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★コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8耐 ヤマハファクトリー フリー走行結果

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管理人も出先で今日のセッションを見ていましたが、ストーナー選手のチームベストを塗り替えるアタックは凄かったですね。24日の今日14:30から午後の予選が行われまして、明日のTOP10トライアルへの出場チームが決定されます。※記事は23日の内容です。

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ヤマハファクトリーレーシングチームは第38回コカコーラゼロ鈴鹿8耐において素晴らしいスタートを切った。中須賀、ポル・エスパロガロ、ブラッドリー・スミスは1時間半の最初のセッションを非常に安定したベースセットアップで走行し、難しいコンディションにも関わらず、3位に順位を落とすまで暫定的な1位タイム記録した。

2回目のセッションで、ヤマハファクトリーレーシングチームは数周の後にトップタイムとなる2’07.282を記録。モンスターエナジー・ヤマハオーストリアレーシング(YART)とGMT94ヤマハは、いくつかの困難な状況にあるものの素晴らしい進歩を見せている。

YARTは難しいコンディションの中で午前中に3番手を記録した。鈴鹿のグリップは午後に少し落ち、バイクのリヤグリップが低下したものの、経験豊富なこのチームは午後のセッションでヤマハファクトリーから4.041秒遅れとなる10位を記録。GMT94は世界耐久選手権の前戦にあたるル・マンからYZF-R1に大きく手を加えている。グループBの走行は天候に恵まれず、転倒もあったもののフランスのこのチームは初回セッションで7位を獲得。2回目のセッションではトップまで0.470秒差の4位を記録している。明日ヤマハチームは、朝8時からのフリープラクティスと予選を行う。

中須賀克行

「先週のレース前テストではマシンのセットアップを進めていました。ポルとスミスはとにかくトラックとバイクに慣れようとしていました。マシンのポジションは自分が基準になっていますが、マシンのセッティングは自分もMotoGPバイクの開発をしていた経験からそういった方向性で進めています。今朝の練習は雨の中でのセッションでしたが、午後には晴れたので良かったですね。初日は良い感覚でテストを終える事が出来ました。
ポルとスミスはMotoGPライダーという事で、彼らのレベルの高さはわかっていますが、鈴鹿を数回走っただけで2:07秒台を出してくるんですから驚きました。3人共互いに尊敬しあっていますし、それぞれしっかりとした役割を担っています。この3人で組んで走ることでの素晴らしい相乗効果を感じています。このチームは間違いなく非常にレベルの高いチームですね。」

ポル・エスパロガロ

「全体的に向上することができました。バイクの感触はとても良くて、テストの中で見つけたいくつかの点を改善しました。今日のコンディションは暑くて滑りやすくて難しかったですね。今日は最速タイムを出せました。チームとバイクのおかげですね。自信はありますがレースはまた別物です。テストではミスをしても大丈夫ですが、レースではコンスタントな走行をすること、そして転倒は絶対に避けなければなりません。YZF-R1はライダーに言い訳を許さないバイクですね。実に素晴らしいバイクですしチームも最高です。皆とても速いタイムで走っていますし、レースペースも良いですね。これ以上は望めませんよ。」

「トラック上には沢山のライダーがいるので走りにくいですが、これはこういう形式レースということで慣れなければいけませんね。この種のレースは多くのライダーがトラック上にいますので、勝ちたければこのトラックでのオーバーテイクを学んで、アグレッシブに走りすぎてクラッシュしないようにしなければね。中須賀がベースセットアップを作ってくれたんですが、彼は非常に素晴らしい仕事をしてくれました。スミスは背が高いので大変そうですね。中須賀と自分は同じような背丈で体重も似たようなものですが、スミスは自分たちよりも背が高いですからね。でも彼は上手く順応して自分と同じ位のペースで走っています。チームのバランスも非常に良くて皆のラップタイムも接近しています。非常に良い感じですね。」

 

ブラッドリー・スミス

「今朝の雨で再び雨の練習が出来たのは良かったですね。最初の2日間のテストが雨でしたので、その記憶をリフレッシュするという意味でとても良かったです。決勝でレースになった場合に関しての情報も得られましたし、雨が降った時に備えていくつかのセッティングに関するアイディアやタイヤストラテジーを考えているんです。午後は非常に良いコンディションになってレースタイヤで練習が出来ました。もちろんこの先2日の気温やトラックのコンディションに気を使う必要はありますが、今日の午後のテストから考えるに、自分たちはレースに向けて95%仕上がっていると思います。」

「今まで慣れた形式ではないので今朝は少しナーバスだったんです。朝に起きて何時にどういった形でプログラムが進むのか正確にわかりませんでしたからね。例えばいつレザースーツに着替えたら良いのかとかね。こうした異なった環境では、ほんの些細な事柄で不安になるものですね。外を見れば多くのファンが大きな期待をしているわけですし、ほとんどのライダーはここで走った経験があるわけですしね。明日もそうですけど、日毎に慣れていくとは思います。でもこのレースは、ヤマハにとって非常に重要で大きな意味を持つものです。これだけ大きな役割を担っているとなると当然プレッシャーを感じてナーバスになりますが、良いパフォーアンスを出すためには良いことですね。現時点では自分たちは素晴らしいタイムを記録していますので、そういった面から考えるとこのチームは上手く機能いていますね。」

吉川和多留

「午後の走行では3名ともに2:07台でした。つまり全員とんでもなく速いということです。マシンに関してもポルとスミスから多くのリクエストがありました。中須賀もR1は良くしっていますから、中須賀にどうしたら良いのかという点は任せました。今までのところマシン開発とセットアップ作業は順調に進んでいます。今日はセットアップに関して最後の仕上げを行いました。明日のセッションでも同じ作業を進めます。チームの雰囲気はとても良く、ライダー達は互いに尊敬しあっています。3名ともにスプリントレースのスペシャリストですので、自ずと最速タイムを狙いにいっていますね。ただあくまでチームで戦うものですので、彼らはタイムを縮めることに関しての欲求が強いんですが、我慢してもらっています。この素晴らしいチームで是非とも優勝したいですね。」

www.yamahamotogp.com

http://m.ustream.tv/channel/suzuka-event

※出先の場合はustreamで見る事もできますよ。