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★MotoGP 2016年から使用可能燃料が22Lに

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2016年からのルール改正と2015年はどうするみたいな話がごちゃごちゃ&まだ不明確なままで、結局は2月まで最終決定にはならないようですね。

メーカーとしては予算組みもありますし、ドルナはもう少し迅速にレギュレーションを決めたほうが良いのでは。。

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グランプリコミッションのミーティングが火曜にマドリッドで開催された。最も大きなルール変更は2016年から使用可能燃料が22Lとなることだろう。
その他の変更点として、2015年から使用可能上限数以上のエンジンを使用したライダーは、レース開始5秒後にピットスタートとなる。※現行ルールは10秒後。

 

MotoGPクラスではブレーキ周りに関する上限金額が設けられ、ドライレース仕様の予算が€70,000もしくはキャリパー以外の構成で€60,000が上限となる。

このルールは、「上限金額がドライレース仕様に限定されている」、「キャリパーには上限金額が設定されていない」という抜け道が存在する。
なお、マシンに使用される構成部品はホモロゲーション指定となり、価格コントロールが行われる。ただし詳細の内容は2015年ルールの全体像が明らかになってからということになる。

 

最も大きなルールの変更点はSCAT3脳震盪テストの導入と、2016年から22Lの燃料が使用出来るようになるということだろう。

脳震盪の診断に正式なテストが導入されるということは、ライダーの安全性の面で大きな変更点と言える。
転倒した後にそのライダーがレースに参戦出来るか否かの判断については、(決勝走行をしたい)ライダーから不満が出ている問題だ。
この診断が適切であるかどうかによって、そのライダー本人とトラックを走るその他のライダーの安全性は大きく変わってくる。


使用可能燃料が共通して22Lとなるということと、共通のソフトウェアの導入によって2016年からMotoGPは再び共通ルールの元に開催されるようになる。
現行のオープン機、そしてDucatiはトラックの条件によって21〜23Lの燃料で走行している。ホンダはより少ない燃料で走行することを追求しているが、他のメーカーはより多くの燃料を使用したいという方向性のようだ。
そういった事を考えると22Lというのは丁度良いラインであると言える。

 

燃料の使用量規定はまとまっているものの他の部分はまだ未確定で、車体の最低重量や年間の使用可能エンジン数の最終決定は2月に先送りされた。
ただし、こういった決定が先送りされればされるほど、メーカーがレギュレーション変化に対応出来ずに現行ルールを引き継ぐことになる可能性が高い。
この決定の遅れは、メーカーが「そんなに急にレギュレーション変更には対応出来ない」という言い訳の理由を与える事にもなる。

年間5機というエンジン数は既存ファクトリーにとってはコストセーブに繋がるルールではあるが、新しいメーカーがMotoGPに参戦して戦闘力を高めるという事が(年間たった5基のエンジンでの開発では)ほぼ不可能になるということでもある。

エンジン回転数上限の撤廃は、次回のルールの大幅改正の2021年までは無いかもしれない。


回転数上限はトップスピードに大きな影響を持つ内容であるが、現状ではホンダとDucatiが猛反対している。

また、ECUとアクチュエーター間に新たなデバイスを取りつけことを禁じるという内容もあり、これはドルナのファクトリーチームへの牽制とも言える。
ECUとアクチュエーター間にあらたなデバイスを取り付けられる場合、共通ソフトウェアよりも高いコントロール性を発揮する可能性と、この共通ソフトウェアという存在自体を脅かすとも言えるからだ。

 

色々なルール改正があれど、ファクトリーはレギュレーションの中で互いに常に優位に立とうとするし、ルールの隙を突こうとしてくる。
ルールの幅が広がるということはルール上の抜け穴もまた広がる可能性を含んでおり、これはまるで税制のようなものと一緒だろう。

MotoGP Rule Update: Fuel Limit Raised To 22 Liters For 2016, SCAT3 Concussion Test Introduced, & More | MotoMatters.com | Kropotkin Thinks

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