★2014MotoGPヘレス 決勝前のインタビュー
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明日のレースに向けた各ポール選手のインタビューです。
マルク・マルケス
「ポールが取れると思っていなかったので嬉しいですね。特にヘレスは暑かったので苦戦しました。最後の作戦が効きましたね。レースではペドロサもロレンゾも速いので、何とか着いて行きたいと思います。今日の午後のラップはホントに暑くてタイヤにも厳しい状態ですね。明日はダニが最も強いライダーになると思いますね。ここヘレスはカレンダー上でまだ勝利していないサーキットなので、なんとか勝ちたいですね。」
ホルヘ・ロレンゾ
「少しづつ調子を上げて来ています。ライディングもフジカルコンディションも良くなってきているので、もっともっと調子を上げていきたいです。一周目からいいペースで行きたいですね。リヤのグリップが非常に難しいので2位は明日に向けて良い結果ですね。FP4ではリヤがかなり滑りだしてしまったんですが、集中してレースシュミレーションが出来たことが明日に向けてポジティブな話題です。そういった走行をしていたのはうちだけでしたね。27周までタイヤが本当に保つのかどうかはわかりません。ただ毎周ベストを尽くすだけですね。」
ダニ・ペドロサ
「昨日からだいぶ進歩しましたね。1回目の1本目のタイヤでは微妙でしたが、2回目のセカンドタイヤでは良いタイムが出せました。全員がここでのタイヤのグリップには苦戦してますね。明日は全力をつくしますが、レースでは何が起こるかわかりませんからね。コンディションが変わる中でタイヤのマネジメントに気を使わけですからね。アルゼンチンではソフトタイヤを選択していたライダーがレース序盤では早く、1周目、特にコーナーで抜きにくい状態でした。良いスタートをして彼らの前に行くことが非常に重要ですね。」
以下、各ジャーナリストからの質問です。
Q
「最終周の最終コーナーは非常に重要だと思いますが、過去の件については?」
「最終周は非常に重要ですね。レースで何が起こるかわかりませんから。逆の事が起きるかもしれません。」
ペドロサ
「マルクをブレーキングで抜くのは難しいですからね。でもレースでは何が起こるか最後までわからないので、どうなるか?というところじゃないですか」
Q
「引退したライダーによると、2台のバイクが全く同じフィーリングになることはないと思いますが、2台のバイクは完璧に同じセッティングだったんですか?」
「2台とも結構感触はイイですよ。セットアップは完全に同一ではありません。少しだけ2番めのほうが良いかな。オレンジのほうね(笑)だからこそ、どちらがより良いかを試すわけです。」
Q
「このトラックが得意な理由は?」
ペドロサ
「なんででしょう?単純に好きなんですよね。ここで走るのが本当に楽しいんです。」
Q
「マルケスはなぜこのトラックが苦手なんですか?つまり、他の選手に比べての話ですが。。」
「う~ん。他の選手がここではいつもより速いんですよね。凄くプッシュしてるんですが、何故か普通のタイムになってしまうんです。2列目で悪いスタート、ペースだったりすると少し心配ですけどね。ただここでは皆タイヤが厳しいし、ほとんど同じレベルだと思います。」
Q
「3台のマシンを使うというのは、最後の数分間の決断だったということですが。。」
「FP4とQ1の間に決定しました。FP4のタイヤパフォーマンスがファーストラップほど良くなかったので、試してみようということになりました。もしかしたら将来的に皆やるかもしれませんね。」
Q
「3人のスペイン人ライダーがいるわけですが、明日の決勝に向けてどう思いますか?」
「グランドスタンドも凄い盛り上がりですね。ファンはスペイン人の誰かに勝ってほしいと思ってるんじゃないですか?」
ロレンゾ
「トラックが満杯ですね。でも誰が一番勝ちたいと思っているかと行ったらロッシじゃないですか?」
ペドロサ
「土曜の時点で凄く暑くて、その暑さの中集まってくれているファンには本当に有難いですね。彼らの為にも良いレースをしたいですね。」
Q
「3人とロッシのペースは凄く接近していますが、どのようなレース展開だと思いますか?」
「明日はとても難しいレースになると思います。いつもより皆のペースが速いですしね。ロッシが凄く強いですよね。明日はどうなるかわからないですけどペドロサにも注意を払って走行しないとマズイですね。」
ロレンゾ
「正直言ってわからないですね。今までの流れとは違ったレースにしたいですね。」
ペドロサ
「とにかくレースを楽しみたいですね。良い結果を目指しますが、皆強いですからね。」
Q
「最後のコーナーで横並びだった場合、去年のような出来事は起こりえますか?」
「場合によりますね。(苦笑)今回はロレンゾのほうが強いから、並べないかもしれませんが。。」
Q
「このサーキットでは2006年からポールtoウィンが無いんですが、あなたはそれを変えられると思いますか?」
「もちろん挑戦しますよ。ただ、明日優勝出来なかったとしても、それほど悲劇ではないですね。重要な事は表彰台に乗ることです。ロレンゾもペドロサも僕よりも速いですからね。」
Q
「マルケスはペドロサが明日勝利する中での最大の障壁だと言ってますが、どう思いますか?それともこれも一つの心理戦だと思いますか?」
ペドロサ
「気にしません。自分の感心事はとにかく自分のレースをすることです。もちろん常に勝ちたいですよ。」