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★ヘレスGPプレスカンファレンス ロレンゾ「もう言い訳はしない」

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最近プレスカンファレンスでも言葉少なめなロレンゾ選手ですが、そろそろ表彰台を獲得しておかないと、優勝争いはポイント面でも、メンタル面でも厳しくなりそうな気がします。

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ニック・ハリス

ホルヘここでは素晴らしい戦績を残していますね。」

ホルヘ・ロレンゾ

「今シーズンのスタートは良いとはいえませんね。今回は表彰台を目指して走りたいと思いますし、ヘレスはそれが可能なトラックだと思います。」

ニック・ハリス
「今回は体調はどうですか?」
ホルヘ・ロレンゾ
「今回はしっかりと体調を整えていますので、日曜のレースに関して言い訳することはないですね。」

 

ニック・ハリス
「去年に比べるとチャンピオンシップのポイントはそこまで開いていないとも言えますが、そういう意味でもヨーロッパラウンドは大事ですね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「そうですね。ヴァレンティーノは2戦してますが確かにそこまでポイントは開いていないとも言えます。とにかく戦闘力を確保して速く走りことですね。レースでしっかりとコンスタントに走ることが課題です。」

 

ニック・ハリス
「ここ毎戦何かしら違う問題が起きているように思いますが。」
ホルヘ・ロレンゾ
「ええ。これだけ高いレベルだと優勝、2位を目指して走っていても、少しでも問題があるだけで4位や5位争いをする羽目になります。今回は問題があろうとも優勝出来るように走りたいと思います。」

 

Q
「ロッシとマルク以外のライダーへ質問です。マルケスとの接触を見た感想は?」
ホルヘ・ロレンゾ
「残念ながら自分はあまりにも遠くてね。そんなの見るのは無理でしたよ。(笑)」(※直接的なコメントを避けているロレンゾ選手ならではの気遣いなのかなと感じます。)

 

Q
「去年はなぜ負けてしまったんでしょう?何か原因が?」
ホルヘ・ロレンゾ
「いや単純にバイクの調子は去年よりも良いですよ。ヴァレを見ればわかると思いますけどね。自分の場合、もう一度速く走るための感を取り戻す必要があるんです。カタールでは勝てたレースだったのにヘルメットのせいで勝利を逃し、オースティンでは調子が悪く、アルゼンチンではタイヤの問題が出てしまった。ライバルと戦って勝っていくには、その状態を乗り越えていかないと駄目なんです。今のMotoGPはとてもレベルが高いですから、今の状態から0.2秒〜0.3秒はタイムを上げないと駄目でしょうね。」

 

Q
「アルゼンチンではニースライダーをダブル(厚底タイプ)で使用していましたね。あれは何故ですか?」
ホルヘ・ロレンゾ
「30分前に説明したのに忘れちゃったの?ああ、皆に説明するってことね。OK.OK. 普段は片方にダブルスライダーを使用するということはあるんです。でも両方に使ったのは今回が初めてでしたね。今回は特に最後までシングルスライダーで完走出来るか不安が大きかったのでね。スタートしてしばらくは大きくて邪魔だったですけどね。」

 

Q
「ヴァレ以外のライダーに質問です。前回のアルゼンチンのような状況を見て、接近したレース展開で”ヤマハの走行ラインが違う”(※ロッシ選手がそういう説明をしていたので引用している)中で、あのような戦いをするモチベーションはありますか?」
ホルヘ・ロレンゾ
「自分たちは長年一緒にレースをしているからね。接近戦も何度もしたし。特に茂木では危ない時があったよね。でも将来的には誰にもこうした事が起きる可能性があります。自分だけではなく前を走るライダー、後ろライダーの挙動にも気をつけていないとね。」