★MotoGP2014 スズキ カタルーニャテスト後のインタビュー
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2015年にMotoGPに帰ってくるスズキ。カタルーニャGPの後のテストのインタビューです。
ダビデ・ブリヴィオ
「今日の一番のメインの作業はエレクトロニックでした。最後にヨーロッパでテストをしたのは2013年のバルセロナでしたね。我々のバイクもその間に大きく進化しましたが、エレクトロニクスも同様に物凄い変化を遂げました。昨年までは三菱製を使用していたわけですが、今年からMagneti Marelli製を使用しています。これはやはり非常に大変で、三菱の時に出ていたセッティングをMagneti Marelliで新たにセットアップをしていくわけですからね。三菱でかなり良い所まで来ていたので、まずはそのレベルに達する事が必要です。」
「とはいえ、まだまだ時間はたっぷりありますし、皆が知っているコースでセットアップ作業は進められています。今のところの進捗はノーマルと言えるでしょうかね。セパンではこのMagneti Marelliを使用したテストがしっかりと出来なかったのでね。オースティンやアルゼンチンではしっかりとしたテストが出来ませんでした。ようやくヨーロッパラウンドであるバルセロナに来て、ムジェロ、アラゴン、ヴァレンシアというチーム皆が良く知っているサーキットに来たわけです。これだけ日数があるので、すべてをしっかりとしたセットアップにしていくことが可能だと思っています。」
「今後は異なったスペックのエンジン、シャーシを試して行く予定です。今後も新しいパーツを試して最適な車体を作っていきます。9月〜10月には前述の新しいエンジンやシャーシが出来てくる予定なので、それをしっかりとテストしていきます。とりあえず現状のゴールは最終戦のヴァレンシアに向けて良いパッケージを作り上げることです。」
ドプニエ
「多くのテストをこなしました。オースティン、アルゼンチン、フィリップアイランドは結構良い形で進みました。とにかく色々な物事をテストする必要がります。サスペンション、パワーデリバリー、エンジン、ブレーキ、シャーシなどね。セパンテストではかなり良いテストが出来たと思っています。現状はパワーデリバリーに少し苦戦しています。スムースなエンジン特性と良いエレクトロニクス特性を見つけるのに手間取っています。」
「トップライダー達から比べると遅れているのは当然とはいえ、自分達が予想していた状態からは遥かに遠い仕上がりです。でもチームは皆頑張ってますし、自分に良いバイクを作って乗せようとしてくれています。今までMagneti Marelliのエレクトロニクスを良いコンディションでテストすることが出来ていないので、今回はこの部分にフォーカスしています。というのも、この部分を改善しない限りはなんともならないですからね。テスト最終日に向けても同じ方向で行きますよ。この問題は早いところ解決する必要がありますからね。」