★クラッチロー ムジェロGPでの転倒で右足首を脱臼
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クラッチロー選手は最近転倒が多いですね。マルケス選手も履いていたフロントのハードコンパウンドのタイヤが良くなかったようです。今回ホンダでちゃんと上位フィニッシュで走行出来ていたのはペドロサ選手だけでしたね。
カル・クラッチローはムジェロGP決勝での転倒で右足首を脱臼した。彼はウォームアップラップでも4コーナー入り口で転倒し、右手首を痛めた中での転倒だった。マルケスもクラッチローと同様にフロントエンドを失ってからの転倒をしており、同様にフロントにハードコンパウンドのタイヤを使用していた。
カル・クラッチロー
「チームに対して申し訳なく思います。決勝までは良いレースウィークだったのに。。ウォームアップでは白線で滑って転倒してしまいました。その時に頭を何度も強く打って、手も酷く打撲していたんです。それでも決勝としては良い状態で挑めていたんです。怪我の具合を考えるとあの順位はかなり良い位置だったと思います。ただフロントのハードタイヤのせいでバイクをあまり曲げることが出来ませんでした。」
転倒は23周のレースの21周目に起きた。クラッチローは5位ポジションで後方から追い上げるブラッドリー・スミスと戦っており、彼の前を走るのはダニ・ペドロサだった。クラッチローは転倒の影響が無く、もう少しバイクのセッティングが出ていれば、ファクトリーチームに近づけていたと語る。
「ファクトリーチームからはほとんど離されていませんでしたね。良いセッティングが出ていればもう少し上位に食い込めましたね。フロントのハードタイヤを選択したのが駄目でした。高速コーナーのアラビアータ1で転倒という形になってしまったんです。足がバイクに挟まれて、それで足首を脱臼しました。右足首が物凄く腫れていて非常に痛みます。ドクターからはちゃんとした処置を受けていますが、経過観察が必要です。ホンダもマシンを良くする努力をしてくれている中だったので非常に残念です。バルセロナでは再びしっかりとしたコンディションでレースを迎えたいですね。」
クラッチローは転倒によりチャンピオンシップにおいては7位に転落。ブラッドリー・スミスの10ポイントビハインドとなった。