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★ホンダ NC700Sベースのトライクを開発中か?

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ホンダのトライクと言えば、皆さんおなじみのジャイロ、ジャイロキャノピーですが、新しくNC700Sベースのトライクがホンダから発表される可能性が出てきました。

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ピアジオが3輪スクーターをこの業界で発表したのが2006年。よく似た350DをQuadroが発表したのが2012年。プジョーのMetropolisが2013年。最近ではヤマハがTricityを発表している。

 もし最近公表された特許内容が正しければ、ホンダもこのリーニング・トライク(前輪が傾斜する3輪)を発表するようだ。

デザインを見る限りではホンダのこの新型車両はスクーターではないようで、シャーシやエンジンはNC700Sのものを使用するようだ。NC700SのプラットフォームはCTX700やNM4で使用されているので、それほど驚きはない。

傾斜メカニズムに関してはピアジオやヤマハのトライクと同様に平行四辺形のリンク、サスペンションの構成だが、図で言うと29L、29Rは平行ではなく僅かに内側に傾斜している。

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ホンダのデザインは1本のアッパーアームに対して2つに分かれたボトムアーム(26L、26R)があり、真ん中にセンターサブフレーム(23)がある。左右のアームはバイクがリーンする際にオフセットし、29Lと29Rが異なる角度に傾斜するわけだ。

29L、29Rにはフロントホイール接続されており、ピアジオやヤマハと同様にサスペンションの構成部品はホイールの間に収まっている。

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ヤマハは2本のダウンチューブを両サイドに持たせ、カンチレバー式フォークを使用、ピアジオはリンクシステムを使用している。

ホンダはトレーリングリンクサスペンションと、ティルト機構からフロントホイール軸にあるリンクに繋がるアームの組み合わせ。

これはあくまで特許でしかないので、市販されないで終わる可能性もある。ただNC700Sのプラットフォームを使用しているということは、(最近の傾向から言うと)デザイナーの主張がデザインに強く反映される可能性があると考えるべきだろう。


Honda Developing Leaning Three-Wheeled Motorcycle » Motorcycle.com News