリアを決めることですので、非常に重要な判断となります。自分に最適なバイク、最適なチームと契約を結び必要があります。彼はMoto2での経験もありますが、今の状況は2年3年前とは異なるでしょうしMotoGPにステップアップするという可能性もあります。とにかく彼の幸運を願います。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「Moto2にほうが良いと思いますね。」
マルク・マルケス
「自分もヴァレンティーノと同じようにMoto2を進めます。」
アンドレア・イアンノーネ
「Moto2はMotoGPにステップアップする前の良い勉強の環境だと思います。ですから最初はMoto2で経験を積むのが良いかなと思います。」
ブラッドリー・スミス
「以前彼にアドバイスを貰ったんですが、自分は全くそれを聞いていなかったので(笑)今回は彼は彼自身の選択で良いんじゃないでしょうか(笑)」

 

Q
「ヴァレンティーノ、今年はこのような成績を残せると思っていましたか?それとホルヘのほうが若いので後半にアドバンテージがあると思いますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「チャンピオンシップ優勝をかけて争うというのがずっと目標だったんです。2009年以降そうしたバトルには加わっていませんから。ですから、現時点では非常にハッピーですね。2つめの質問に関しては確かにそうかもしれないけど、若いからといって後半戦に有利だとは思いません。年齢が上だから疲れやすいだとかそういうことは感じません。ただホルヘは非常に速いので彼のレベルについていくのは大変ですね。」

 

Q
「このトラックで速く走るためには?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「難しいですね。ここは高速トラックですしワイドですからラインが重要です。いくつかのコーナーはとても特殊ですし、バンプが多いですからそういったセクションの処理が重要です。流れるような作りなのでそういった部分はヤマハのバイクに良い部分です。またあらゆる天候に備えていることが重要です。」

 

Q
「来年自分でMoto2にチームを持つというのはどうでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分が走るのであれば年齢がいきすぎでしょう(笑)チームを持つかについては良いとは思いますが、来年はMoto3で走らせますよ。」

 

Q
「気温が低いのはホンダに比べたヤマハという視点で見たときにどうでしょう?」
ホルヘ・ロレンゾ
「数年前までは良くなかったですが、今では気温と路面次第ですね。現状では気温にはあまり左右されませんね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「過去はそうでしたが、今はトラック次第ですね。路面やタイヤなどには左右されますが、ホルヘの言うように気温にはあまり左右されないようになりました。」
ブラッドリー・スミス
「ブリヂストンが昨年持ち込んだタイヤは素晴らしいものでした。どのメーカーにも合うタイヤでしたので、メーカー間の差は小さいと思います。」

 

Q
「タイヤに関しては時に耐熱レイヤーがあったり、ソフトコンパウンドがあったりとするわけですが、その中でもどれが良いとかそういったものはあるんでしょうか?」
ブラッドリー・スミス
「サーキット・レイアウトによりますね。コーナーの種類やコンディションによるところが大きいですね。路面の種類だとかそういったものです。いくつかのトラックは(※タイヤによる)違いが説明出来ない時もあったりします。そういった所も含めてブリジストンの最後のシーズンの仕事は素晴らしいですね。」

 

Q
「バイクの上で良い感じだということですが、現時点でヤマハに劣っているところがあるとしたら、シーズン終了までにそれを挽回出来ると思いますか?」
マルク・マルケス
「性能的には近づいてきていると思います。いくつかのサーキットではホンダのほうが強いですし、ブルノのようにヤマハに比べて苦しむこともあります。ただ自分たちも努力を続けていますしバイクの悪い部分が顔を出さないようにしています。自分もそういった部分を抑えるような走り方に変更しています。ヤマハには接近していると思いますし、大事なことは来シーズンに向けて最大限の情報を得られるように、そしてこのバイクの性格を変え、全てのサーキットで強いバイクとなるように懸命に努力をしていることです。それは不可能だとも思っていますが、ヤマハには接近してきていますし、この先がどうなるかというところですね。」

 

Q
「今週は表彰台の可能性はありますか?」
ブラッドリー・スミス
「サテライトライダーとしてトップで完走するのも大変なことなんですよ。とても才能に溢れる選手達が沢山いますからね。もちろん表彰台を獲得するためにチームと頑張っているわけですし、毎週そのために努力をしてスポンサーのためにも頑張っているわけです。ただ現実的な目標だとは思いません。ただ近年はホンダとヤマハの技術の戦いだと思います。特にここ3年くらい自分がこの関わっている間にも技術の進歩は凄いものがありますし、戦いのレベルも上がっています。毎年一段一段とレベルが上がっていますし、サテライトライダーとして考えると常に2段か3段は遅れた段階のものを使用しているわけですから。自分はヤマハの2人という自分の両方の指以上のワールド・チャンピオンシップ優勝の経験を持つライダーと戦うというのも事実ですし。ただ表彰台が獲得出来るよう祈っていますし、シーズン中に一度は表彰台を獲得したいと思いますね。」

 

Q
「マルケスとチャンピオンシップ3位をかけて戦えると思いますか?」
アンドレア・イアンノーネ
「そう願っていますけど、マルクは夏休みの後にとても強い状態で戻ってきましたからね。可能だとは言えませんが、毎戦ベストを尽くしたいと思います。」

 

Q
「チャンピオンシップで優勝するには年齢は問題ではないという話でしたが、ホルヘに勝つためにあなたが持っているアドバンテージとは何ですか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「いや、先ほどの質問は年齢と後半戦のパフォーマンスに関する質問だったので違うと言いましたが、若いほうだそれは良いですよね。トラックでどれくらいのスピードを持っているかにもよりますよね。彼よりもレースでスピードがあって、さらに予選でも彼よりも前で、スタートから最後まで彼のように独走するということも可能だとは思うんです。ただレースで彼と同じペースで走れた場合、そこでのバトルでの経験値、集中力などがあると思います。ただ、最初にやるべきことはホルヘのようなペースで走るということでしょうね。」

 

Q
「今年優勝出来たとしたら、ホンダからヤマハにスイッチした時よりも素晴らしい経験になるでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「間違いなく今回のほうがより困難だと思いますね。今のホルヘとマルケスに勝つというのは。2009年は自分のほうが経験も積んでいましたしレースで実際に彼よりも前にいました。ただどちらのチャンピオンシップのほうが重要かというのは難しい質問です。ただ確実に言えるのは、より困難な戦いになるということですね。」

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