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★ペドロサ KTMに電撃移籍!2016年はMoto3クラスに参戦。

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なんとも驚きのニュースが飛び込んで来ました!管理人もこのニュースを知って「何っ!!」と思ったんですが、冷静に考えてみれば今日は4月1日ですよね。そう。みなさん。今日は4月1日です。

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ペドロサは腕上がりの症状により一時的にレース活動から身を引き治療を優先するということが明らかになったわけだが、彼は治療方法を探す為にオーストリアを訪れるという事に加えて、4度目の世界タイトルを狙って2016年にKTMからMoto3クラスに参戦するため、KTMに移籍しMoto3マシンの開発を行うようだ。

 

ペドロサは軽量級のマシンであれば腕上がりの症状は出ず、彼自身のキャリアも長く続けられると信じているようで、KTMから2016年にMoto3クラスで参戦する事に加えて、2017年のMotoGPマシンの開発も担当する。これは、我々がペドロサをアムステルダムのVUMC病院で待っている時にわかったもの。※この病院はスポーツによる故障などの治療に関して評価が高い。

 

ペドロサはオランダのSchiphol空港で目撃され、オレンジのユニフォームを着た女性から挨拶を受けていた。この女性はKTMのエンジン開発部署のグループリーダーのエブリル・フィッシュであった。ペドロサが到着ホールに着くと、フィッシュが「ダニ、来年のMoto3への挑戦の準備はいい?」と聞いているのが聞こえた。
そう。この時点で初めて、彼らが既にこうした話し合いを行っていたのがわかったのだ。

 

昨年ホンダはMoto3クラスでタイトルを獲得しており、このことがKTMを本気にさせたと言える。そして、ホンダに絶対に勝てるライダーを獲得するという強いモチベーションに繋がっているのだ。2014年シーズンを見てみると、ホンダのNSF250RWはKTMのRC250よりもパワフルなマシンであり、ホンダがKTMを潰すために送り込んできた最強のマシンと言えるバイクだ。KTMは当然ホンダのエンジニアリングの技術を取り込むことは出来ないので、その変わりに考えうる最高のライダーを自分達のライダーとして取り込もうということなのだろう。

 

KTMが最初にアプローチしたのはヴァレンティーノ・ロッシだった。KTMはロッシとは既に関係があり、ロッシのSkyVR46 Moto3チームにバイクを提供している。ロッシはKTMからのオファーを断ったが、もし彼がこのオファーを受けていれば10度目のワールドタイトル獲得は容易だっただろう。KTMは、2017年のMotoGPマシンの開発のためにレプソルホンダを離れたダニ・ペドロサの元クルーチーフ、マイク・ライトナー経由でアプローチを行った。ペドロサは最初乗り気ではなかったが、KTMからの熱烈なオファーに心が揺らいだのだろう。

 

また、ペドロサが最終的にこの話に乗ったのには財政的な理由がある。今回のオファーはKTMの株式の1%、そしてKTMのMoto3をバックアップしているレッドブルの株式の1%が含まれているようなのだ。レッドブルはKTMのMotoGPプロジェクトもバックアップすると予想され、どうやらケイシー・ストーナーをMotoGPマシンのライダーとして獲得したという噂がある。ストーナーとレッドブルの関係の深さは詳しく語る必要もないだろう。

 

また、今回のペドロサのレプソルホンダ離脱は、ホンダからも歓迎されていることのようで、これによってレプソルホンダはマルケスの弟のアレックスをファクトリーライダーとして迎えるようなのだ。マルケスの弟をレプソルホンダチームに迎えるのは、ホンダとしてはドリームチームと言えるだろう。アレックスはRC213Vを昨年のヴァレンシアで既にテストしており、今回のプロジェクトにはまさに最適の人選と言える。


(※勘違いされている方が一定数いるようなので管理人補足です。このニュースはエイプリルフールのネタです。海外ニュースの中でも特に出来の良いエイプリルフールネタをご紹介したのですが、あまりにも良く練られたストーリーなので、見事に釣られた方も多かったようですね。)

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