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★第二回目セパンテストday2スズキ トップに接近!

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スズキはどんどんトップとのタイム差が縮んでいるようで嬉しい限りです。開幕戦までにエンジンパワーがもう少し伸びてくると良い感じだと思いますが、今のところトップスピードが何キロというのはあまり情報として出回っていないんですが、実際のところホンダやヤマハのマシンに比べて、どの程度トップスピードの差があるのか気になるところです。

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スズキの2台は第二回目となるセパンテストでマシンを進化させ、さらにトップに接近している。アレイシ・エスパロガロは2日目のテストで57周を走行し2:00.409で9位タイム。これはトップのマルケスから0.565遅れのタイム。チームメイトのマーヴェリックビニャーレスは61周を走行し2:00.731を記録。これはトップから0.887遅れの12番手タイム。

 ヴィニャーレスはこの日軽いクラッシュを起こしているが、ライダーにもバイクにもダメージは無い。両ライダーともにセットアップ作業を進めており、明日にはレースを想定したロングランを行う。

 チームマネージャー ダヴィデ・ブリビオ

「今日も良いテストでした。テストの予定を前倒しで消化出来ています。ライダー達が数多くの周回を重ねてくれたことで、長距離を戦う上では知っておかねばならないことに気付くことが出来ました。アレイシが今日の時点でロングランを行ってくれたのでこういったデータが集まりましたし、ビニャーレスは様々なセッティングを試す中でエンジニアに多くのフィードバックをくれました。チームとしてしっかりと機能しているのを見るのは嬉しいです。どんどんトップとの差が縮まっていますし。明日はまた色々とやることがありますが、全てが順調に進んでいます。」 

アレイシ・エスパロガロ

「今日は満足の一日でした。特に午前中ですね。最初から調子が良くて良いタイムで走行出来ました。トップに近づいていくのがわかりますね。午後は気温が上がってきたので少し苦戦していました。特にリヤグリップが落ちてしまったので、そこをなんとかするために時間がかかってしまいました。自分は立ち上がりでかなり速い段階からスロットルを開けていくので、そうすると暑いコンディションの中だとグリップが不足してしまうんですよね。この問題に対する解決策を見つける必要がありますが、選手権の前半のトラックでここまで暑いコンディションのレースは無いので、解決策を見つけるための時間はあります。」

「レースシミュレーションも実施しました。当初は17周の予定だったんですが、トレーニング中に怪我した膝がまだ痛むので少し早めに切り上げる必要がありました。それでもロングランを行ったことで重要なデータを得ることが出来ましたね。まだテストの時間は残っているので、こうした問題を解決するための時間もあると思っています。」

マーヴェリック・ビニャーレス

「今日も良いテストが出来ました。周回を重ねたことでバイクの理解が進みましたし、セッティングの可能性もわかってきました。今日は軽くクラッシュしたんですが、スルッと滑っただけなんでバイクも自分も全然大丈夫です。毎周ごとにセッティングを変えてそれに対するマシンの挙動の変化の理解を重ねていっていますが、やはり今の課題としてはもっと効率的なライディングスタイルを探すということですね。今日はちょっとしたレースシミュレーションを行いましたが、今日は簡単にロングランの感触を試した程度なので、明日はこの部分を詰めて行きたいですね。」


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