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★MotoGPの技術責任者が語る、2016年からのソフトウェア共通化について

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元々はmoto mattersに掲載のあった記事がasphaltandrubber.comに転載された記事ですが、2016年からのソフトウェア共通化に向けた中心人物であるコラード・チェッキネロ氏にmoto mattersのダビデ・エメット氏が、がっつりインタビューしている濃厚な内容の記事があったのでご紹介します。

ウェブ上で開発と聞いていたので、「まさかのオープンソース?」「ある程度開発プロセスとか開示されるの?」とか思ってましたが、各メーカーR&Dの塊でもある内容が入ってくわけですから、当然そんなことは無いですね。

 

オーガナイザーサイドとしてファクトリーチームのソフトウェアに関しては、やり過ぎで市販バイクへのフィードバックを考えると意味の無い金の無駄遣い。と言い切ってるあたり凄いな思いますが、参戦ハードルを下げたい開催側としてはそういう方向性になるんでしょうね。まぁ確かに一般ユーザーとしてレースで得られたフィードバックはダイレクトに安全機能などで反映して欲しいですけども。。

※超ロングインタビューですので、心して読んで下さいw

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2016年からMotoGPクラスの全てのマシンはシングルスペックソフトウェアを使用することになり、このソフトウェアの開発は、MotoGPの中で競い合うファクトリーチーム同士が、共通のウェブサイト上で協力して開発することになる。

ここまでは既に明らかになっていることだが、まだ知られていないことこそ実に興味深い内容だ。どの技術が採用されるのか?どういった機能が使えるようになるのか?どの程度洗練されたソフトウェアになるのか?ファクトリーとドルナのどちらが開発を主導するのか? 

この答えとそれに付随した内容を知るために、筆者(ダビデ・エメット moto mattersのジャーナリスト)はMotoGPのテクノロジーディレクターのコラード・チェッキネロにシルバーストーンGPの際にインタビューを行った。

 彼こそがファクトリー独自のソフトウェアから、シングルスペックソフトウェアに舵を切った中心人物であり、MotoGPクラスで競う全てのチームと車両に使用されることになる、このソフトウェアの開発のマネージメント、ソフトウェア開発のゴールを決定する人物だ。このインタビューは非常に長く、実に面白い内容だった。

内容は多義に渡り、開発プロセスの詳細から、どのようなテクノロジーが許容されるのか?チェッキネロ自身が考えているこのソフトウェアを採用する目的や、達成すべきゴールなどを聞いた。

  

統一ソフトウェア開発の流れ

チェッキネロはいかに開発のプロセスが進んでいくのか、どのようにこの開発プロセスが管理されるかを語ってくれた。

これは参戦メーカー同士の協力関係の中で行われるわけだが、完璧に示し合わせたような形で進むものでもない。開発は完全に公開されたプロセスの中で行われ、全てのチームが公平にこのソフトウェアの開発コードにアクセスすることが出来るわけだ。チェッキネロは同時に、このソフトウェアが目指す方向性について、トラック上でこのプロセスをどのように実行に移すのか、プロダクションバイクにどのように適用していくのかを語った。

 

統一ソフトウェアが目指すゴール

このソフトウェアが目指すゴールは、MotoGPに参戦するあらゆるレベルのエレクトロニクス・エンジニアに難解なソフトウェアを理解するという事を要求せず、あらゆるレベルのエンジニアが、このソフトウェアから最大限のパフォーマンスを引き出せるようにするということだ。これは独立しているエンジニア、ファクトリーチームに所属していないエンジニアにとって有り難い内容だろう。
つまり、あらゆるレベルのエンジニアがソフトウェアの実力を全て引き出す事が出来るということだ。これは今年のシーズン開始のセパンテストでオープンチームから出た不満でもあった。

その当時チームに渡されたソフトウェアは非常に強力なものだったが、同時に非常に難解なものだったため、このアップデートバージョンのソフトウェアは直ぐに取り下げられ、既存ソフトウェアの熟成が優先された。

市販バイクへのフィードバックが目的

統一ソフトウェアがどのようにしてロードゴーイングマシンに適用されるべきか?というチェッキネロのビジョンは興味深い。

「レースの場で得られたテクノロジーの進化は、ダイレクトに市販マシンにフィードバックされるべき」という考えは、テクノロジーに制限をかけるというよりは、テクノロジーを全てのライダーに届けようとする考えと言える。この考えはトラクションコントロールやエンジンブレーキへのシステムの介入を排除するというものではなく、市販バイクへの関連性、乗りやすさを残すという考えだ。

ソフトウェアは引き続きコーナーごとにセッティングが可能なものであるが、チェッキネロはこの機能を廃止すべきと強く考えていること、そして話題は他のテクノロジーの部分に及んだ。
チェッキネロが強調したのは、ファクトリーチームがソフトウェア自体の開発に明け暮れることから、もっと乗りやすさを追求したパッケージの開発に移行することだ。

チェッキネロ自身もファクトリーチームがソフトウェア開発に資金を大量に投入する流れはさほど変わらないと考えているが、主な目的はMotoGP自体に直接的な関連性が低いソフトウェア開発を制限することにある。

 

ソフトウェアは完全なオープンソースではない

ダビデ・エメット(moto mattersのジャーナリスト)

「私が理解しているところによると、チャンピオンシップソフトウェアはMagneti Marelliとファクトリーによって開発され、各ファクトリーは共通のウェブサイトを通してデータのインプットが出来るということですが、あなた自身の関わりというのはどのような形なのでしょうか?」

コラード・チェッキネロ
「このアイディアは現状ではアイディアの域を出ていません。こうした枠組みの中で偶発的に自然的にソフトウェアが進化することを考えています。私自身もアイディアがあるし、Marelliの側でもアイディアがあるでしょう。もしくは、このソフトウェアの進化は2016年に参戦する各チームなどのエンドユーザーの声に影響されるかもしれません。」

 

「そしてソフトウェア開発のプロセスについては、Sharepointサーバー(マイクロソフトが提供する、グループウェアやエンタープライズコンテンツ管理の機能を提供するサーバー製品)上で、より正式、公平、公開された環境の元に行われるようになります。」

 

「このサーバー上の権限を持つメンバーは彼らのリクエストをインプットすることが可能で、我々がその内容を評価します。内容についてYes/Noを決定した後、優先順位を付け、この優先順位ごとに公開されます。ですから全ての権限メンバーは何が今どのように進んでいるかを理解することが可能です。これは今現在のオープンソフトウェアに関しても行われているようなフローですが、今現在はこれほど洗練されておらず、ただのメーリングリストに過ぎません。」

 

ダビデ・エメット
「バグ・トラッキングソフトウェアのようなものでしょうか。。すべてのリクエストが開示される、もしくは開示されないのか、それともリクエストの内容が承認された場合のみ公開とされるのか?どうなんでしょうか?」

コラード・チェッキネロ
「このアイディアに関しては全てのリクエストを対象とします。もしあなたが自分のリクエストを我々に見て欲しいと思ったら、サーバー上にアップすれば良いんです。そしてこれは自動的に公開されるわけです。ただ、この公開という意味合いに関しては、リストの範囲のメンバーにのみということです。人数としては各メーカーにつき1、2名といったところでしょう。これは公開されたウェブサイトではなく、公開範囲に制限がかかったクローズドなウェブ上のスペースということです。」

 

ダビデ・エメット
「つまり、完全にオープンなソフトウェアということではないということですね。私がウェブ上からアクセス出来るところにソースコードが置かれるわけではない。」

コラード・チェッキネロ
「あなたがこのソースコードを見ることは出来ないでしょうね。ただ、このリストに名を連ねているメンバーは可能です。このメンバーの中でも権限は細分化され、書き込み権限がある人、閲覧権限しか無い人などに別れる予定です。」

 

開発の責任者はチェッキネロ

ダビデ・エメット

「このソフトウェア開発のディレクションを決定するのは誰ですか?ドルナなのかMagneti Marelliなのか、それともファクトリーになるのか?」

コラード・チェッキネロ
「実のところ、それは私なんですよ。私が全てのリクエストの評価とどの内容を採択し、どれを否決するのか、優先順位の決定についての権限を持っています。もちろんこれは自然な流れで優先順位を決める必要があります。あれもこれもという形でつまみ食いしながら開発は出来ません。この内容を進めるには、あらかじめこの内容を進めておく必要があるということは往々にしてありますよね。これと同じです。とはいえ、基本的には私が決めるわけですが。」

 

「私が話しているこれらのツールはそろそろ準備が整うはずです。現状では私のみがユーザーとして登録されている状態で、使い方を覚えているところですよ。2016年の共通ソフトウェアに関しては、各メーカーが必要とする前に準備は出来ると思います。これには、各メーカーが彼らのソフトウェア開発を凍結する2015年の6月31日までは、自分たちのソフトウェアの秘密を明らかにしたくないということで、各メーカーが開発プロセスに積極的に参加しないと決めているという背景があります。」

 

「この開発ツールに関してはこの先数週間のうちに完成すると思います。これは来年に必要になってくるツールですね。これが現状の様子といったところですね。このツールが完成してうまく働けば、現状のオープンソフトウェアの開発に関しても、メーリングリストからこのツールに移行ができますね。異なるユーザーリストでオープンチームとともにこの開発ツールを使えるでしょうね。いきなりこのツールを稼働させる前にテストを行いたいので、おそらくこれはやると思います。」

 

開発のベースは現在のオープン機用ソフトウェア

ダビデ・エメット
「ソフトウェアで、より高度なエレクトロニクスの制御をすることに興味はありますか?そうですね、例えばシームレスギアボックスとか?」

コラード・チェッキネロ
「ええ。」

 

ダビデ・エメット
「全体的なエレクトロニクスのレベルに関しては多くの不平や不満があります。あなたの意見としてはエレクトロニクスのレベルに制限をかける、もしくはファクトリー勢に今までどおりの関わりを許可するという方向性のどちらなのでしょうか?」

コラード・チェッキネロ
「これは多くの関係者が関わる大きなプロジェクトです。つまりオーガナイザーサイド、メーカーサイド、チームサイドこれらの全員が関わってくるわけです。そしてこれに関しては少なくとも2つの異なる意見が存在します。私の意見はチームの意見に近いでしょうね。でも正確なところはわかりません。私は私の意見を語るだけです。」

 

「私の意見としてはサイエンス・フィクションのように良くわからない内容では無く、このプロジェクトはしっかりとした説明可能な内容であるべきだと思っています。我々は今進めているようにソフトウェアを進化させる事を続けるでしょう。ただ、参加者が増えていけばこの開発の内容も開発のペースも変化していきます。ただ、基本的なコンセプトとしては現状のソフトウェアの正常進化にあります。」

 

ダビデ・エメット
「ということは、ゴールとしてはあくまでしっかりとした機能をもったソフトウェアで、現状の技術で完成可能な驚異的な性能のソフトウェアではないということですか?」

コラード・チェッキネロ
「もちろんゴールとしてはトップの性能を持ったものということになりますが、これはパフォーマンスという面ではありません。あくまで使いやすさとパフォーマンスの丁度良い妥協点という事になるでしょうね。ですから現状のファクトリーチームが作っているものとは性格が異なるということです。ファクトリーチームのソフトウェアもまた最適な妥協点ではありません。それらは非常に難解で圧倒的なパワーを有するものの、人が理解する事が不可能なレベルにまでなっています。ファクトリーチームのソフトウェアは最高のパフォーマンスを求めて作られているわけですから、我々、そして私が望んでいる方向ではありません。」

 

「こうした方向性の中ではプライベートチームから賛同を得られると思います。逆にMotoGPの統括団体(MSMA Motorcycle
Sports Manufacturers' Association)に所属しているようなメーカーは、今彼らが使用しているような機能と同等のものを使用出来ることが望ましいと考えているわけですが、これは難しいでしょう。最終的にどのような方向で着地するかに関しては今はなんとも言えませんが、現状のアイディアとしては今までお伝えしてきたような内容です。」

 

すべてのチームが100%の性能を引き出せることが第一

ダビデ・エメット

「つまり各チームで1、2名がこのエレクトロニクスのパッケージの性能を全て引き出せるようになると?」

コラード・チェッキネロ
「私のアイディアとしては、すべてのユーザーが100%の性能を引き出せるようにすることです。これがコンセプトです。このソフトウェアの使用者のレベルが今よりも高いという想定で物事を考える必要があると考えています。そうすれば必然的に出来上がるソフトウェアの性能も高くなりますからね。これからはファクトリーチーム以外のチームも含めて、ソフトウェア開発への参加の関わりの具合は増していくでしょう。ただオーガナイザーサイドとしては全てのユーザーが100%の性能を引き出せるということが最も重要なゴールなわけです。」

 

「MotoGPへの参加する母体として大きければ、よりソフトウェアのスペックを引き出せたりするような事を求めているわけではないのです。勿論、参加する体力が大きければチームとして大きくなるでしょうし、より優れたライダーの確保は可能でしょう。ただ、私の側としては自分が出来る範囲で公平性を高めていきたいのです。」

 

コーナーごとのセッティング機能は廃止したい

ダビデ・エメット
「つまり、何が許可されて何が許可されないかということに関しては、まだ決まっていないというこですか?例えばコーナーごとに設定を変えられるという現行ソフトウェアの仕組みなどについてはどうでしょう?」

コラード・チェッキネロ
「まだ決まっていませんが、私の考えとしては現状のオープンソフトウェアを元に開発を進めるという可能性が非常に高いと思います。ただ、私としてはトラックの位置、どのコーナーを走行しているかによってセッティング変更するなんていうことは全くもって好きになれませんし、無駄な努力でしかないと感じますね。」

 

「だって、そんな内容は一般のロードバイクにはちっとも役立たない内容でしょう?これはオーガナイザーサイドとしては、市販バイクにまったく関係ないところに開発資金が流れているということで責任を感じるべき内容ですよ。私としては責任を感じていますし、コーナーごとにセッティングを変更する仕組みなんてのは金の無駄だと思いますよ。」

 

今後はABSや電子制御サスペンションの導入もある?

ダビデ・エメット
「市販のバイクに、より関連性が高いゴールとしては何でしょう?スロットルレスポンス、それとも燃費でしょうか?」

コラード・チェッキネロ
「今の状況を考えると乗りやすさというところでしょうね。これは包括的な意味でエンジンブレーキのコントロール、トラクションコントロール、こういったものは市販バイクにとって重要なフィードバックを与えるでしょうね。ただ、コーナーごとのセッティングの機能に関しては廃止したいですね。これは明らかに不必要な仕事を増やしています。」

 

「これからは皆が、より市販バイクにフィードバック出来る内容の開発に取り組むようにするべきですね。つまり各メーカのマシンは、より市販のバイクに近づいていくというわけですね。今後のマシンが市販バイクに近づくということは、今現在禁止されている機能が承認されるシナリオもあるかもしれないということです。つまりABSであるとか電子制御サスペンションだとかね。」

 

ダビデ・エメット
「EUでは2016年からABSの装着が義務化されますね。確かに電子制御サスペンションはどんどん一般的になりつつありますが。」

コラード・チェッキネロ
「今現在こういった内容を盛り込むべきだとは考えていません。ただ、こういった分野の開発に資金が投入されるのは面白いですよね。もし我々オーガナイザー側が、参戦メーカーが市販バイクに関連ある分野に開発資金を使うようにしたらより健全でしょうし、このスポーツ自体が長く続いていく可能性が増えると考えています。なぜならこうした事業は成果物としてのリターンがあるからです。各メーカーはレースをすることを純粋なマーケティングコストとは見ていません。彼らはR&Dのリターンをも考えて参戦しているんです。とはいっても彼らが新に求めていることは別にあります。」

 

ダビデ・エメット
「それはいかなるコストをかけても、成功することですか?」

コラード・チェッキネロ
「そうです。もしあなたがソフトウェアのコーナーごとのセッティング機能をチューンしたいとしたら、10人にカメラを持たせてありとあらゆる写真を撮らせ、すべてを計測すれば、より良くチューン出来ますよね。もしこれが20人だったらさらに良いですよね。でもこれって制限がないんですよ。もし1000人がこれをしたら、900人でやった時よりも少し良いかな?というぐらいの違いしか無いでしょうが、どれだけコストをかけていくかということに限りが無いんです。ですから我々が主導して、開発に関する特定の分野を制限していく必要があるんです。」

 

コーナーごとのセッティング機能、GPS機能も無意味

ダビデ・エメット
「あなたはコーナーごとのセッティング機能については、まったく市販バイクにリターンが無いと思いますか?GPSは徐々に一般化していますし、ITはどんどん乗り物に取り込まれていくと思います。特に車に関しては既に実現されていますよね。こうした流れとレースにはクロスオーバーがないと考えますか?」

コラード・チェッキネロ
「全く無いと思いますね。まず、GPSはMotoGPでは使用が許可されていません。今現在そういった機能のように見えているのは、単純にホイールの回転数を拾って距離を割り出し、周回ごとに位置をリセットしているんです。仮にもしMotoGPでGPSの使用を許可したとしても、現在の技術では正確さの上で不足しているんです。これはバイク自体の問題ではなく、このバイクのビジネスを動かしている人々の側の問題です。今後技術の精度が十分に上がったとしても、どこを走っているのかがわかっただけでは無意味なんです。たとえトラック上のどの位置を走っているかがわかっても、路面の傾斜角、路面の摩擦係数、その他あらゆる情報がわかるようになったとしてもね。」

 

「例えば将来的に道路のどこを走っているかがわかったとしても、世界中の地図を路面の傾斜角と、摩擦係数と一緒に把握していなければあまり意味がないのと同じです。そして、これは雨が降ったり砂が浮いたりすることで簡単にすべての状況が変わってしまうんです。ですから、コーナーごとにセッティングを行う機能に基いて戦略を変えたりなんていうことはナンセンスですよ。」

 

「日産のGTRが、GPSの位置情報で今サーキットにいるとわかった場合のみにフルパワーを発揮するというのを何かで読んだんですが、私が知る限りGPS機能をうまく活用しているのはこれくらいですね。ただこれにしても、コーナーごとにセッティングを変更するわけではありません。ただ単純にトラック上にいるかいないかを判断しているに過ぎません。」

 

ダビデ・エメット
「最後にまとめるとすると、あなたが求めているのはパワフルなソフトウェアであるが、これはあくまで適切なレベルのエンジニアがポテンシャルを100%引き出せるという前提があるということですね。」

コラード・チェッキネロ
「さらにそこから10%余計に引き出すなんてことに価値は感じないですね。TVで見ていても気づかないでしょうが、内容としては面白くなくなるでしょうね。」

asphaltandrubber.com ※オリジナルはMotoMattersに掲載されたもの)