★MVアグスタ BPMなどから1500万ユーロを調達
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MVアグスタが今後のビジネスの拡大に向けて資金調達を行いました。何かと財政的に安定しなかった印象の強いMVアグスタですが、今後は安定的な成長が見込めるかもしれません。タンブリーニデザインのF4と言えば一昔前は恐ろしく高嶺の花で、「アグスタを所有している。」と言えば周囲がどよめくような存在だったわけですが、オールラインナップ方針でアジア市場向け低価格モデルとかも今後増えそうですね。なんだかちょっと残念。。
MVアグスタは、今後の海外展開に向けて1500万ユーロを調達した。
この資金はMVアグスタの2014-2018年ビジネスプランの為の資金で、登場が予定される新型車の開発や、高い成長が見込まれる北米、ブラジル、東南アジアでの展開などに使われる。
先月末に発表された内容によると、この資金は、Banca Popolare di Milano(ポポラーレ・ディ・ミラノ銀行)からの借入で、SACE Group(イタリアの保険会社)が保証人となる。
ジョバンニ・カスティリオーニ(MVアグスタのチェアマン)
「BPMやSACEのようなファイナンシャルサポーターからの支援はMVの成長の重要な局面において非常に重要です。彼らの信用力は疑いの余地はありませんから、我々はビジネスの拡大をしっかりと成功させることが出来るでしょう。」
この動きはメルセデスAMGがMVアグスタの株式25%を取得した後に発表されたもの。MVアグスタにとっては将来に向けてより強固な地盤となると同時に、メルセデスにとってはDucatiやBMWの2輪部門に対抗するための足がかりとなる。(※管理人注 Ducatiは2012年にVWに買収されています。)