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★MotoGP2015 第二回目セパンテスト スズキ 全日程をポジティブな結果で消化

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スズキはマシンにトラブルが無くテストも順調に消化したようで何よりです。もともとコーナリングは良いバイクだということなので、後はやはりエレクトロニクス周りの熟成とエンジンパワーですかね。

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スズキはセパンにおけるテストを終えた。アレイシ・エスパロガロとマーヴェリック・ビニャーレスは様々なパーツ、セットアップを試し、来月に控えたロサイルでのテストに有用なデータをチームに提供した。

 3日目のテストは気温32度、トラック温度60度の中で行われた。エスパロガロは50周を周回し、ベストラップとして2:00.275を記録。この日9番手となった。ビニャーレスは43周を走行しベストラップとして2:00.604を記録し、14番手につけた。

スズキMotoGPプロジェクトリーダー 寺田氏

「1回目のセパンテストから時間が開いていなかったのでバイクに大きな進歩はありません。ただエンジニアの頑張りによって、小さいながらも確実にエレクトロニクスとエンジンなどについてバイクを進化させることができています。シャーシもちょうど良い妥協点が見つかったので、テストについては大満足です。テストを通じて2つの転倒がありましたが、ライダーにもバイクにも大きなトラブルはありません。カタールに向けて色々とデータを集めて挑めますね。」

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アレイシ・エスパロガロ

「この暑い中走り込んでの結果には満足しています。今日は50周以上を2分1秒台に近いタイムで走行出来ました。ペースが上がった事はとてもとても嬉しいですね。バイクは大きく進化しました。今日はトラクションコントロールの丁度良いセッティングを見つけるのに時間をかけました。バイクがこのコンディションの中でどう振る舞うかという点を確かめるためにコーナーにおけるトラクションコントロールのセッティング作業も進めました。」

「まあ、結局レースもこういったコンディションになるでしょうからね。まだやるべきことは残っていますが、今回のテストは全てのメンバーが最高の仕事をしてくれるファクトリーチームの一員なんだなと感じさせてくれましたね。」

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マーヴェリック・ビニャーレス

「特に大きな問題もなく素晴らしい結果と素晴らしいフィーリングを感じてセパンを後にすることが出来ます。特に自分自身の一発のタイム、そしてレースシュミレーションでのタイムを上げるよう努力しました。バイクについての学習も進みましたし、エレクトロニクスなどセッティングを変えていく中で、どうやってそういったセッティングを作っていくのかもわかってきました。」

 

「今日は主に1発のタイムを出すことに重点をおいて走行しましたが、昨日のように攻めすぎて転倒はしないように気をつけました。コンスタントに速いタイムを記録することも大事ですし、バイクからも重要なフィードバックを得ることが出来ましたね。自分はまだルーキーですので、バイクについて理解するべき事が沢山あるんです。でも自分のパフォーマンスは悪くないですし、毎日進化していますよ。」


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