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★ジャック・ミラー 「MotoGPマシンの操縦はパンツを履いたままのSEXみたい!」

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かなりやんちゃな走りをしていたMoto3出身のジャック・ミラーですが、ヴァレンシアテストでは始めて経験するMotoGPマシンに感銘を受けっぱなしのようです。

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MotoGPルーキーのジャック・ミラーはMotoGPマシンでの限界点を見つけるべく作業をこなし、最終的に彼自身のベストタイムから0.9秒タイムを短縮し、MotoGPマシンの操縦を「パンツを履いままのSEXみたいだ!」と語った。 

 ミラーは月曜日のテストで70周以上をこなし、水曜日はさらに60周ほど走り込んで21番手タイムとなった。これはスーパーバイク出身のユージン・ラバティ、ロリス・バズらの0.3秒遅れのタイム。

 

ジャック・ミラー
「今までこんなに肘を路面に擦った事はないです。正直ビックリしました。ターン3は物凄く肘を擦っていたんで写真を見てみたいですね。そこからスロットルを開けていくとそれまでの状態から一転して物凄い加速が始まって、ターン4のブレーキングまでそれが続くんですよ。今までの人生で最も興奮する体験ですね。まるでパンツを履いたままするSEXって感じですよ!」

 

「火曜日が雨だったんで、水曜日の今日は良い内容でテストが出来ましたね。周回のたびにバイクの上で快適に感じるようになりましたし、リヤタイヤで曲がる感覚にもかなり慣れてきました。ターン13の出口でハンドルがストッパーに当たった状態で立ち上がっていく感覚は最高ですね。夢みたいですよ。」

 

「実際タイムは思っていたほど悪くないです。バイクに乗り始めた時からトラクションコントロールとアンチウイリーはOnにしていないんですよ。アンチウイリーに関してはホンダに入れてくれと頼んだんですが、ホンダに"坊主まずはこの状態に慣れるんだ。慣れてからシステムの恩恵を受けるんだ。"と言われてね。」

 

「今は色々と学んでいる最中ですね。バイクの重心を低く保ってコーナーからウイリーせずに脱出する方法だとかね。他のマシンに比べるとパワーとしては劣ってはいるんですけどね。マルケスはトップスピードで330km/hですけど、自分の場合はせいぜい310km/hというところですからね。」

 

「ハードタイヤは月曜に苦戦したんですが徐々に慣れてきました。今現在はバイクの限界を見つけるという作業を進めています。今日はマルケスの後ろで彼がどのようにフロントタイヤに荷重を加えているかを見ていたんですよ。全部では無いですが、どのようにこのタイヤを使うべきかのだいたいのアイディアの参考になりますね。」

 

「このカテゴリーで同じような経験値のラバティとバズの0.3秒遅れなので、まずはこの差をなんとかしないといけないですね。エレクトロニクスに関しては学び始めているという段階ですが、テストの期間はかなりあります。ホンダが自分達にプレッシャーをかけて来ないというのが幸いですね。彼らはまず自分に学んで欲しいという姿勢なんですよ。今回のチャンスを与えてくれた彼らには本当に感謝しています。セパンテストの前にトレーニングをしっかり積んで、出来る限り最高の状態でテストを迎えたいですね。」

 


MotoGP News - Valencia MotoGP Test: Jack Miller: MotoGP 'like sex with pants on!'