気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★カタール開幕前テスト2日目 ドヴィヅィオーソが54秒台を記録

Sponsored Link

実際に誰が速いのかは、テストが終了して開幕のフリープラクティスまではわからないと思いますが、それにしてもDucatiGP15が速いですね。予選でDucatiに前に出られてしまうと他のバイクがレースの序盤で抜くのが難しいと思いますが、GP15がレース終盤の強さも持ちあわせているとしたら、開幕戦から表彰台もあり得るかもしれませんね。

f:id:teletele916:20150316074250p:plain

アンドレア・ドヴィヅィオーソは2日目のカタールテストも首位で終えた。このセッションではトップ14人までのギャップが1秒という戦いだ。2日目のセッションは若干の曇り空で、ほとんどのライダーは5.4kmのトラックに出てくるまでに、日差しが出るのを待っていた。

ドヴィヅィオーソが唯一54秒台を記録

 初日のテストではレーシングライン上の砂によってライダー達は苦しめられたが、2日目はさほど問題とはならなかった。その恩恵を受けて、早速セッションの前半でマルケスが昨日の誰よりも速いタイムを獲得。その時点で最速ラップだったアンドレア・イアンノーネ、アンドレア・ドヴィヅィオーソのタイムを抜いたマルケスだったが、セションの終わりでは、ドヴィヅィオーソの1:54,907というタイムによって2位タイムとなった。

 

このタイムはトラック上で最速だっただけではなく、2008年にケイシー・ストーナーが記録したタイムよりも0.2秒速いタイムで、この日唯一55秒台を切るタイムとなった。
Ducatiは新型エキゾーストを持ちこみ、2010年以降初めてとなるカウルにウイングを付けたデスモセディチで活躍を見せた。イアンノーネはマルケスより僅か0.013秒遅れ、ドヴィヅィオーソからは0.197秒遅れとなり、Ducatiの1-2フィニッシュは叶わなかった。

f:id:teletele916:20150317000102p:plain

(※カウルから羽根が生えております。。) 

マルケスはこの日のセッションを支配する走りを見せたが、最終的には2位タイムに終わった。彼のタイムはドヴィヅィオーソから0.184秒遅れ、チームメイトのダニ・ペドロサは6位タイム。ペドロサが新型フォークを試す傍ら、マルケスはレースに向けた最適なセッティングを模索していた。

 

初日は良いフィーリングが掴めないと不満を口にしていたヤマハの2人のうちホルヘ・ロレンゾは、初日から0.3秒タイムを改善して4位フィニッシュ。ヴァレンティーノ・ロッシは自身の最速タイムを夜に記録して5位でテストを終えた。

 

LCRホンダのカル・クラッチローはサテライトライダー最速タイムを2日目も更新し、軽い転倒があったものの7位フィニッシュ。チームメイトのジャック・ミラーは21位となっている。8位にはテック3ヤマハのブラッドリー・スミス。異なるスイングアームを使用し、チームメイトを抑えた。ポル・エスパロガロは9位となった。


カレル・アブラハムは初日から1秒近くタイムを更新して1:55.765のタイムで10位を記録。プラマックDucatiのヨニー・ヘルナンデスは11位。スズキのアレイシ・エスパロガロは12位、チームメイトのマーヴェリック・ビニャーレスは14位となった。彼らはECUのセッティングに苦戦し、初日からタイムを伸ばせていない。

 

スコット・レディングは13位。彼はこの日忙しく作業をし、50周の走行を行い、ただ一人レースシュミレーションを実施している。Avintiaのエクトル・バルベラは15位。アスパーのヘイデンは16位。ヘイデンのチームメイトのユージン・ラバティは18位となった。

 

ステファン・ブラドルは序盤に転倒。無傷だったものの20位でテストを終えている。
アプリリアのバウティスタは24位、チームメイトのメランドリは26位となった。


Dovizioso continues Ducati’s dominance in Qatar