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★スズキ 2015年の参戦体制とマシンを正式発表

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スズキが2015年からのMotoGP復帰体制をインターモトで正式に発表し、当初から予定されていたようにアレイシ・エスパロガロとマーヴェリック・ビニャーレスが正式にファクトリーライダーとして公表されました。マシンはGSX-RRと呼ばれるようになります。
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スズキは2011年に景気後退の影響もありMotoGPでの活動を停止した。500ccからMotoGPクラスに変更された後の勝利数は2002年に記録した1勝のみだった。

 それ以降ここ2年に渡り、スズキはXRH-1と呼ばれるプロトタイプの4気筒マシンの開発を進めてきており、以前のモデルはGSV-Rと呼ばれるV型4気筒マシンだった。

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スズキのリリース

「GSX-RRの開発はMotoGPクラスで高いパフォーマンスを発揮するために2012年から続けられてきました。また同時に市販車のGSX-Rへのフィードバックも目的とされています。」
 
「新開発の4気筒エンジンは強力で柔軟なキャラクターを持ち、燃費と耐久性を高い次元で達成しています。」
 
「フレーム幅は狭く抑えられ、ウェイトバランスに優れます。このフレーム開発は長年GSX-Rで積み重ねた技術の延長にあります。」
 
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スズキには現在のDucatiと同じく、オープンカテゴリーと同様のレギュレーションが2016年まで適用される。
 
これはファクトリークラスよりも多い燃料、年間12機のエンジン、エンジン開発の自由、ソフトのリヤタイヤとテストの自由度の高さなど。このレギュレーション上のメリットは、ドライコンディションで3回優勝すると適用されなくなる。
 

GSX-RRの諸元

 
全長/全幅/全高:2,096mm x 720mm x 1,140mm
ホイールベース: 1,457mm
重量: 160kg 
エンジン形式:水冷直列4気筒、DOHC4バルブ
馬力:230PS
フレーム:アルミツインスパー
インチサイズ:16.5in/16.5in
サスペンション:前後オーリンズ
ブレーキディスク:カーボン/スチール ブレンボ製