★第二回目セパンテストday3 ドヴィヅィオーソ「GP15は良い。」
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ちゃんと曲がるようになってエンジンパワーはお墨付きなわけですから、GP15は細かいセッティングが出てくれば、十分に表彰台狙えそうですね。
セパンでのテストを終えたアンドレア・ドヴィヅィオーソは、完全新型となったデスモセディチGP15でシーズンをスタートする事に自信を深めている。
ドヴィヅィオーソによると解決すべき課題はあるものの、それでもGP15のポテンシャルは十分に高いという。
ジェネラルマネージャーのジジ・ダリーニャは、カタールのロサイルサーキットのグリッドにGP14.3とGP15のどちらのバイクが並ぶかについては、他のサーキットでのパフォーマンスを見てみないと明言出来ないという反応だったが、ドヴィヅィオーソは既にどちらのバイクで走るかという事を決めているようだ。
アンドレア・ドヴィヅィオーソ
「GP14.3をカタールで使うとは思いません。勿論どちらのバイクを使用しても問題ありませんが、これから良くなっていくという改善の余地がGP14.3にはありません。GP15で3日目のテストをトラブル無く終えたというのが何よりも重要です。GP14.3と比べると大きく異なりますし、マシンの重量バランスの調整が済んでいませんので、様々なセッティングを試してみる必要があります。」
「コーナー中間でのフィーリングが100%ではありません。ただ、これはブレーキングから続く問題だと思いますので、バイクをさらに理解することが必要ですね。とにかくバイクの下地という部分に関しては大満足です。何しろちゃんと曲がるようになりましたからね。チームもしっかりと機能していますし、エンジニアが頑張ってくれたおかげですよ。」
水曜日は10位タイムだったドヴィヅィオーソだが、3日間の総合タイムとしては9位タイムという状況だった。
「テストを通じて実はかなり大きな変更をしようとしていたんですが、そのセッティングは出来なかったんですよ。カタールでは試せるんじゃないかと思っていますが。とにかくバイクのファーストインプレッションは良かったですし、改善の余地が大きいというのが良いですね。」
「ブレーキングをかなり突っ込んでから開始すると問題が出ていたんですが、カタールのテストではマシンをかなり変えてみようと思います。カタールまでには今回のデータ解析も終わって、セッティングの方向性も固まると思います。」
「ドニントンパークは全ての参戦クラスで勝利したトラックなので思い入れがありますね。でも、シルバーストーンは素晴らしいトラックですよ。」