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★MotoGP2015インディアナポリスGP 決勝プレスカンファレンス翻訳

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ウォームアップでブレーキング限界を試していて転倒したとサラッと語るマルケス選手、それをレースでもやってくれればいいのに。と語る相変わらずお茶面ロレンゾ選手。ロッシ選手は練習走行から予選までに良いセッテングを見つけられない事が弱点だと語っています。

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ニック・ハリス
「まずはおめでとうございます。ホルヘのペースに少し驚かされたのではないでしょうか?」
マルク・マルケス
「もう少し違う展開のレースを想定していました。自分は32秒台で周回出来ていましたが、練習まではロレンゾのペースは33秒前半くらいでしたから。レース前半はホルヘについていけたんですが、中盤は少し苦戦しました。0.5から0.6秒くらい離されてしまいました。残り2周3周のあたりでアタックするのが最後のチャンスだろうなと思ったんです。そこで彼を驚かせてやろうと思ったんですよ。最終ラップは全力でのアタックでしたね。とにかくとても嬉しいです。勝利も25ポイントもね。まずは勝利を楽しみたいですが、すぐにブルノですね。」

ニック・ハリス
「今の状況でできる事はただ勝利することですね。」
マルク・マルケス
「そうですけど。ヤマハの2人が速いので難しいですよね。今日はずっとホルヘの後ろを走りました。アッセンではヴァレンティーノの後ろを走りました。後ろから見る限り彼らのマシンはとても大きなポテンシャルがありますし、コーナーの脱出加速が素晴らしいと思います。なんとかこのエリアでのマシンの改善を進めたいです。」

 

ニック・ハリス
「ブルノはすぐ来週なわけですが昨年はこの時点で10勝という状況でしたね。」
マルク・マルケス
「2013年は素晴らしい週末になりましたが、2014年は苦戦してレースでも問題が出てしまいました。最初から集中していくことが重要ですね。ヤマハのライダーについていくにはかなりのハードワークが必要になるでしょうね。」

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ニック・ハリス
「今日は素晴らしいスタート素晴らしいペースでのレースでした。」
ホルヘ・ロレンゾ
「朝のウォームアップではシーズン初の転倒をしてしまいました。多分タイヤのせいだと思いますが、いつもと同じように開けていったらいきなりバイクから振り落とされたんです。そこからレースに向けて自信を回復するのは容易ではありませんでした。ただ良いスタートが出来ましたし、ウォームアップで加えた変更でバイクのグリップが少し向上したんです。コンスタントに良いペースで走行することが出来ました。」

「こうした事がレースウィークを通して速かったマルクから逃げるという方向にマインドを(※転倒のイメージから)切り替えるのに役立ちました。32.7秒付近の練習走行の時よりも良いタイム32.5秒付近で走る事が出来ていたのでマルクから逃げることが出来るかと思っていましたが、今回は足りませんでしたね。マルクに抜かれた時にエネルギーが残っていなかったのが今回の敗因ですね。ミスもしてしまいましたし。このトラックで強いマルケス、ホンダから逃げ切るにはペースが足りなかったということですよね。」

 

ニック・ハリス
「ヴァレンティーノに対して4ポイント挽回して、その差は9ポイントになりました。」
マルク・マルケス
「自分が優勝してヴァレンティーノが4位であれば13ポイント挽回出来たのにね。最終的にヴァレンティーノがダニを抜いて、自分はマルクに抜かれてしまったので、4ポイントに終わりましたね。9ポイントのほうがそりゃいいですよね。この先にとても調子が良いレースウィークがあれば、優勝してポイント差を大きく挽回出来るレースも出てくるでしょう。」

 

ニック・ハリス
「ブルノはそういう可能性があるトラックでしょうか?」
ホルヘ・ロレンゾ
「わかりません。MotoGPの場合はその場に行って走りだすまでは何が起きるかわかりませんよ。理論的にはブルノはインディよりは自分向きのサーキットになると思います。」

 

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ニック・ハリス
「ホルヘも語っていたように、もしかしたら1ポイント差になっていたかもしれないレースでした。ダニとのバトルも素晴らしかったですが、ドイツとは違う展開になりましたね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうですね。ホルヘがフロントで自分がダニの後ろという展開もありましたから、多くのポイントを失っていた可能性がありますよね。ただ練習走行から考えると4位完走であったとしても悪くない結果だったと思います。ただ午前中に加えた変更で良いペースで走行出来ることがわかったんです。ダニは今日ホルヘやマルクについて行こうとしていましたが、トラックのいくつかの部分ではそこまで強い走りではなかったんです。ダニにとってよりも自分にとってのポイントのほうが意味合いが大きいわけですので、最大限の力で走りました。」

「その後ダニを抜くことができたんですが、肉体的にもタイヤ的にも厳しいレースでしたね。ダニに接近した時点で既にそうした問題が出始めていたんですよね。3回ダニを抜こうとしたんですが、毎回差し戻されてしまいまいた。最終ラップでアタックした時は幸運にも2、3回彼にアタックするチャンスがあったんですよ。バトルは楽しめましたね。今回は再び表彰台が獲得出来て嬉しいですし、常にマルクもホルヘも自分よりも強いという難しい週末の中では重要なことです。それを考えると4ポイント失っただけというのは悪くなかったと思います。インディで苦戦するのはわかっていましたが、練習走行、予選をなんとかしたいですね。まぁ、とくに練習走行ですね。2列目からのスタートが出来れば何もかも簡単になりますし、これが自分の弱点ですから。」


Q
「マルケス 最初の戦略とは異なっていたという話でしたが、ホルヘを抜くのに最初はどれくらい彼の後ろについて観察すれば良いと思っていましたか?」
マルク・マルケス
「レースの前は紙の記録を見て色々と計画を立てますが、実際に走りだすとそこで感じたフィーリングなどからいつアタックするべきかというのがわかるんです。今日は15周目くらいまではホルヘが強くとても抜けるような状態ではなかったので、彼の後ろについて最後にアタックする作戦にしたんです。」

 

Q
「ヴァレンティーノ 今朝はどのようにしてバイクの調子を上げることが出来たのでしょうか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ブレーキング、そして何よりも向き替え、アンダーステアに悩まされていました。金曜は全然ダメな状態だったんですが、土曜には良いバランスが見つかりました。日曜の朝に加えた変更でバイクが更に良くなり、今日は32.8秒付近で走行することが出来ました。でもこのペースは練習走行の時点では不可能でしたね。」

 

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Q
「2人ともセカンドバイクで走行したんですか?(※日曜午前に転倒したマルケス選手とロレンゾ選手のこと)」
マルク・マルケス
「ウチのチームは頑張ってくれたので、転倒したのと同じバイクでレースを走ることが出来ました。」
Q
「あの転倒は何が原因ですか?」
マルク・マルケス
「あれはブレーキングを遅らせすぎたんですよ。限界を試そうと思ったんですが、あれが限界でしたね(笑)レースでは限界まで攻めなければいけないですから、あのコーナーではどこまで攻めることが出来るのか確認したんです。レースではフロントを失うリスクを考えて、あのコーナーでは早めにブレーキングするようにしていましたけどね。」
(※管理人注 さらっと恐ろしいことを喋っていますが、おそらく勝負どころになるようなコーナーで突っ込める限界を探っていた結果、限界に達して転倒したんでしょうが、予選ポールを獲得している中で、さらにそこから決勝レースで勝負出来るポイントを見つけようという姿勢が凄いですね。ただおそらく彼の理想としては全コーナーで限界点を探りたいんでしょう。)
ホルヘ・ロレンゾ
「レースでも同じ事をしてくれよ(笑)」
マルク・マルケス
「そっちが前を走っていたんだから状況は違うでしょ(笑)」 
ニック・ハリス
「ホルヘの場合はどうですか?転倒したバイクをそのまま使用したんでしょうか?」
ホルヘ・ロレンゾ
「転んだバイクはほとんど壊れてしまったんですが、メカニックが素晴らしい仕事をしてくれてシャーシを交換したんです。ただ、新しいシャーシの特性が異なるということを恐れて、結局セカンドバイクを使用しました。」

 

Q
「ヴァレンティーノに質問です。ダニはストレートで速かったですし、マルケスもホルヘをストレートで抜きました。ホンダのほうがストレートが速いような感じがしますが、ホンダのペースについて何かコメントはありますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「マルクとホルヘのシチュエーションは見ていないのでなんとも言えないね。ダニについては体重とかエアロダイナミクスの面などで有利というのもあってストレートが速いね。うちのバイクも加速性能はホンダに比べて悪くないんだけど、トップスピードにおけるパワーが素晴らしいってわけではないんですよね。そこで最高速度では少し苦戦してしまうんです。ただスリップストリームについてしまえばそれほど大きな問題ではないと思います。ホルヘも自分もヤマハにその部分をもっとなんとかしてくれとはいつも言っていますけどね。ただこれがヤマハのバイクであって、他にも強みとなる点が沢山ありますから。」

 

Q
「今回の結果はチャンピオンシップにおいては良い結果ですか?それとも不十分ですか?」
マルク・マルケス
「自分にとってのターゲットはレースに勝つことです。他のレースにおいてホルヘが2位になってヴァレンティーノが3位になるというような事は自分のコントロール外のことですが、今までは65ポイント差、そして今回56ポイント差になりました。まだ諦めてはいませんが正直になる必要もあります。ただ目標としてはバイクの上で楽しんでレースに勝つことです。ここでは勝てましたし、ブルノではもし苦戦したとしたら表彰台を目指して走ることになります。ただヤマハの両ライダーは非常に良いペースを持っていますし、彼らに全てのレースで勝とうとするなら、いくつかのサーキットでは非常に努力する必要があるでしょうね。」

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