★ヤマハ EICMAでFJ-09を発表
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結構な枚数の写真がEICMA前にリークしていたので、あまり目新しさの無いような気もするヤマハのFJ-09です。この種のツーリング/スポーツバイクは数多く出ていますが、この流れの先駆けでもあったTDM900のように、2気筒エンジンの1000ccクラスのバイクが出るといいなーなんて思う管理人です。ヤマハとは何の関係もないですが、Ducatiのモンスターベースで空冷V型2気筒のツーリング/スポーツバイクが出てくると最高なんですが、燃費とか排ガスを考えるとツーリングバイクに空冷というのは今の時代ナンセンスなんでしょうね。。味があるんだけどなぁ。
ヤマハはFZシリーズをベースとするFJ-09を公開した。北米マーケット向けは12月から店頭に並び始め、日本円で約120万円という価格。
外装はウインドプロテクションとエアロダイナミクスをミックスした作りとなっており、LEDヘッドライトを装備する。ウインドスクリーンは3種類の高さから位置を選べ、シート高の調整も可能となっている。ハンドルも10mmの調整が可能だ。
エンジンはFZ-09ベースの847cc3気筒で、10,000回転で113馬力を発生する。エンジンは3モードから出力を選択出来、トラクションコントロールシステムも装備されている。
マルチファンクションディスプレイは2画面に分かれており、左側にスピードメーターやタコメーター、右側にシフトポジションやオドメーター、トリップメーター、燃費などを表示する。
アルミダイキャスト製フレームはFZ-09とほとんど同じとなっており、軽量化と共に反応の良いハンドリングを実現している。41mmのフロントフォークも同様となっており、前後ともにプリロードやリバウンドのセッティングが出来る。
FZ-09とは異なり、FJ-09にはABS、センタースタンド、ツーリング向けのタイヤが装備され燃料タンクも大型化されている。他にも12Vのソケットやパニアケースなどのマウントが用意される。
車重は209kgでカラーリングはマットグレイ、キャンディレッドの2色。欧州市場向けにはマットグレイ、ラバレッド、レースブルーが存在する。
【主要諸元】
エンジン:水冷並列3気筒 847cc
ボア×ストローク:78.0 x 59.1mm
圧縮比:11.5:1
トランスミッション:6速
フロントサスペンション:41mm倒立フォーク
リアサスペンション:油圧シングルショック
フロントブレーキ:298mm ラジアルマウント4ピストンキャリパー/ABS
リアブレーキ:245mm シングルピストンキャリパー
タイヤ:120/70-17
リアタイヤ:180/55-17
乾燥重量:209kg
燃料タンク容量:18.1L
2014 EICMA: 2015 Yamaha FJ-09 Preview