★it roCKS!bikes XJR1300カスタム CS_04ステルス
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車格としては比較的大柄なネイキッド車をシングルシート化して、各部をファインチューン。失敗しようがないカスタムという感じですが、マットブラックとゴールドというカラーの組み合わせもまた憎いですね。しかし、カスタムバイクでいつも気になるのは、カスタムの合計費用ですよね。。
ポルトガルのカスタムバイクショップ「it roCKS!bikes」
オスヴァルド・コウチーニョ、アレクサンドロ・サントスの2人のポルトガル人による「it roCKS!bikes」のような名前を持つショップは、自身に課すハードルを自ら上げていると言える。幸運にも、2人のビルダーはカスタムバイクの製作に関しては”中毒”と言える腕利きのビルダーだ。彼らのXJR1300ベースのCS_04ステルスはその良い例だろう。
辞書によるとStealthという言葉には「非常に注意深く音を立てずに行動すること、またはそのような性格」とあるが、この野獣のようなバイクにそれは期待出来ないだろう。
このバイクは、彼らの友人が2003年式のXJR1300SPをショップに持ち込んだことから始まった。最初彼らの友人が求めていたのは新しいシートカウルや倒立フォークへの換装、ブレンボ製のキャリパー、Motogadgetの装着などだったが、彼らは友人にこのバイクを彼らに預けてみないか?と提案する。友人はこの提案を快諾し3人でプランを練り上げていった。ステルスという名前は航空機好きのこの友人の提案だ。
各部のカスタムについて
新しいステアリングステムはカワサキZXRの倒立フォーク、ブレンボ製のキャリパーが組み合わされ、リヤショックはオーリンズを装備。エンジンは耐熱ブラック塗装となり、ステンレス製ボルトを使用している。エアボックスは廃止され、キャブにはCNCマシンニングで作られたファンネルを装備する。ファンネルの後ろにはリヤホイールからのゴミをガードするフェンダーが取り付けられている。エキゾーストはチタン製の4-2-1で、サーマルラップによってエアフローの向上が図られている。その他に冷却効率向上のためにオイルクーラーが装備されている。
メーターにはMotogadget製のMotoscope Proを使用している。ライセンスプレートホルダー、ウインカーはRizoma製。シートはハンドメイドでライトブラウンのレザーを使用し、塗装はエアブラシで丁寧に行われており、その後につや消し塗装が施されている。XJR1300から多くのパーツを取り去り、新造パーツはアルミニウム製、チタン製のエキゾースト、そして軽量なリチウムイオンバッテリーを使用したことで、このバイクは抜群のスピードを誇る。ポルトガルの首都リスボンでのモーターサイクルショーで展示された後は、このCS-04ステルスはオーナの手元で使用されている。