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★MotoGP2015ブルノGP 資金難により開催の危機

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伝統的なチェコGPの開催が危ぶまれているようです。開催危機の理由というのが、また何ともアホらしいというか、しょーもないですね。
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今年チェコのブルノで開催されるMotoGPチェコ戦の開催が危ぶまれている。ドイツのSpeedweekによると、サーキットオーナーのカレル・エイブラハム・シニアと、南モラヴィア州の知事、ミケル・ハセックは昨年8月より、このチェコGPをだれが主催するかで揉めているとのこと。

ドルナCEOのカルメロ・エスペレーターは、最終通告として6月の第一週までにこの状況が解決されない場合、今年のチェコGPの開催はキャンセルとすると伝えた。

 
問題の確信は誰が主導権を握るか、そして金だ。サーキットオーナーのカレル・エイブラハム・シニアはドルナからレースを主催する際の経費として要求されている273万ユーロもの大金は用意出来ないとし、そのためブルノ市議会、南モラヴィア州の自治体などから援助を受ける形となる。
 
エイブラハム・シニアによると2014年のレース開催で保証された100万ユーロも未だに支払われていないそうだ。一方ハセック知事は、ドルナにチェコGPの開催権を引き渡すように要求している。エスペレーターはモラヴィア州側にはサーキットを管理する実権は無いとして、この提案には慎重な姿勢だ。現実問題としてサーキットのオーナーがエイブラハム・シニアである時点で、このような形での開催は難しいだろう。
 
責任の所在がはっきりしない場合、マーシャル、医療マーシャルなどはどのような扱いになるのか不明なわけであるし、何より理解出来ないのは、エイブラハム・シニアが開催資金が無いと話していることだ。
 
昨年日曜の決勝には138,000人が来場した。3日間の延べ動員数は240,000人を超えており、最安値の種類のチケットが68ユーロだったことを考えても、どんなに少なく見積もっても940万ユーロの売上は上がっているはずなのだ。
 Speedweekによると動員数が170,000人を超えた時点で黒字転換するはずで、サーキット自体の人気で毎年40%程度は動員数が増えているらしい。
 
エスペレーターはエイブラハム・シニアとハセック知事に、ムジェロGPの直後までにこの事態が解消されない場合、2015年のブルノGPは開催されず、8/9のインディアナポリス、8/30のシルバーストーンの間は完全に空白として開くことになると通告している。
こういった内容によって対話が途絶えている両者の対話を復活させようというのが、エスペレーターの狙いだ。
 
両者にとってもレース開催は金になるし、雇用の機会ともなる。しかし今回の問題は何も初めてではなく、誰が主催しているのか不明なまま開催が続けられてきたというのが正しい。
 
2016年にはオーストリアでもMotoGPが開催される可能性があり、チェコと同じ地域でのレース開催となる。MotoGPマシンがすべての実力を発揮して走行可能で、数々の名勝負を産んだブルノがレースカレンダーから消えるとすると悲劇だ。
 
緑に覆われたブルノGPはそのチケットの安さ、食べ物とビールなど多くの魅力があった。なんとかレースカレンダーから削除という事が無いように願いたい。

www.asphaltandrubber.com

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