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★MotoGP2015ドイツGP レプソルホンダ プレスリリース

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ちょうど決勝のプレスカンファレンスを翻訳しているところですが、先にホンダから出ているレース後のプレスリリースをご紹介します。
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レプソルホンダのマルク・マルケスはドイツGPで完全なレースウィークを展開し、ザクセンリンクにおいてポールポジションの獲得、ラップレコードを更新して6連勝を成し遂げた。チームメイトのペドロサも良い形でレースを終えた。

マルク、ダニともに1周目でロレンゾに抜かれ順位を落とした。4周目にペドロサはロッシに抜かれ4位に順位を落とし、同じ周にマルケスはロレンゾを1コーナーでオーバーテイクする。マルケスはフロントに立つと一度も順位を譲ることなく独走。ペドロサが2011年に記録した1’21.846を破る1’21.530のラップタイムレコードを記録。

 
ペドロサはロッシに抜かれた後ロレンゾをパス、その後17周目にヴァレンティーノをパスする。ペドロサはその後ロッシを引き離そうとするも出来ず、残り3周の時点まで2人のランデブーは続いた。今回の勝利はホンダにとって昨年ぶりの1、2フィニッシュ。マルケスはザクセンリンクでポールスタートからの6連勝となった。
 
シーズンも半ばにさしかかり、チャンピオンシップではヴァレンティーノ・ロッシが179ポイント、ホルヘ・ロレンゾが166ポイント、アンドレア・イアンノーネが118ポイント。マルケスは114ポイントで順位を上げてきた。ペドロサは67ポイントで順位を7位に上げた。
 
チームはこれよりミサノで3日間のテストを行う。2日目まではブリヂストンのタイヤを、そして最終日にはミシュランタイヤを使用してテストを行う。その後チームは8/9のインディアナポリス、アメリカラウンドまでに2週間の夏休みを迎える。
 

マルク・マルケス

「ここ数戦ずっと勝利を追い求めていたので本当に嬉しいですね。アッセンではようやく勝利の兆しが見えていましたが、バルセロナの後は本当に厳しかったです。バイクに乗って再び楽しいと感じることが出来るようになりました。皆の作業の成果ですが、このトラックはホンダにも自分にも相性が良いので、気を抜かないようにしたいですね。ロレンゾの後ろについて走っていた時、ヤマハのほうが強い部分があることがわかったので、これからも継続的な作業が必要です。来週のミサノでどのように改善が出来るかというところですね。」
 
 

ダニ・ペドロサ

「今日のレース展開は満足しています。ヴァレンティーノからのプレッシャーがとても大きかったです。彼とは久しぶりにバトルをしましたが、勝つのが難しいライダーですよね。今日は自分のもてる全てを尽くして、彼を抑える事が出来ました。」
 
「終盤にかけてのほうがペースが良くて、今日は今シーズンで始めてレースの最後まで良いペースで走行出来ました。ここはホンダ向きのサーキットなので、他のサーキットに比べて問題が出にくいんですが、ヤマハの2人が今までになく接近していましたから、来週のテストはかなり頑張らないといけないですね。シーズン後半に向けて競争力を上げる事が出来ると良いと考えています。」