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★スズキ 2014年下半期〜5年で合計で30車種のニューモデル、リニューアルモデルを投入する計画。

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噂が出ていたGSR1000ですが、本当に発売するようです。

中低速トルクがただでさえ他のメーカーの1000ccと比べて太いスズキのGSX-Rエンジンベースだと、痛快なストリートファイターになりそうですね。

そしてなにより、向こう5年で合計で30車種のニューモデル、リニューアルモデルを投入!これは熱いですね。

(※2015/08/21追記 その後GSX-S1000と名称が変わりましたね。)

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日本からの情報によると、GSR1000と呼ばれるであろう新しいバイクはGSX-R1000の999cc182馬力の水冷4気筒エンジンを、ネイキッドポジションに最適化したシャーシに搭載して発売される。このモデルのライバルとなるのは、Aprilia Tuono V4R、BMW S1000R、カワサキ Z1000などである。

 

スズキが主力モデルのスーパースポーツを元にしたネイキッドバイクをリリースするのは、2012年に販売目標を達成出来なかったGSX1300 B-KING以降初めてだ。

時代を遡ると、1977年に発売したGS1000がある。その他には悪名高いTL1000S、パフォーマンスとしてイマイチだったSV1000などがある。

 

最近のモデルであるGSR750は名車のGSX-R750のDNAを受け継いだという触れ込みだったが、そのパフォーマンスやシャーシの作りなどは貧相なものだった。

現在集まっている情報の内容から判断すると、この新しいバイクにそうした心配は不要のように思える。

スズキは新しいバイク GSR1000の存在を公式に認めていないが、ここ数ヶ月幾つかの情報源からリークしているスケッチ、デザインなどの情報はどれも一致している。

 

2012年のケルンモーターサイクルショーで、スズキは現在のラインナップに多くの時間と資金を投入してリニューアルしていく計画があることを明かしている。
先ごろ発表されたV-Strom1000がこの計画の一環だとすると、GSR1000以降も新たなラインナップが追加されると期待して良いだろう。

 

スズキは今まで小排気量のバイクを世界市場に数多く投入していくという戦略をとっていたが、今後はよりマージンが大きい大排気量のバイクを、成熟したマーケットに投入していくという戦略に転じたようだ。GSX-R1000のネイキッドバージョンというのはその戦略に完璧にフィットするモデルであると言えよう。

 

MCNが3ヶ月前にスズキ本社を訪れた際に二輪商品企画部マネージャーの中井氏が語った内容によると、2014年の下半期〜向こう5年のうちに合計で30車種のニューモデル、リニューアルモデルが発表されるとのこと。