気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★MotoGP2014 クラッチローのスズキ移籍の可能性は?

Sponsored Link

アッセンのレース前の段階の記事ですがスズキが熱烈オファーを出しているDucati勢とアレイシ・エスパロガロですが、どうやらDucatiライダーの中ではクラッチローが最有力候補でしょうか。
(アッセンのレース前の段階のMCNの記事です。)

f:id:teletele916:20140629013027p:plain

スズキがカル・クラッチローにとって、Ducatiという名の地獄からの早期脱出のクモの糸となるかもしれない。

 

クラッチローのマネージャーのボブ・ムーアは、カタルーニャGPの間にスズキのMotoGPプロジェクトのマネジメントと接触した。

クラッチローの契約は2年であるものの、彼は途中で契約を打ち切るオプションの権利を持っているため、来シーズンからスズキに移籍する事が可能だ。

元ワールドスーパースポーツのチャンピオンであるクラッチローは、2014年の悪夢を受けて契約に関するスズキというオプションの可能性を認めている。

 

 彼は過去出場した6戦のうちで、わずかに2戦しかチェッカーフラッグを受けていない。

イギリス人ライダーとしてはバリー・シーン以来の最も成功したプレミアクラスライダーであったが、今年に関しては6位以上でレースを終えたのは一度だけだ。

スズキのMotoGPプロジェクトのボスのブリビオは、アンドレア・ドヴィツィオーゾ、アンドレア・イアンノーネ、アレイシ・エスパロガロといったライダーのマネージャーと話し合いを持ち、クラッチローのマネージャーであるボブ・ムーアとクラッチローの将来について話し合いを持っている。

 

2011年以来のスズキのMotoGPプロジェクトを牽引するブリビオは、MCNに「確かにカルと話し合いを持っています。スズキはファクトリーの2名に全力を注いで行くので、その環境がいかに素晴らしいかなどを話しています。」

 

「もちろん彼がDucatiで2015年も走る可能性はあるわけですが、彼がその契約を決める前に別のオプションを提示してみて、彼だったらどうするかな?と彼の気持ちで考えているんですよ。Ducatiに残るという選択を選ばないとすると、その選択は引退するなどではけして無いはずです。私が彼だったら、Ducatiで継続する前に自分に今どんなオプションがあるのか周りを見渡すでしょうね。だからこうして彼と話し合いを持っているわけですよ。」

 

ブリビオは、ドヴィツィオーゾやアレイシ・エスパロガロ、イアンノーネと契約の交渉をしていることを認めたが、スズキからの正式オファーを受けてイアンノーネがプラマックを辞めるという噂を否定した。

 

「我々はまだ、どのライダーに対しても正式なオファーは出していません。彼らに正式なオファーをしたとすると、どういった条件になるかという提示はしていますが、すべて口頭での話し合いですよ。Ducatiの3人は確かにスズキとしては興味があるライダー達です。候補者リストは何名ものリストではありませんが、けして2、3名のリストというわけでもありません。誰が最適なのかを見極めると同時に、スズキのチャレンジに共感して一緒にやりたいと思ってくれるライダーということが重要です。」

 

「我々は長いことMotoGPからは離れていたので、スズキの戦闘力を予想するのは難しいでしょう。スズキを信じてもらうしかありません。ですから我々もどのライダーがスズキのチャレンジを一緒に信じてやり遂げて来るのかを理解しなければいけません。」

 

ブリビオはスズキが他のチームとライダー獲得のための契約金の戦いの中で競い合えると自信を持っている。

「ライダー達には興味深い提案が出来ると思いますし、契約金の面でも競い合えると思いますよ。契約金は優先事項の一番上ではないですが、我々はファクトリーチームです。ですからそれに見合った金額を払います。でも契約金をプライオリティに置いた話はしたくありません。誰もが新しいバイクを見たがっているが、誰もそのバイクの実態がわからないという点で、状況としてはDucatiと似ているでしょうね。」

 

クラッチローは、アッセンの決勝前に「今のバイクで走る以外に今は来年の事は考えられないです。Ducatiで勝つこと。今はそれだけです。Ducatiに移籍したのは勝つためだし、今の段階ではその目標が果たせていません。良い時も悪い時もあります。Ducati以外のチームに移籍するとは言ってませんし、Ducaitにしても同じ気持でしょう。今は他のメーカーに移籍すること関心はありません。今は速く走ることだけを考えて、契約の事に頭を煩わせたくないんです。契約について悩んでいても、速くは走れないし、コーナリングが良くなったりブレーキングが良くなったりはしませんからね。」と語っている。